Page 1048 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ 会議室に戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼特定設備建築士の創設で 裕次郎 06/10/10(火) 9:00 ┣Re:特定設備建築士の創設で たこす 06/10/10(火) 10:50 ┃ ┗Re:特定設備建築士の創設で 裕次郎 06/10/10(火) 11:10 ┃ ┗Re:特定設備建築士の創設で masa 06/10/11(水) 2:06 ┃ ┗Re:特定設備建築士の創設で 雅彦 06/10/11(水) 7:28 ┃ ┗Re:特定設備建築士の創設で たこす 06/10/11(水) 19:40 ┃ ┗Re:特定設備建築士の創設で やま 06/10/12(木) 9:09 ┃ ┗Re:特定設備建築士の創設で masa 06/10/12(木) 11:09 ┃ ┗Re:特定設備建築士の創設で やま 06/10/12(木) 11:59 ┣難しいコトはわかりませんが。。。 ぼぅちゃん 06/10/10(火) 11:01 ┃ ┗Re:難しいコトはわかりませんが。。。 匿名 06/10/10(火) 13:21 ┣Re:特定設備建築士の創設で けろ 06/10/10(火) 20:09 ┃ ┗Re:特定設備建築士の創設で 裕次郎 06/10/10(火) 21:02 ┃ ┣Re:特定設備建築士の創設で けろ 06/10/10(火) 22:12 ┃ ┗Re:特定設備建築士の創設で masa 06/10/11(水) 2:09 ┣Re:特定設備建築士の創設で JUNK 06/10/11(水) 0:27 ┃ ┗Re:特定設備建築士の創設で 雅彦 06/10/12(木) 0:59 ┃ ┣Re:特定設備建築士の創設で けろ 06/10/12(木) 2:24 ┃ ┗Re:特定設備建築士の創設で JUNK 06/10/12(木) 18:57 ┃ ┗Re:特定設備建築士の創設で 雅彦 06/10/12(木) 20:03 ┃ ┣Re:特定設備建築士の創設で zuka 06/10/13(金) 17:37 ┃ ┗Re:特定設備建築士の創設で JUNK 06/10/13(金) 23:10 ┗Re:特定設備建築士の創設で masa 06/10/11(水) 2:18 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 特定設備建築士の創設で ■名前 : 裕次郎 ■日付 : 06/10/10(火) 9:00 -------------------------------------------------------------------------
フォーラムのMLで設備団体からの要望が上がったというので、早速見たけれど、疑問が有りすぎです。 設備設計をするものが建築のことを知っているのが当たり前だと思っていたけれど、文面を見ると、設備だけの専門知識だけで建築士の受験資格を与えて欲しいというのはあまりにも横暴なやり方じゃないでしょうか? 一級建築士の受験資格がそんなに甘いものじゃないのは受験したものでないとわからない。それを、設備の一定の実務を経験したから、一級建築士の受験資格を与えてくれとは・・・・ 工業高校を出て、2級建築士の資格、実務を経験して1級建築士の受験資格を得るか、大学で建築の勉強をしてから、2年の実務を経験してやっと1級建築士の受験資格をえられ、それでも、1級建築士の合格者は10%程。医者や、司法よりも難関なのに、そんなに簡単に受験資格与えてよろしいのか? そういう私も大学を何とか出て、3度目の挑戦でやっと1級建築士の資格を手に入れたひとりです。 建築設備士にしたって、業界の金儲けのための資格としか思えないのだけど。 何年かに1回、講習を受けないと更新できないとか、今回も、結局は講習することを前提に国土交通大臣に提言しているのを見ると、困った奴らです。 建築設備士が1級建築士の受験をしても、コンクリート強度や、構造の理論わかって居るとも思えないし、鉄筋の組み方どれがだめで、どれが正しいか判断できますか? 支保工って何か知っていますか? 業界も、もう少し慎重に物事考えて欲しいものです。 |
