Page 1805 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼受水槽 電極長さ まんもすまん 09/9/23(水) 0:27 ┗Re:受水槽 電極長さ masa 09/9/23(水) 12:33 ┗Re:受水槽 電極長さ まんもすまん 09/9/23(水) 14:00 ┗Re:受水槽 電極長さ masa 09/9/23(水) 16:00 ┗Re:受水槽 電極長さ まんもすまん 09/9/24(木) 23:10 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 受水槽 電極長さ ■名前 : まんもすまん ■日付 : 09/9/23(水) 0:27 -------------------------------------------------------------------------
度々失礼します。 受水槽 電極長さについて 仕様 上水用 2槽式 電極5P 受水槽H=2.5m FM(主弁φ50 副弁φ20(ボールタップ、電磁弁 ×2系統)) 電極棒長い方から 1 共通 槽底より100mm上 2 減水警報 ポンプ吸水管の上端より100mm上 3 槽への流入開始 有効水量の半分の位置 電磁弁:開 4 槽への流入停止 有効水量の位置 電磁弁:閉 5 満水警報 流入停止水面より100mm上 上記で考えています。 分からないのは、4 槽への流入停止位置 です。 ボールタップによる停止位置より下にするのですが、どの程度下にしたらよいか悩んでます。 ボールタップより多量の水が出ている時に停止すると、水撃作用を起こしそうですので、ボールタップより少量(チョロチョロ)の水が出ている位置で停止で良いでしょうか?? 他にも、注意点などありましたらご指導お願いします。 |
過去ログにも類似の質問がありますが、ボールタップが非常用(電磁弁故障時用)という事であれば、ボールタップ停止位置は有効水量の位置とほとんど同じはずです。 有効水位が確保できる範囲で、ボールタップ停止位置より、波打ちの影響を考えて20〜30mm下で電磁弁の閉止水位を決めたらいかがでしょう。(場合によってはもっと距離を取ってもかまわないでしょう) |
ありがとうございます。 いつも、参考になります。 さらに質問ですが、受水槽への給水管FMの主弁がφ50で、オーバーフローがφ100で横向きに取り出しの場合の、下記です。 吐水口空間 オーバーフロー管と停止水面の距離 吐水口空間は2D以上 2×50=100mm以上と考えていますが、この場合の吐水口空間は給水管端がエルボで下向きにした場合、エルボの端面〜オーバーフロー管φ100の管上端でよいのでしょうか?? オーバーフロー管と停止水面の距離は、資料を探しても基準や決まりごとは見つからないので、適度な空間という判断でよいのでしょうか?? 当、現場では、オーバーフロー管φ100の管下端より、最低100mm〜最高200mmは確保できそうなので、100mm下で考えている段階です。 よろしくお願いいたします。 |
吐水口空間の規定は以下のとおりです。 25mmを超える場合(50mmの場合) 近接壁の影響がない場合:吐水口空間1.7D+5mm以上(50×1.7+5=90mm) 近接壁1面の場合 壁からの離れが3d(150)以下 :吐水口空間3.0D以上(50×3=150mm) 壁からの離れが3dを超え5d(250)以下:吐水口空間2.0D+5mm以上(50×2+5=105mm) 壁からの離れが5d(250)を超えるもの:吐水口空間1.7D+5mm以上(50×1.7+5=90mm) 近接壁2面の場合 壁からの離れが4d(200)以下 :吐水口空間3.5D以上(50×3.5=175mm) 壁からの離れが4dを超え6d(300)以下:吐水口空間3.0D以上(50×3=150mm) 壁からの離れが6dを超え7d(350)以下:吐水口空間2.0D+5mm以上(50×2+5=105mm) 壁からの離れが7d(350)を超えるもの:吐水口空間1.7D+5mm以上(50×1.7+5=90mm) したがって、吐水口空間は、90〜175mmの範囲で選定する事になります。 吐水口最下部から、オーバーフロー管の管端部が水平(キセル状のラッパ管)の場合は、管端部の最上部まで、管端部が垂直(オーバーフロー管が水槽に横接続で端部が切りっぱなし)の場合はオーバーフロー管の管中心までの距離が吐水口空間となります。 オーバーフロー管と停止水位の落差は、波打ちによりオーバーフローから排水される事を防止する為に100mm程度の落差はあった方がいいと思います。(有効水位を確保する場合は、50mm程度まで縮小は可能ですが、吐水口下部に防波管等の設置を考慮する必要があります) なお、水道事業者によっては、防波管、電極水位・ボールタップ(緊急用)水位・満水警報水位を指定している場合があります。 一例としては、ボールタップ吐水口・定水位弁吐水口が同レベルで一番上、次がオーバーフロー管位置(吐水口空間より下)、その次がボールタップ停止水位(緊急停止水位)、その次が満水警報水位、その次が電磁弁停止水位、その次が電磁弁開水位、その次がポンプ復帰水位、その次が減水警報水位となっています。 新潟市の例が以下のリンクで見れますので、参考にしてください。 http://www.city.niigata.jp/info/suido/kanro/ima/pdf/08ss5.pdf |
ありがとうございます。 詳しい内容でとても助かりました。 今後も、よろしくお願いいたします。 |
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