Page 691 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼Re:真空ポンプの動作 パンダ万 05/3/13(日) 2:59 ┗Re:Re:真空ポンプの動作 MD太郎 05/3/13(日) 10:09 ┗Re:Re:真空ポンプの動作 hatomori 05/3/13(日) 12:17 ┣Re:Re:真空ポンプの動作 パンダ万 05/3/13(日) 13:34 ┗Re:Re:真空ポンプの動作 MD太郎 05/3/14(月) 7:53 ┣Re:Re:真空ポンプの動作 極寒設備 05/3/14(月) 20:26 ┗Re:Re:真空ポンプの動作 極寒設備 05/3/14(月) 20:42 ┗Re:Re:真空ポンプの動作 MD太郎 05/3/15(火) 7:57 ┗Re:Re:真空ポンプの動作 団塊のQちゃん 05/3/15(火) 13:41 ┗Re:Re:真空ポンプの動作 MD太郎 05/3/15(火) 13:54 ┗Re:Re:真空ポンプの動作 団塊のQちゃん 05/3/15(火) 18:48 ┗Re:Re:真空ポンプの動作 MD太郎 05/3/15(火) 19:24 ─────────────────────────────────────── ■題名 : Re:真空ポンプの動作 ■名前 : パンダ万 ■日付 : 05/3/13(日) 2:59 -------------------------------------------------------------------------
はじめまして。 ラジエターに付いているトラップの役割は、蒸汽が冷却されるとお湯になる。 そのお湯(以下ドレン)を自動的に排出する役割を持っている。 そのドレンを回収するのが真空ポンプの役割です。真空ポンプというのは、 ドレンが大量に発生(プラス圧)すると回収(運転)するようになっている。 その後、管内が負圧になった段階で、真空ポンプは運転停止をします。 蒸気暖房の初期運転時は、配管が冷却されているのでスチームハンマ及び大量の ドレンが発生します。その後、スチームラジエター及び、配管は100C゜近くまで 温度上昇し安定するので、真空ポンプは安定した運転となるはずです。 もし、以上があるとすれば、蒸汽トラップがパンクしていて蒸汽を引いて しまうことです。このときドレンは回収されず蒸汽を引いてしまいます。 これを点検するのは、真空ポンプから野外に解放配管されている管から蒸汽 が出ているか点検すればよいと思います。 以上です。前提として真空ポンプが正常であるとメーカーの言葉を信じて。 |
回答ありがとうございます トラップを点検しましたところ異常が無いようです。 ドレン管内が負圧になって真空ポンプが停止するということですが停止しない原因としてドレン管の腐食により真空にならないことは、考えられますか? トラップが正常に動作してる時は、蒸気管より蒸気が漏洩してもドレン管内が負圧 になれば真空ポンプは、停止するのですか? |
>ドレン管内が負圧になって真空ポンプが停止するということですが停止しない原因としてドレン管の腐食により真空にならないことは、考えられますか? 真空ポンプはー100mmhgで普通は停止します。 (資料がないのでうら覚えの数字です。) 還水管に穴があいていれば、真空(陰圧)にはならないでしょう。 >トラップが正常に動作してる時は、蒸気管より蒸気が漏洩してもドレン管内が負圧 >になれば真空ポンプは、停止するのですか? 正常に作動していれば、蒸気はもれません。 トラップから蒸気が漏れている場合、バイパスから漏洩している場合、少量であれ ば冷却されて真空(陰圧)になることも考えらます。 真空ポンプの真空計はいくらの値をしめしていますか。 メーカーが正常だと判定した根拠は? |
真空ポンプが止まらない原因と一つ考えられることは、配管接続ミスです。 上水道管をドレン管に接続していないか設計図面と照らし合わせて現場配管を 徹底して調査する必要があります。 もう一つは、真空ポンプに接続されている水道管があるはずです。 そこにはバルブが付いていると思いますが、バルブが開いていないか真空ポンプが 通常運転中は閉の状態のはずです。配管が腐食して穴が空いている場合、真空引きしていれば空気を吸い込んでおりますので穴が空いている場所は、突き止めるのは簡単です。 参考までに、ボイラーは軟水(アルカリph11〜ph11.8)で蒸気を発生させています。ボイラーによっては、多少違いがありますがほぼ同じと思います。暖房時期は ほぼ毎日運転していると思いますので、ボイラー水が煮詰まります。そこで連続ブローという処置をします。要は、新しい軟水を入れお尻から濃縮したボイラー水を 流すことを連続ブローといっています。 そこで、普通の水道水は硬水といっています。硬水は、リトマス試験紙で赤く反応します。軟水は、ブルーの色を示します。ここで、真空ポンプから硬水がボイラーの軟水タンクに入りますと、反応は赤くなります。 連続ブロー装置があるボイラーならばそこから出でくるボイラー水の色は通常 無色透明ですが硬水がボイラーに入りますと乳白色に変わります。 こうなりますとボイラー本体までいかれますので要注意が必要です。 以上です。 |
>真空ポンプの真空計はいくらの値をしめしていますか。 >メーカーが正常だと判定した根拠は? 回答ありがとうございます 真空計の指針の件ですが確認してみます。 メーカーが正常と判定した根拠としては、真空ポンプドレン側のバルブを止めて 確認しました ポンプは、真空を引き停止しました。 ポンプドレン側バルブを開けるとポンプは、廻り続けてます ドレン管 トラップの故障では、ないでしょうか。 |
