Page 1938 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼防水層貫通処理 masa 10/9/29(水) 22:34 ┣Re:防水層貫通処理 暇つぶし 10/9/30(木) 12:07 ┃ ┗Re:防水層貫通処理 つなぎの水道屋 10/9/30(木) 19:06 ┃ ┗Re:防水層貫通処理 暇つぶし 10/10/2(土) 4:24 ┃ ┗Re:防水層貫通処理 つなぎの水道屋 10/10/2(土) 20:00 ┗Re:防水層貫通処理 管理人(Yoh) 10/9/30(木) 12:27 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 防水層貫通処理 ■名前 : masa ■日付 : 10/9/29(水) 22:34 -------------------------------------------------------------------------
いつも参考にさせて頂いております。 某公共建築物において、身障者用トイレにオストメイト機能を追加しようとしており、汚物流しの増設を考えています。増設に当たり床に排水管の貫通を考えていますが、アスファルト防水層を貫通しなければなりません。あまり防水層の貫通は気が進まないのですが、貫通部の処理としてはどのようなものが適切でしょうか?アドバイスを頂ければ幸いです。どうか宜しくお願いします。 |
施工管理側です。 増設とのことですので、レントゲン撮影→コア、現状床仕上げはタイルもしくはCFシートと仮定しますね。 求められる条件 ・防水層水密の確保。 ・床スラブによる区画の確保 の2点になるかと思われます。 (1)貫通コア125Φ程度あけて、スラブ厚みの半分〜2/3ぐらいの高さまで150Φ鋼製実管が挿入できるまでコア抜きした周りを斫ります。 (2)ルーフィングの重ね代確保の為に、貫通部周りを450×450程度の大きさで程度アスファルト防水層が出て来るまで、斫ります。 この際にアスファルト防水を傷つけないように少しずつ斫ります。 3段階の逆ピラミッドみたいな状態にします。 (3)実管挿入し、実管下端はスラブ厚み内で止め、上端は押さえコンクリート内に納まる高さとし、廻りを埋め戻し、防水補修。 実管と防水層の取り合いは外周部コーキング。 排水管を挿入し、埋め戻し+実管上部にコーキングにて水密の確保し、押さえコンクリート→床仕上げ(補修)。 コア100Φ、実管125ΦでもVP75なら貫通しますが、実管の内外部埋め戻しを考えると、このぐらいの口径になってしまいます。 監督員or元請によっては、貫通部のコーキングだけで良いよとか"まれにありますが"、漏ったら怖いのと責任は誰?となるので、いつもこの提案を最初に出してます。 もっと大きい開口にしてツバ付き実管挿入ですと、ツバ下の部分の埋め戻しが困難なのと、工程コストの事を考え、こういう手法をとっております。 床面も一応区画なので、「汚物流しは付いたけど、区画の処理は」と言われないためですね。 新築中の増設で、電配の写真たくさん残っているよというならまだ話も変わりますが、埋設電配も確実にあるでしょうと想定し、状況が判らないので大きな開口は設けたくありません。 何よりも下階への影響が一番少なくし、増設分工程を終わらす為ですね。 余談になりますが、 施工管理側としては、全員に取って安心な工程の提案ですから「この分追加下さい」ってのが一番重要なのです。 増設だから陶器分の追加だけとか、よくありますorz コア+斫り1人工、配管2人工かかるのになぁと、ただのボヤキですねw |
暇つぶしさん少し質問させてください。 実管スリーブ(150A)を入れるのはなぜですか? 今回のような改修工事でツバ付でない実管スリーブを 取り付ける意味はないように思うんですけど。 |
>つなぎの水道屋さん いつも楽しく拝読させて頂いてます。 第一前提として、ツバ付きスリーブ取り付けが一番良い方法ですが、 工法の特記指定があれば「masaさん(仮)」がここで質問していないであろうと仮定しました。 見積予算からも想定出来るかと思いますが、下手をすると防水後の水張り試験も指定なしなんだろうなと。 そうでなければ質問する理由が限定されるかなぁと思いました。 さて、理由ですが、 配水管を直接立ち上げですと、排水の度に振動によって防水層が動く事が嫌なんです。 対した振動量ではないとは思いますが、アス防と排水管の縁切りをしたい為です。 ※それでも多少は動きますが・・・ないよりはマシ程度ですかね。 斫って実管挿入の工程で1時間〜1.5時間くらいかかりますが、一人工内で出来ると思います。 その程度の時間で安心が増加するので、職人さんには手間かけますが、そのようにお願いしております。 また、私自身が「シリコン」や「ウレタン」コーキングのような、打ち換えることを前提としたものを 防水材としては考えていないのです。 鉛コーキングや、商品名であれですがショーレジン・パラテックス等ならまた話は別ですが、 高価なのと、そのためだけにの購入は避けたいかなぁとw 打ち換えが簡単に出来る箇所でないので、まだ信用度が高いアスファルトで防水層を確保。 端部だけはコーキングですが、実管側に、10mmでも20mmでも良いのでアス防で立ち上がりを取りたいです。 あくまで受け皿があった上での補助と考えてます。 120φでコアあけて、実管なし(ツバ有無問わず)廻りを斫って、床防水層補修、立ち上がり部はコーキングのみ。 水張り試験24時間で漏れが無かったらok。 これもひとつの方法手法だと思ってますが、監督員との質疑応答書なり指示書による確認を取りたいのです。 心配性なのと、話が長い、私の特徴です。 |
暇つぶしさん、返信ありがとうございます。 排水時の振動ですか 私考えた事ありませんでした。 私がツバ付でない実管スリーブを取り付ける意味はないように思う とさせていただいた理由は 私の解釈としてツバ付スリーブは、外側を伝う水の距離がストレートに比べて 長くなるので止水性が向上すると思っています。 なので ストレートを入れるのであれば、排水管直埋めの方が漏れる箇所が1ヶ所 少なくなるので、意味はないと感じました。 ただ、暇つぶしさんの返信内容を考えれば意味がないということはないですね 失礼しました。 |
>masaさん 投稿ありがとうございます。 同名の常連さんがおられますので、申し訳ありませんが、 次回から投稿者名を変更していただけると助かります。 |
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