Page 108 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ 会議室に戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼高温排水の配管材について sada 03/3/31(月) 12:01 ┣Re:高温排水の配管材について HAMAの設計屋 03/3/31(月) 18:52 ┃ ┗Re:高温排水の配管材について 機械設備 03/3/31(月) 20:03 ┗Re:高温排水の配管材について たけぞう 03/3/31(月) 20:06 ┣Re:高温排水の配管材について sada 03/3/31(月) 20:35 ┃ ┣Re:高温排水の配管材について HAMAの設計屋 03/4/2(水) 19:47 ┃ ┣Re:高温排水の配管材について 機械設備 03/4/4(金) 16:02 ┃ ┗Re:高温排水の配管材について sada 03/4/7(月) 1:38 ┗Re:高温排水の配管材について 通りすがりの設計屋 03/4/8(火) 18:47 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 高温排水の配管材について ■名前 : sada ■日付 : 03/3/31(月) 12:01 -------------------------------------------------------------------------
生産工場の設計を行っています。 生産機械から90℃程度の排水が出ます。 更に、小麦粉を水で溶いたような物も一緒に出てきます。 配管材としてどのような物が良いのか、 又、伸縮防止にはどのような部材を考慮したら良いか教えて下さい。 宜しくお願い致します。 |
sadaさん、こんばんわ >生産機械から90℃程度の排水が出ます。 この温度だとライニング管は使えないようですね。 私は、普段は高温排水の場合には 白ガス管 か 鋳鉄管 を使用しています。 >更に、小麦粉を水で溶いたような物も一緒に出てきます。 温度と管種はもちろんですが、配管の延長と勾配が気になります。 高温時の排水に解けている”物”が、流れながら温度の下がった排水内で硬化したりしする可能性は、検討の内に入っているでしょうか? 私には経験がないのでアドバイスできませんが、経験のない場合は配管メーカーに相談しています。 >又、伸縮防止にはどのような部材を考慮したら良いか教えて下さい。 私の場合は、伸縮は”防止”でなく”対策”の方を考えるようにしています。 管材にもよりますが、温度変化があれば材料は動くと考えるようにしています。 |
設計の条件として聞かなければならないことはHAMAの設計屋氏が ほとんど網羅してるので… 流体の性質は何ですか?90℃というとポンプも使えないタイプがありますし 配管の腐食もバカになりません。(温泉水用の樹脂管でも数年でオシャカになる 温度だと思います) もう少し細かいことを教えてください。 |
配管材は、白ガス管か鋳鉄管が好ましいのではと思われます。 あと、『小麦粉を水で溶いたようなもの』は沈殿するものなのか?分離するものか?着色だけのものなのか?が大事だと思います。耐熱性は管材だけの話でいいと思いますが、配管の施工上の話をよくしないと詰まる可能性が大だと思います。 詰まらないようにするのか?詰まってもすぐ直せるようにするのか?が大事なのではないでしょうか?それにより伸縮継手類の材料も決定するのでは? 質問とは少し回答が違いますが参考までに。 |
>>HAMAの設計屋さん、機械設備さん、たけぞうさん 貴重な御意見ありがとうございます。 1.流体の性質は『水(上水)』です。 お蕎麦などの麺を茹でた後の排水が今回の対象です。 その時、高温の排水と一緒に麺(小麦粉等)が ボロボロになったものが多少出てきます。 そしてこの物質は沈殿しますし、 温度が下がった時には固着する可能性が高いです。 参考までに、この排水は水質汚濁防止法に引掛かり、 末端にて廃水処理を行うつもりでいます。 |
sadasこんばんわ >お蕎麦などの麺を茹でた後の排水が今回の対象です。 >その時、高温の排水と一緒に麺(小麦粉等)が >ボロボロになったものが多少出てきます。 >そしてこの物質は沈殿しますし、 "沈殿”するなら、”分離槽”かな?という気がします。 グリーストラップやプラスタートラップ(勝手なイメージでは”白くにごっている湯=プラスターが溶けたお湯”的ですが、プラスタートラップは容量の小さい物ばかりで、シンクからの排水向きではないですね) >温度が下がった時には固着する可能性が高いです。 >参考までに、この排水は水質汚濁防止法に引掛かり、 >末端にて廃水処理を行うつもりでいます。 つまり、温度が下がる前(シンクの近場)で分離させなければならないということでしょうね。 末端(流末)は近いのでしょうか? ここでの廃水処理はどのような方法が、防止法に見合ったものなのでしょうか? 参考までに教えていただければ、ありがたいのですが。 |
そば屋さんの排水ですか。BODが高そうですね。下水放流の前に除外処理(この用語で良いのか?)が必要とのことですが,その処理方式にもよると思います。 排水配管は急勾配で配管し流下先の処理槽は放冷が期待できるバッチ方式。 配管内壁に固着するデンプン対策は操業後のピグ洗浄,たまにフランジから配管外して 内部を検査と言うところですか。 デンプン質を高温の湯で扱った場合糊化しますが,これを配管内壁から除去するのは 固着してからでは非常に難しいです。固着するまえ柔らかいうちに高水圧でピグ洗浄 しましょう(ただし工場規模にも拠りますが)。 |
>>>HAMAの設計屋さん、機械設備さん 御意見ありがとうございます。 お返事が遅くなりましてスミマセン。 私からの提示する情報が少なく申し訳ありません。 設計は工場の移転でして、実は先週末、 既存を見てきたのですが、これがスゴイ! @麺がボロボロになった物が排水されるのではなく、 麺そのものが流れ出ていました。 A建物の外部に2×6m程度の沈殿槽があったのですが、 この中に流れ出た麺が悠然と泳いでいました。 お察しのとおり、最初に流れ出る麺を捕捉するバスケットも無く、 そのまま配管内を泳ぎ沈殿槽へ。結構、本管に流出する麺もあるのかと思います。 既存の対応はズサンでした。 対策として、生産機械の直近に流出した麺を捕捉する槽を設置し、 外部にて廃水施設を設置するのが妥当かと考えております。 麺の捕捉以外にも機械設備さんの御指摘のとおり、糊化した物の除去のために、 途中にピグ洗浄できる様な対策も必要になると思います。 排水は1,500ppm程度になり、これを600ppmまで落とさないといけませんが、 処理方法はまだ、検討中です。 |
>配管材は、白ガス管か鋳鉄管が好ましいのではと思われます。 >あと、『小麦粉を水で溶いたようなもの』は沈殿するものなのか?分離するものか?着色だけのものなのか?が大事だと思います。耐熱性は管材だけの話でいいと思いますが、配管の施工上の話をよくしないと詰まる可能性が大だと思います。 >詰まらないようにするのか?詰まってもすぐ直せるようにするのか?が大事なのではないでしょうか?それにより伸縮継手類の材料も決定するのでは? > >質問とは少し回答が違いますが参考までに。 私が高温の排水で使ったことあるのは黒ガスかSUS管かな。 白ガスはメッキ次第でなんともなんで一応高温の場合は使わないようにしえるけど、、、 |
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