Page 2046 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼受水槽室直上階の防振音対策 区分所有者の建築士 11/9/15(木) 10:18 ┣Re:受水槽室直上階の防振音対策 tomato3723 11/9/15(木) 11:58 ┃ ┗Re:受水槽室直上階の防振音対策 区分所有者の建築士 11/9/15(木) 17:21 ┃ ┗Re:受水槽室直上階の防振音対策 tomato3723 11/9/20(火) 13:31 ┗Re:受水槽室直上階の防振音対策 colors 11/9/15(木) 18:44 ┗Re:受水槽室直上階の防振音対策 区分所有者の建築士 11/9/15(木) 21:15 ┗Re:受水槽室直上階の防振音対策 お助けマン 11/9/15(木) 23:27 ┗Re:受水槽室直上階の防振音対策 区分所有者の建築士 11/9/16(金) 5:52 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 受水槽室直上階の防振音対策 ■名前 : 区分所有者の建築士 ■日付 : 11/9/15(木) 10:18 -------------------------------------------------------------------------
2004年竣工の約200戸規模の分譲マンションの区分所有者であり 意匠設計者でもあります。 受水槽(約100㎥)室の直上階の方から 最近、寝室を別の部屋に変えた所 振動音がして眠れないとの話があり 事実、振動音が現認されたこともあり 加圧給水ポンプに更なる防振対策を追加し低減したのですが 解決には至っていません。 いろいろ調べてみると 加圧給水本管(ポンプのユニット口径は125mm)が 躯体壁面を貫通しているのですが その壁が防火区画の為、貫通孔まわりがモルタル充填されており 脈動が直接躯体に伝わっているのが一つの原因だと思われます。 脈動し、防火区画を貫通する給水本管の振動を躯体に伝えない(軽減する) 良い方法はないでしょうか? |
パイプサイレンサーというフレキシブルパイプがあります。 ポンプ、モーターが発生する振動ではなく、水が持っている「脈動」を吸収するものだそうです。 流水音が軽減した実体験があります。 ご検討されてみてはどうでしょう。 http://www.kuraka.co.jp/sanki/03archi/04silencer/index.html |
ご教示有難うございます。 追加のポンプ廻りの防振対策にはこのメーカーの防振材を使用しました。 パイプサイレンサーは、竣工時からついているのですが 加圧給水本管の支持材に防振材を追加しても あまり減衰効果がなかったので サイレンサー自体を見直す必要もあるかも知れません。 防火区画の貫通部の対策はやはり無理なんでしょうか・・・? |
耳学問なのでえらそうに言いたくないのですが、 あの当時学習したことで得たものに、騒音は必ずしも発信源が最短距離にない ということがあるそうです。 ポンプの防振と配管支持の防振をこれ以上しようが無いくらい完璧にしたとしても騒音が収まらないことだってあるようです。 その理由は思いもよらない経路の伝播とか、「共振現象」による振動とかだと。 思いもよらぬ伝播ということだと今ここだと思われている貫通部は関係ないということになります。 共振現象で言いますと、配管系統が固有の振動数で大きく振動する箇所があり、 その箇所がその部屋の別の壁で接しているという可能性はどうでしょう。 貫通部ではなく、別の場所の振動が伝播しているという可能性です。 共振ですから、大きく振動している箇所のまわりは、大して振動していないということもありえます。 高層ビルが地震の時にそういう揺れ方をするよう設計されていますよね。 パイプサイレンサーをもうひとつつけるとか、穴の位置を少しずらしたものにするとかという解決策もあるかもしれません。 |
防火区画貫通孔ですが、配管に直接モルタル充填されているのでしょうか。 そうなのであれば、貫通孔の廻りのモルタルを除去して、ロックウールを充填してみてはいかがでしょうか。 |
加圧給水本管は保温材で巻かれていて グラスウール貼りの壁面の貫通部はモルタル充填されています。 ロックウール材に変えるなら 壁面沿いの本管の支持材は防振して追加した方がいいのでしょうね。 |
「縁の切れ目が、音(振動)の切れ目です」 モルタル充填は撤去してください。 「本管支持材の防振追加」の意味が不明ですが、給水本管は、天井スラブまたは梁からの吊り金物で支持されているはずです。一応確認してください。 工事の手順は、配管吊り⇒保温⇒モルタル埋めです。モルタルで支持されているわけではありません。 まず、騒音測定を行って下さい。 ポンプ室、現在の寝室、以前の寝室、それぞれで暗騒音とポンプ運転時の音を周波数ごとに測定してください。 測定データがないと、対策の方向付けもわかりませんし、対策を行って効果があっても、入居者を説得できません。 一度耳についた音は、小さくなっても気になります。 次に、騒音源の調査です。モルタル充填も一因ですが、配管ルートはどうなっていますか?吊り金物が、現在の寝室の真下にある可能性もあります。 比較的最近の竣工ですが、給水ポンプを替えていませんか? また、ポンプ室上の住人がサッシをエコ改修していませんか? サッシの気密性能が向上すると、遮音性もよくなり、今まで聞こえなかった音が聞こえるようになります。 一級建築士さんなら、頼りになる設備屋さんはいないのですか? マンションを施工した、ゼネコンの設備屋でも良いです。 クレーム対応は、ここに相談するより、設備技術者に直接現場を見てもらった方が良いですよ。 |
ご指摘のことは承知していますが・・・ 再調査はまもなく行いますが 数値だけが独り歩きするのも考えものですし それだけで原因を確実に特定出来るものでもなく費用もそれなりにかかること 問題がかなり年月を経て表面化してきたことから 分譲側の対応もイマイチで (デべ、ゼネコン共名前だけはトップクラスで、当然、技術者は現場を見ています)問題の指摘から半年以上たってもピンと来る話もないこと 信頼できる技術者も防音・防振が専門ではないこと などから いろいろとセカンドオピニオンを求めているところです。 ちなみに、問題であろう加圧給水側の配管は床からの支持で 壁面沿いに立ち上がり、壁貫通しています。 |
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