以前同じような話題になった事があったと思いますが。。。 裕次郎さんがおっしゃってる逆の場合も同じ議論になると思います。 一級建築士にキャビテーションって何か分かりますか?排水管のつなぎ方はどれが正解ですかと問いだしてるのと同じでしょう。確かに、設備6団体の意見は無謀な所もあります。しかし、大学機械科又は電気科卒で業界に入ってきた場合、特に設備設計事務所勤務であるといくら実務経験を積んだところで、所詮設備分野での実務経験しか積めません(建築士が居る事務所除き、設備を専門に商っている事務所)。ですから、2級取得して設備の実務経験積んで受験しろって言うのであれば、実務経験を積んで取得した建築設備士にはせめて1級建築士の受験資格位与えても良いのではないですか?おっしゃってる様に難関であれば合格者が急増する事もないでしょう。ただ、現設備士が1級建築士を取得すると1級建築士が増えて仕事の取り合いが激しくなると思われます。だから反対されているのかと思ってしまいます。個人的には意匠・構造・設備の3権分立が長期的視野で一番妥当かと思ったのですが、国交省が面倒なのでしょう。責任を一個所に取らせる方が楽だし。ちなみに大学機械科では、構造力学を必修で習います。意外と構造の事分かってる設備士も少なからず居ると思います。 |
資格を与えるな、と極論したつもりもないのですが。誤解を与えたのならごめんなさいね。 機械科に構造の課程があったのは知りませんでした。それでも、建築設備士の資格は、電気設備で取る方もいらっしゃるようですが、そちらの方はどうなのでしょうか? 新一級建築士が「設備専門」と「設備を含めた建築全般」に別れれば建築設備士にも新一級建築士の受験資格与えても良いと思います。 建築の専門知識の上に設備の専門知識を持った建築士と。 機械・電気の専門の知識だけを持った建築士の差別化を図らないと後々問題が出てきそうにも思えます。 ただ、どちらにしても建築士の資格が設備団体の「金儲け」の道具になるのだけは勘弁してもらいたいものです。 |
とりあえず、設備設計を一級建築士以外できないことが問題です。 この問題をどう考えていますか? |
>とりあえず、設備設計を一級建築士以外できないことが問題です。 >この問題をどう考えていますか? 一級建築士をとれば住む問題です。 建築設備士よりはるかに簡単だ、とさんざん言っていた人たちが多いのでそう難しいことではないでしょう >電気・機械科出身の人に一級建築士の受験資格がないのはどうしてですか? >受験して受からないのは自己責任ですが? たしかにこれは問題です。今までなにもしてこなかった設備各団体にも問題があるでしょう。 私は設備で飯を食っておりますが、一時期プラント工事をしたときに、建築設備は建築工事だと認識を新たにし、中卒の資格で2級を、そして一級建築士をとりました。 高専の電気工学科卒ですから・・・ 設備業界は今まであまりにも建築の資格に無関心であった。それが大きな間違いだったと思います。 各設備団体のトップの人たちは、自分達が大将になれる小さな団体に安住していたかったんじゃなかったのでしょうか? 私は横からそのように見て降りました。 裕次郎さん。お気持ちよく判ります。 一級建築士というと、知らない人は設備界の人とはみてくれないですから・・・(笑) |
そうです。早い話一級建築士取ればいいんです。ただ、若い技術者は俄然やる気を無くす話ですね。 今まで会社から取得しろと言われ勉強してきた建築設備士の資格は一体何だったの?大学選択時から設備業界を志し、建築設備の技術者として最短コースと思われる機械科や電気科に進んだのが仇になってしまう訳です。 結局は二級から受験するわけですから。人生の選択ミスor国による軽い詐欺?? まあ、今の意匠屋にでかい顔されるのが嫌だから是が非でも一級取りましょう。 となると設備各団体は不要になりますね。 そして、役人の天下り先がごっそり無くなる訳だ。それはそれでいいかも。 |
若い技術者にも俄然やる気が出る人もいると思いますが・・。 二級から取ったとしても建築系大卒の受験可能年齢より2年 遅れるだけですので、あきらめムードを醸し出すより若い 技術者を激励するようにしては如何でしょうか。 |
二級建築士受験まで、実務経験7年、二級合格後一級建築士受験まで実務経験4年かかるので、7+1+4=12年以上かかります。 建築・土木の学科出身者は大卒で実務経験2年ですから、電気・機械系の大卒とは10年以上差があるのでは? |
