Page 1497 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼SUS管の現場溶接 ケミカル 08/4/2(水) 16:36 ┣Re:SUS管の現場溶接 よろつべ 08/4/3(木) 13:00 ┃ ┗Re:SUS管の現場溶接 ada 08/4/5(土) 21:08 ┣Re:SUS管の現場溶接 こてつ 08/4/3(木) 13:36 ┗Re:SUS管の現場溶接 ケミカル 08/4/9(水) 9:21 ─────────────────────────────────────── ■題名 : SUS管の現場溶接 ■名前 : ケミカル ■日付 : 08/4/2(水) 16:36 -------------------------------------------------------------------------
お世話になります。 ステンレス配管の現場溶接でバックシール無しで施工した場合 漏れると言われたのですがどうなのでしょうか? 施工要領、管理ポイントなど御存知の方いらっしゃいましたら 教えてください。 よろしくお願いします。 |
漏れるかと言われればそれなりにちゃんとすれば漏れは無いと思いますが、バックシールドしないことで裏面が酸化した場合「花咲き」という状態になり強度が低下するだけてはなく成分自体が炭化してしまいます。 正式にはバックシールドといいます。 またただガスを当てればいいわけではなく常時適正な圧力を維持するように管理する必要がありますし専用の器具もあります。 私はアルゴンしか使用したことがないのでよくわかりませんが不活性ガスなら問題はないはずです。 なお溶接ガスにヘリウムガスを使用すると溶け込みが深くなります。 |
>私はアルゴンしか使用したことがないのでよくわかりませんが不活性ガスなら問題はないはずです。 不活性ガスの中でもN2を使用した場合には微量ですが窒化膜が出来てしまい、それがパーティクル発生 要因になるため、清浄度の要求がある配管には使用不可になっているはずです。清浄度の要求がなけれ ば恐らく問題ないと思います。 |
こんなサイトがあります。かなり読みごたえがありますが、まあ 読んでみて下さい。 (手持ちのどの文献よりも詳しいです) 接合・溶接技術Q&A1000 ↓ http://www-it.jwes.or.jp/qa/sitemap.jsp この中の、4つのQ&Aにシールドについて書かれています。ガスの使い分けも記載があります。 ↓ http://www-it.jwes.or.jp/qa/details.jsp?pg_no=0050010100 http://www-it.jwes.or.jp/qa/details.jsp?pg_no=0070040050 http://www-it.jwes.or.jp/qa/details.jsp?pg_no=0060050160 http://www-it.jwes.or.jp/qa/details.jsp?pg_no=0060050190 このうち、2番目の「シールドガスの種類と役割について」の回答に書かれている以下の文章 「最近では炭酸ガスのみで溶接ができるステンレス鋼用フラックス入りワイヤを用いる溶接が主流になってきている。」 とはMIG溶接のことで、工場溶接で半自動溶接です。この溶接法の場合、フラックスで裏面までカバーするため、バックシールドはしていないと思います。 現場溶接で用いる手動溶接のTIG溶接ではバックシールドは必須です。 理由はよろつべさんが書かれている通りです。 |
皆様ありがとうございました。 SUSはむずかしいですね。 ねじ込みもなんとなく怖い(私の思いこみかもしれませんが・・・)し なかなか悩ましいです。 |
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