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 ▼油配管の改修方法について  そうた 06/4/5(水) 18:29
   ┣Re:油配管の改修方法について  つなぎの水道屋 06/4/5(水) 21:52
   ┣Re:油配管の改修方法について  ぶりじ 06/4/6(木) 16:56
   ┃  ┣Re:油配管の改修方法について  stein 06/4/6(木) 19:40
   ┃  ┗Re:油配管の改修方法について  そうた 06/4/6(木) 22:05
   ┗Re:油配管の改修方法について  現場代理人の勉強中 06/4/14(金) 17:10

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 ■題名 : 油配管の改修方法について
 ■名前 : そうた
 ■日付 : 06/4/5(水) 18:29
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   私の担当現場にて発電機給油用配管のルート変更が必要になり、
前任者の切断方法が悪く、切離しになっています.
他の継手とは溶接にて接続されていますが、今回の改修では
油が配管表面についているため溶接では引火の恐れがあります.
無火気にて圧力系の配管をつなぎ合わせるのはどんな継手が
あるのでしょうか?ちなみに配管はSGPです。

設計事務所ははめ込む系(MD継手、ストラブカップリング)はNGだと言っています.
何かいい方法はあるのでしょうか?

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:油配管の改修方法について  ■名前 : つなぎの水道屋  ■日付 : 06/4/5(水) 21:52  -------------------------------------------------------------------------
   >設計事務所ははめ込む系(ストラブカップリング)はNGだと言っています.
 どう言う理由でいけないのかわかりませんが、もし耐油が問題であれば、標準の
EPDMではなくNBRやFKM(メーカーに確認してください)で設計事務所と話してみては?

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:油配管の改修方法について  ■名前 : ぶりじ  ■日付 : 06/4/6(木) 16:56  -------------------------------------------------------------------------
   溶接するしかないんじゃないでしょうか?
簡単に繋げる継手はありますがNGと言うことは
溶接しなさいと言っていると思います。

配管に油が付いていると言うことですが中和剤を使って
引火しないようにする事が出来ます。
私も経験ありますが配管洗浄がきちんと出来れば
大丈夫です。
あとタンク等との接続部をはずすのを忘れずに。
溶接の火花は意外と走ります。

中和した油などの処分(産廃処分)が手間ですが
溶接するしかないのではないでしょうか?

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:油配管の改修方法について  ■名前 : stein  ■日付 : 06/4/6(木) 19:40  -------------------------------------------------------------------------
   元工場設備屋です。

>溶接するしかないんじゃないでしょうか?
>配管に油が付いていると言うことですが中和剤を使って
>引火しないようにする事が出来ます。
>私も経験ありますが配管洗浄がきちんと出来れば
>大丈夫です。
おっしゃるように
燃料配管でも、配管内を十分洗浄して養生をしっかりやれば火災にはなりません。

工場などで溶接工事のために燃料配管を洗浄する場合は、
先ず、あらかた油を抜いてから、フラッシングして配管内の残留燃料を吹き飛ばします。
次に、溶剤を流して配管内壁に付着した燃料を溶かし、再度フラッシングします。
最後に、水を流して、残った燃料や溶剤を洗い流します。これでOKです。

養生ですが、
>あとタンク等との接続部をはずすのを忘れずに。
>溶接の火花は意外と走ります。
これは大事なことです。
配管であれ設備であれ、溶接する管とは完全に切り離すことが絶対条件です。
配管を繋いだままバルブだけを閉じて溶接し、爆発事故になった事例が多数あります。
延焼を極力抑えるため、管径が50A以下であれば、
溶接部から20cm以上離れた管内に、水を滲みこませたウエスを押し込んで栓をします。
勿論、管の温度が過大に上がらないよう、溶接は、休み休みします。
さらに安全のため、管の溶接しない端から不活性ガスを流し込むこともあります。
その他、付近の養生など細かな注意事項もありますが、省略します。

蛇足かもしれませんが、考え方としては、
自分が安全面で自信のない危険物配管の溶接工事はしないようにしましょう。
これも大事なことだと思います。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:油配管の改修方法について  ■名前 : そうた  ■日付 : 06/4/6(木) 22:05  -------------------------------------------------------------------------
   皆さんどうもありがとうございました.
設計事務所の方と検討します.

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:油配管の改修方法について  ■名前 : 現場代理人の勉強中  ■日付 : 06/4/14(金) 17:10  -------------------------------------------------------------------------
   >私の担当現場にて発電機給油用配管のルート変更が必要になり、
>前任者の切断方法が悪く、切離しになっています.
>他の継手とは溶接にて接続されていますが、今回の改修では
>油が配管表面についているため溶接では引火の恐れがあります.
>無火気にて圧力系の配管をつなぎ合わせるのはどんな継手が
>あるのでしょうか?ちなみに配管はSGPです。
>
>設計事務所ははめ込む系(MD継手、ストラブカップリング)はNGだと言っています.
>何かいい方法はあるのでしょうか?

たまに皆さんの意見を拝見させてもらってました。
初めて投稿させてもらいます。
経験上(自分がようせつしました)配管を洗浄せずに溶接する方法がありますよ
(洗浄とかは配管ルートが長いと大変な作業になると思いますので)
みなさんの言うとおり、片側の接続部は開放にしておいて
窒素を使ってフラッシングして油を抜いた後に窒素を流しながら
TIGで溶接すると引火もせずに溶接できますよ。

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