そうですね。 書き足りない事がありました。 中卒(若しくは機械系高卒、さもなくば中卒に見立てた非建築系大卒等) の場合でした。 (この場合の「見立てた」は良識ある社会人は真似しないでください) また、2年と書きましたがおっしゃる通り3年差ですね。 注意深くない記載ですみません。 建築系大卒で受験可能年齢25歳(経験2年)としますと、中卒2級経由 受験可能年齢は最短28歳(経験12年)、これが非建築系大卒なら 35歳(同じく経験12年)となります。 脂が乗って丁度いい年齢では無いかと思いますが・・。 何れにしても建築士の上位資格と言っても過言ではないと思う建築設備士が 最低でも建築士受験資格に採用されるべきだとは、私も感じて居ります。 若い技術者に対しては悲観的言葉より希望の持てる(持てそうな)言葉を 多く掛けてやりたいものです。 |
私たち設備屋が描いた設備図面の下に 『△級建築士 第×××号 ○田○雄』 と入っていなければ、 世間で通用しないっていうのは 以前から腑に落ちなかったです。 私は元々建築士ですが、今は設備屋で働いています。 やはり設備屋さんの方が断然設備に強い訳で この上下関係というか。。。見ていてイライラします。 確かに建築士の試験は甘くないとは思いますが、 あくまでも受験資格を与えてほしいというお話ですよね。 受験資格があっても、やはりそれなりに対策をとらなければ 取れない資格だと思いますし、 私は受験資格を与える方に賛成です。 |
コンクリートもまともに打設出来ない建築屋さんがいる時代だからしょうがないかもしれませんが、一人でオールマイティに全てが分かるほど建築の世界は狭くないと思いますが。 私としては、逆に全ての人に受験資格があるほうが正しい試験だと思っています。大体受験に資格制度がある場合落ちる人の頭の中にが見てみたいと思っています。殆どの場合、落ちるべくして落ちているか、試験が何を聞いているか判らない人、(資格試験は受かるための試験で競争試験ではないのですから)単純に言えば答えが分かっているのに答え方が悪いためと言うことです。 本来ならば受験資格など決めずに、受けたい人は全て受けさせ、試験を難しくすれば本来の実力が判定出来ますが、なぜそうしないかは、単純に業界の内部の利益を守るためと、いかにも格付けがあるように誤解させるためでしょう。 又試験制度がはやるのは、関連団体の受験料による利益確保が大きいとしか考えられません。 余り長く書くと愚痴ばかり出てくるので此のへんで・・・ |
「設備六団体の要望」は、確かに疑問だらけです。 でも、それは置いといて。 一級建築士試験が大変なのは、よお〜〜くわかります。 じゃあ、その試験を通った裕次郎さん、 空調の設計が出来ますか? 通信の設計が出来ますか? できませんよね。 建築家を目指して資格を取得した一級建築士は、普通そうですよね。 意匠設計をやる人は、設備や電気の設計なんか知らなくてよくて、 (製図試験の内容を見れば、わかりますよね。) 設備設計や電気設計をやる人は、意匠や構造の事も知らなくてはダメ。 意匠図も描けなきゃダメ。 「特定設備建築士」を一級建築士前提にするって、そういうことですよね。 意匠設計をわかっているひとはエラくって、 意匠設計をよくわからない設備屋・電気屋は、レベルの低い人間。 そういう低レベルの人間に「建築士資格」を与えてやるなんて、 いやいや、受験資格を与えることだって、とんでもない。 なんか、そういう風に聞こえてしまうんです。 意匠屋さんたちの論調って。 設備側から言うと、逆なんです。 設備設計や電気設計が出来ない一級建築士に、 設備設計や電気設計の権限があるのがおかしい、って。 建築士法第2条の「設計」「設計図書」には、当然設備や電気も含まれて いますけど、建築士の実態はハンコ押してるだけです。 そこら辺の意思疎通と共通認識がが、意匠屋さんと設備屋さんの間に無いので、 こんなこと(特定設備建築士創設)になっちゃったんだと思いますけど。 |
(^_^;)\(・_・) オイオイ >一級建築士試験が大変なのは、よお〜〜くわかります。 >じゃあ、その試験を通った裕次郎さん、 >空調の設計が出来ますか? >通信の設計が出来ますか? >できませんよね。 >建築家を目指して資格を取得した一級建築士は、普通そうですよね。 いえいえ、私、設備設計(空調衛生・電気まで)ひとりできますよ。 (空調負荷計算、電圧降下計算もやります) もちろん、建築の設計だって時々やっています。 >意匠設計をやる人は、設備や電気の設計なんか知らなくてよくて、 >(製図試験の内容を見れば、わかりますよね。) >設備設計や電気設計をやる人は、意匠や構造の事も知らなくてはダメ。 >意匠図も描けなきゃダメ。 打合せに行っても、設備の知識のない意匠屋さん多すぎて困ってます。 >「特定設備建築士」を一級建築士前提にするって、そういうことですよね。 もちろんそれが正論だと思います。 >意匠設計をわかっているひとはエラくって、 >意匠設計をよくわからない設備屋・電気屋は、レベルの低い人間。 >そういう低レベルの人間に「建築士資格」を与えてやるなんて、 >いやいや、受験資格を与えることだって、とんでもない。 >なんか、そういう風に聞こえてしまうんです。 >意匠屋さんたちの論調って。 そんなつもりはないのですが、「建築士」という名前が付いていますので 建築の専門の知識は当然あってしかるべきだと思います。 たとえば、医療従事者の看護師が、明日から医師の国家試験受験資格あげますよ と言っているのと同じように聞こえるのです。 >設備側から言うと、逆なんです。 > >設備設計や電気設計が出来ない一級建築士に、 >設備設計や電気設計の権限があるのがおかしい、って。 直前にも書きましたけど、そういう傾向って多かれ少なかれ有るのは認めます。 看護師でも、医師より専門知識の豊富な方も居ますしね。 >建築士法第2条の「設計」「設計図書」には、当然設備や電気も含まれて >いますけど、建築士の実態はハンコ押してるだけです。 > >そこら辺の意思疎通と共通認識がが、意匠屋さんと設備屋さんの間に無いので、 >こんなこと(特定設備建築士創設)になっちゃったんだと思いますけど。 まー、もう少し設備業界と国土交通省のやりとりを見守るしかなさそうですね。 |
>いえいえ、私、設備設計(空調衛生・電気まで)ひとりできますよ。 >(空調負荷計算、電圧降下計算もやります) >もちろん、建築の設計だって時々やっています。 失礼しましたぁっ。 そういう御仁とはイザ知らず、ご無礼を申しました。 フツーのエラそーな意匠屋さんかと思って、つい、つっかかってしまいまいた。 でもでも、裕次郎さんみたいな人って、ものすごく珍しいですよね。 一般的な「一級建築士」は、そうじゃないです。 >たとえば、医療従事者の看護師が、明日から医師の国家試験受験資格あげますよ >と言っているのと同じように聞こえるのです。 それも悪くないと思いますけど。飽くまで「受験資格」なんですから。 国交省への答申内容だと、 「今度から、看護師は医師免許所持者の中から選ぶことにする。看護師をやりたい者は、まず医師免許を取るように。」 てなことと同様になってます。 「え〜っ?じゃあ、今いる看護師はどうしたらいいの?」 「知らん。看護だって医療行為なんだから、最低限の医師の知識は必要じゃ。医学部行って勉強して来い。」 「薬剤師も、レントゲン技師も、作業療法士も、理学療法士も?」 「当然。すべて医療にかかわる行為であるから、医師の独占業務だ。皆、医師資格保持者がなるのだ。」 「掃除のおじちゃんも、厨房の賄いさんも、駐車場係も、売店のレジも?」 「医療機関に従事するなら、やはり医師でなければならない。」 「うひょ〜〜。」 >まー、もう少し設備業界と国土交通省のやりとりを見守るしかなさそうですね。 もう、設備業界は白旗あげてますね。 「お願い。今までどおり仕事してても、建築士法違反で逮捕しないでね〜。」って。 これからは、「建築士の時代」。 建築士の受験資格さえ無い設備屋・電気屋は、退却〜〜〜。 (「やわらか建築士」なんて、認められませんかね。) |
電気・機械科出身の人に一級建築士の受験資格がないのはどうしてですか? 受験して受からないのは自己責任ですが? |
私は、この制度改革の結果として、設備士に受験資格を与えるのは大賛成なのですが、そもそも特定設備建築士を1級の上位資格になってしまったこと自体が反対でした。 なぜ、本来の建築設備士が目指した建築士と並列な位置づけの設備設計資格として、機能させることができなかったのか? 1つは、建築構造士がすでに1級の上位資格として存在したからでしょう 次に、建築設備技術者協会等の団体が、建築設備、建築設備士の地位向上に向けた活動をほとんど行なっていないことがあるでしょう(なぜ今回の検討委員会のメンバーになれなかったか) あとは、特定建築士の素案ができた際、建築士の上位資格であること自体への反対をあまりせずに、勝算もなしに建築設備士を特定建築士にスライドさせようという無謀な試みをしてしまった甘さです (建築設備士は建築設計の資格ではないので当然の結果です) もう流れを変えることはできません。 今後は、建築士を取ることで堂々と設計者となり、意匠建築士と対等な立場で設計を行なうということで、がんばるしかないということですね。 私はすでに建築士を持っていますが、単にステータスとして取っただけで、まさか設備設計に必要な資格になるとは思いもしませんでした。まさか、こんなことになるとは… 今年受けた建築設備士も受かった時にどういう役に立つかも気になるところです |
