(リリース引用)
新型コロナウイルス感染症制御における「換気」に関して
緊急会長談話
厚生労働省の新型コロナウイルス感染症対策専門家会議が 2020年3月9日に公表した「新型コロナウイルス感染症対策の見解」[1]、及び首相官邸、厚生労働省が2020年3月18日に公表した「密をさけて外出しましょう!」[2] というチラシに換気の悪い密閉空間という記述があり、 一般社団法人日本建築学会や公益社団法人空気調和・衛生工学会の室内環境を専門とする会員に換気に関する問い合わせが寄せられています。
新型コロナウイルスに対する換気の効果に関しては、西浦らが、これまでの感染発生事例をもとに、一人の感染者が生み出す二次感染者数を分析したところ、感染源が密閉された(換気が不十分な)環境にいた事例において、二次感染者数が特徴的に多いことが明らかになっています[3]。厚生労働省もこの結果を引用しています[4]。
窓開け換気は理解しやすいものの、多くの現代的な建築物では空気調和設備や機械換気システムが利用されています。両学会は「換気」に関する正しい知識や運用方法を提供して行くことを表明致します。
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