(リリース引用)
建設業界における人手不足、「2024年問題」影響の緩和に向けて、エレベーター据付作業を半自動化し、工期を短縮する新技術を開発
株式会社日立製作所(以下、日立)と株式会社日立ビルシステム(以下、日立ビルシステム)は、このたび、エレベーターの据付作業の工期を短縮する新技術として、「据付位置調整装置」を開発し、最新の標準型エレベーター「アーバンエース HF Plus(エイチエフ プラス)」の据付作業において運用を開始しました。これにより、建設業界における慢性的な人手不足や、2024年4月1日から建設業界において適用される時間外労働の上限規制に伴って工期の長期化などが懸念されている「2024年問題」の影響の緩和をめざします。 今回開発した「据付位置調整装置」は、エレベーターのスムーズな上下移動に欠かせないガイドレールの設置時の位置調整作業を半自動化する「レール位置調整装置」と、エレベーターの乗場のシル(敷居)を建屋の床の高さに水平に設置する作業を半自動化する「シル位置調整装置」で構成されます。本装置の適用により、経験の浅い技術者でも早く正確に作業を行うことが可能となり、当該作業の作業時間を従来比で約30%低減します。
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