>1つは、建築構造士がすでに1級の上位資格として存在したからでしょう 本来、究極の資格として誕生したはずの一級建築士の質の低下が酷すぎる。と、云うのが上級の建築士を設定しなければならなくなった理由でしょう。 「足裏の飯粒論」という有名な言葉があるように、獲って見たからといっても、食うことができないほど価値が下落した究極の資格。 当初目指したのは、それさえ持っていればすべての設計ができるオ−ルマイティな資格のはずでした。しかし、建築の複雑さ、高度化とは反比例した建築士のレベルの低下。行き着くところは細分化、分業化しかなくなってしまいました。 ところが、既得権を放そうとしない建築士(会)。何一つ法で規定されていないにもかかわらず、闇(?)の既得権をもとに建築とは別物だ、と建築のことを知ろうとしない、設備、電気 もし、設備で姉歯まがいの事件が起こったら、何の資格も持たない設備設計事務所に指名権さえ与えていた行政側はどういう言い訳をするのでしょうか? 建築法関係に何の規定もない設計事務所を今まで、自由にさせておいて何の言い訳もできるはずが無いでしょう。 原点に返り、建築新制度の再構成。悪いことではないと思います。 しかし、既得権を楯に大した知識もない設備設計一級建築士が増えることも、それ以上に問題だと思いますが・・・ |
>何一つ法で規定されていないにもかかわらず、闇(?)の既得権をもとに建築とは別物だ、と建築のことを知ろうとしない、設備、電気 うーん、厳しい言い方ですが、その通りですね。 業界に入ったときには、「闇」であることを知りませんでした。 それに気付いて、二級をひとまず取得したわけで。 でも時代の進みは、更に速かった。一級取れるのが間に合うかどうか。 しかし、そういう設備、電気の人間を排除した場合、「建築の設計」が成り立つのか、という懸念もありますが。 >建築法関係に何の規定もない設計事務所を今まで、自由にさせておいて何の言い訳もできるはずが無いでしょう。 そういう意味では、「設備設計ができない意匠専業設計事務所」も同様に、駆逐されなければいけませんね。 >原点に返り、建築新制度の再構成。悪いことではないと思います。 小手先のその場しのぎ改正ではなく、「再構成」こそやってもらいたいと思います。それなら、大賛成です。 |
>本来、究極の資格として誕生したはずの一級建築士の質の低下が酷すぎる。と、云うのが上級の建築士を設定しなければならなくなった理由でしょう。 別に、意匠の上位資格ができたわけではないので、そうは思いません。 また、質が低下したというより、昔に低質に大量発行してしまったのかと。 >ところが、既得権を放そうとしない建築士(会)。何一つ法で規定されていないにもかかわらず、闇(?)の既得権をもとに建築とは別物だ、と建築のことを知ろうとしない、設備、電気 そもそも今回の素案を作成したのは、建築士会ではないので、既得権うんぬんは関係ないと思っています。 最もわかりやすくい原因は、姉歯構造設計士が一級建築士だったということです。 構造を専門にしている建築士が、技術的に構造をわかっていなかった。だから、構造をちゃんとわかっている建築士を選別しよう!設備も同じだ!という論理で、それは十分に理解できることだと思います。 問題はその後だったわけで… >もし、設備で姉歯まがいの事件が起こったら それが建築士だったら、同じ結果になったでしょう。もし建築設備士だったら、再試験議論や責任の明確化などが起きたでしょう。無資格者であれば、建築設備士以外は設計しちゃいかん!!という話になったと思います。 >大した知識もない設備設計一級建築士が増えることも ないと思っています。そのような結果になるためには、以下の2点が同時におきなければなりません。小さい事務所だと1は怪しそうな気もしますが、文書偽造の罰則を期待しまう。2は、最大値を建築設備士の合格者数と同等した場合、年間数百人程度なので、きっちりと審査してそんなことのないよう期待します。 1.管理建築士とグルになって実務経験を偽造する 2.実務経験の審査が実質スルー |
