Page 1992 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼ステンレス304の磁性について WONDA 11/3/9(水) 18:11 ┗Re:ステンレス304の磁性について カラスガイ 11/3/9(水) 21:59 ─────────────────────────────────────── ■題名 : ステンレス304の磁性について ■名前 : WONDA ■日付 : 11/3/9(水) 18:11 -------------------------------------------------------------------------
竣工検査にて機械基礎ボルトの材質を質問され、「SUS304を使用しています。」と返答したが、磁石を用い磁性のないことを確認したところ微弱ながら磁石に反応しました。 「この材質はSUS304ではないのでは?」と言われ、「加工量とともに金属組織の一部が歪みに誘発され磁性を有する場合があります。」と返答したところ、「SUS304製のボルトとしては、不良品ではないのか?」と言われました。 磁性あるSUS304と磁性のないSUS304とでは、良品、不良品の区別をするものかどうかで悩んでいます。 磁石に付く=不良品ではないと証明する為にはどうすればよいのでしょうか? |
オーステナイト系ステンレス鋼は一般的に非磁性と言われていますが、仰られている通り、応力が掛かり塑性変形を起こしていると、僅かながら磁性を持ち、対処法は熱処理しかありません。 SUS304製の部品が冷間加工されている場合は製品の状態で既に弱い磁性を持ってしまっているものも少なくないので、磁石で鋼種を判別するというのは余りよろしくない手段だったかもしれません。 今更な感は否めませんが、ボルトのミルシートを取り寄せる等して書類上で材質を証明することはできないでしょうか。 |
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