こんばんは。 同じような事例を最近体験しましたので、投稿させてもらいます。 真空ポンプがある時間帯のみ真空を引かない事例がありました。 真空ポンプの電流計にて規定電流値が流れていなく、生蒸気 が流入の可能性がありました。 現場の方は蒸気漏洩トラップを突き止め、トラップ交換により解決しました。 というわけで、電流値の確認もしたほうが良い場合もあります。 参考まで。 |
>ポンプドレン側バルブを開けるとポンプは、廻り続けてます ドレン側バルブ。 どこのことでしょうか? 参考になる資料をご紹介します。 エ●ラハンドブック2000、P299 計装システム等を現場の状況と照らし合わせれば原因がわかるかも知れません。 追記)このハンドブックは改定されているのは流通しているのでしょうか? |
>>ポンプドレン側バルブを開けるとポンプは、廻り続けてます >ドレン側バルブ。 どこのことでしょうか? > >参考になる資料をご紹介します。 >エ●ラハンドブック2000、P299 ドレン側のバルブということですが説明が不足してすいません 真空ポンプ直近の還水のバルブです。 このバルブを閉止しますとポンプは、停止します ドレン管の腐食により漏洩して配管内が真空にならないのでポンプが停止しないのですか? 当方蒸気システムは、素人なので |
>このバルブを閉止しますとポンプは、停止します >ドレン管の腐食により漏洩して配管内が真空にならないのでポンプが停止しないのですか? 久しぶりにレスポンスしました。 真空暖房(給水)ポンプは、正常に動作していると思います。 心配されている蒸気ドレーン管の腐食か、トラップの故障か次の簡単なチェックで確認してください。 1)ドレーン側のすべての蒸気コイル及びコンベクターのトラップの止め弁(ゲート弁またはストップ弁)を10分程度閉めてみてください。 真空ポンプが停止したらドレーンは腐食されてません。 真空ポンプが停止しないと蒸気還水ドレーン管に穴が開いています。 (小さな穴の腐食ではありません。流れにくいバイパス周りとかがかなり腐食してる恐れがあります。) 2)チェック1)で真空ポンプが停止した場合は4系統ぐらいに分けて トラップのバルブを開けてください。 トラップのストレーナーを清掃し、動作をチェックしてください。 トラップを分解したことがなければ、メーカーまたは、蒸気のわかる配管屋さんといっしょに確認してください。 真空暖房ポンプを使用するのは、工場か、防衛庁(自衛隊)か、病院で高圧蒸気(8k)系統には使用されません。 低圧蒸気トラップは20個も無いと勝手に推定しましたので多ければ大変なチェックになります。(その時はあしからず) 尚、トラップは異常がないとありましたがどんな確認をされましたか教えてください。 真空破壊の現象は上の2点で解明できると思います。 真空ポンプの給水側は直接ボイラーに配管されてるか、ホットウェルタンクに接続されてますか参考までに教えてください。 |
> 真空破壊の現象は上の2点で解明できると思います。 > >真空ポンプの給水側は直接ボイラーに配管されてるか、ホットウェルタンクに接続されてますか参考までに教えてください。 大変勉強になる回答ありがとうございます。 トラップの確認ですが 生蒸気がポンプに戻ってないことです。 給水側は、直接ボイラーには、接続されてません 真空ポンプに接続され電磁弁にて給水ポンプで補給してます。 施設は、小規模な公民館で放熱器20台位の規模です。 ボイラーは、定圧0.5kG位で運転してます。 |
>トラップの確認ですが 生蒸気がポンプに戻ってないことです。 >給水側は、直接ボイラーには、接続されてません >真空ポンプに接続され電磁弁にて給水ポンプで補給してます。 >施設は、小規模な公民館で放熱器20台位の規模です。 >ボイラーは、定圧0.5kG位で運転してます。 西日本地区のため大変失礼しました。 凍結防止及び降雪のため温水やヒートポンプが使用できにくいのですね。 コンベクター放熱器は30年前に設計したきり扱ったことがありません。 放熱器用のバルブは入り口側のみでトラップには止め弁がない施工になりますね。 公民館で火気使用のボイラーを使用されるとはこちらではあまり考えられませんでした。 放熱器入り口側のバルブ(蒸気側)を閉めて確認してみてください。 トラップはベローズ式だと思います。故障は少ないと思いますがバルブを閉めるとベローズが冷えて閉まるのが確認できます。 再度連絡まで |
>>トラップの確認ですが 生蒸気がポンプに戻ってないことです。 >>給水側は、直接ボイラーには、接続されてません >>真空ポンプに接続され電磁弁にて給水ポンプで補給してます。 >>施設は、小規模な公民館で放熱器20台位の規模です。 >>ボイラーは、定圧0.5kG位で運転してます。 > > 西日本地区のため大変失礼しました。 >凍結防止及び降雪のため温水やヒートポンプが使用できにくいのですね。 > コンベクター放熱器は30年前に設計したきり扱ったことがありません。 >放熱器用のバルブは入り口側のみでトラップには止め弁がない施工になりますね。 > 公民館で火気使用のボイラーを使用されるとはこちらではあまり考えられませんでした。 > 放熱器入り口側のバルブ(蒸気側)を閉めて確認してみてください。 > トラップはベローズ式だと思います。故障は少ないと思いますがバルブを閉めるとベローズが冷えて閉まるのが確認できます。 > 再度連絡まで > 当方北海道のため蒸気式暖房施設があります。 早速 放熱器入り口のラジェターバルブを止め試験してます。 色々ありがとうございました。 |
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