>また、質が低下したというより、昔に低質に大量発行してしまったのかと。 これを日本語では質が低下したと言うのではないでしょうか。 >そもそも今回の素案を作成したのは、建築士会ではないので、既得権うんぬんは関係ないと思っています。 当初出てきた案は、再試験を行ない不適格者はふるい落とす、、、と言う風なものであったはずです。 建築諸団体の猛反対で、現在のものに変わり、その根底となるものは、一級建築士という既得権益の擁護でしょう。 >構造を専門にしている建築士が、技術的に構造をわかっていなかった。 姉歯は構造計算を間違えたのではなく、偽装したのです。知っているからこそ偽装ができるのです。程度はともかくとしても姉歯は構造の判った建築士であり、知らなかったのは、それに疑問を持ちながらも見過ごしてしまった検査機関、管理建築士であり、本来は検査機関に対しても、それなりの対策を立てなくてはならないものが、全て建築士の問題として対処されようとしているのです。 それもまた、既得権益擁護のためと私には思えてなりません。 姉歯は故意ですが、未熟な建築士(?)による間違った計算書が提出されても、そのまま通ってしまう可能性があるわけですから・・・ >問題はその後だったわけで… >それが建築士だったら、同じ結果になったでしょう。もし建築設備士だったら、再試験議論や責任の明確化などが起きたでしょう。無資格者であれば、建築設備士以外は設計しちゃいかん!!という話になったと思います。 建築設備士は設計してもいいんでしょうか?(補助ではなく設計です) 法に則ると建築(設備も含めて)の設計が出来るのは建築士だけですから、無資格(建築設備士も含む)のものにはさせないように、、、そのための、今回の法により規定された建築士の誕生でしょう。 相当な政治力、圧力を持つ建築諸団体に押し切られて、簡単な講習や試験で新たな建築士が生まれないことを祈るばかりです。 |
雅彦さん。あなたのおっしゃるとおりだと思います。建築設備士は、試験の内容からも、建築設備設計の唯一の専門資格ですが、既得権堅持をもくろむ団体の力学で、業務権限を与えられずに今に至っています。 建築設備士に業務権限を与えない限り、設備設計を行うためには、建築士の資格が必要なわけで、建築士の下での専門資格で、設計を行うより、意匠、構造、設備が同等の立場であるほうが、設備または構造技術者の地位の向上になるし、建築設計の実情と合っていると思います。ただ、建築設備士の存在がどうなるかは非常に疑問ですが。 外国のアーキテクトとエンジニアの関係を求めたもろもろの団体の意見より、優れた制度になると思っています。新建築士法の運用では、元の木阿弥どころか、改悪にならないように祈っています。 |
>当初出てきた案は、再試験を行ない不適格者はふるい落とす、、、と言う風なものであったはずです。 >建築諸団体の猛反対で、現在のものに変わり、その根底となるものは、一級建築士という既得権益の擁護でしょう。 再試験に反対するのは自然の反応だと思います。再試験と専門建築士の創設は無関係。 >姉歯は構造計算を間違えたのではなく、偽装したのです。知っているからこそ偽装ができるのです。 偽装自体は、ソフトのオペレーションができれば十分できると思います。 当然、まったくわかってなければできないだろうけど。 >建築設備士は設計してもいいんでしょうか?(補助ではなく設計です) 私はそうなるべきだと思っていました。少なくとも建築士が設備設計をできるとは思いません。 ただし、設備系建築士はとうぜんできると思います。 >法に則ると建築(設備も含めて)の設計が出来るのは建築士だけですから、無資格(建築設備士も含む)のものにはさせないように、、、そのための、今回の法により規定された建築士の誕生でしょう。 法が定義する設計というもの定義が現状にあっていないというのが正解でしょう。そもそもあの委員会の委員長は、あの村上周三だったのに、なんでこうなったのか… 私は、建築士が既得権とか設計の権利をどうこうというより、明らかに設備団体の動きがおかしかったし、努力がまったく足りなかったというほうに不信感を覚えます。 >相当な政治力、圧力を持つ建築諸団体に押し切られて、簡単な講習や試験で新たな建築士が生まれないことを祈るばかりです。 同意と同時に、そうならないと信じてます。 |
受験資格が甘いのじゃなくて、試験が甘くないだけでしょう? 建築設備士の受験資格は平成14年度までは、大学卒業後実務経験8年でした。 建築設備士の受験資格は甘かったのでしょうか? |
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