Page 110 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ 会議室に戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼迷走電流についての質問です 積算担当 03/4/4(金) 10:29 ┗Re:迷走電流についての質問です のりたろう 03/4/4(金) 11:18 ┗Re:迷走電流についての質問です T.Adachi 03/4/5(土) 0:45 ┗ありがとうございます 積算担当 03/4/5(土) 8:41 ┣Re:ありがとうございます のりたろう 03/4/7(月) 10:26 ┃ ┗Re:ありがとうございます 積算担当 03/4/8(火) 11:09 ┃ ┗Re:ありがとうございます のりたろう 03/4/8(火) 15:43 ┃ ┗重ねがさね申し訳ないですが 積算担当 03/4/9(水) 10:38 ┃ ┗Re:重ねがさね申し訳ないですが のりたろう 03/4/9(水) 11:48 ┃ ┗ありがとうございます 積算担当 03/4/10(木) 11:13 ┗Re:ありがとうございます くろ吉 03/4/10(木) 22:36 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 迷走電流についての質問です ■名前 : 積算担当 ■日付 : 03/4/4(金) 10:29 -------------------------------------------------------------------------
このたび設備の積算をする事になったのですが 電車の線路の近くは迷走電流があるので埋設配管の腐食に 注意すると、本などにはかかれていますが これは地下鉄や高架線でも同じように注意が必要なのでしょうか? また、一部の本には直流区間には迷走電流が発生するとあるのですが、直流区間以外の交流電化や非電化区間(ディーゼル)は全く問題ないのでしょうか? いま、前面道路内に地下鉄が走っているマンションの見積をしています。 初歩的なことかもしれませんが、わからないので教えてください。よろしくお願い致します。 |
電鉄のレールに流れる電流の一部が土壌中に漏洩し埋設配管を流れて再び軌条に流入する原理から考えれば、直流・交流の区別は無いような気がしますよね。 地表面電位差測定で5mV/m以下なら概ね問題ないらしいですが、外面ライニングの材料、継ぎ手を使っていれば問題ないと思いますがいかがでしょうか?ちなみに地下鉄の駅と一体になっている建物(古いやつ)の管理してますが何ともないです(たまたまか?) それより、マクロセルで困っております(爆) |
>電鉄のレールに流れる電流の一部が土壌中に漏洩し埋設配管を流れて再び軌条に流入する原理から考えれば、直流・交流の区別は無いような気がしますよね。 電子の移動という面から考えると、交流では周波数に合わせて配管中の電子が行ったり来たりしているだけですが、直流だと電子が移動して帰ってこないですから影響が著しいという事を言っているんでしょうね。 |
のりたろうさん、Adachiさん、お返事をいただきありがとうございます。 屋外給水の埋設管はVLP−VDで見る事にします。 電気って抵抗とか学校で習いましたが、現実は難しいですね。 ありがとうございました。 |
蛇足ではありますが、フランジを使う場合は専用の保護カバーなんかを使うのが良いですよ。防蝕テープだけでは上手く絶縁出来ないんですょ。施工が悪くて(笑) |
すみません、質問なのですが、マクロセルってどのようなものなのでしょうか? よろしくお願い致します。 |
アタシでよけりゃ・・・。 マクロセル(C/S系マクロセル)とは、コンクリート構造物等を貫通して配管される水輸送用塗覆装鋼管が、差異(コンクリート/土壌)によって電位差を生じ、これによって一種の電池(マクロセル)が形成されて発生する腐蝕を云うそうです。 鋼材はコンクリート等の高アルカリ性の環境では、-200〜-300mVの電位を示し、土壌中の鋼材は、-400〜-800mV程度の電位を示します。この差が腐蝕電流となって流れるというわけです。建物では一般的に壁貫通部より10mまでの範囲で発生する場合が多いようです。 |
ご丁寧にありがとうございます。 マクロセルについて書かれた本が見当たらなかったものですから大変助かりました。 ところでマクロセルは絶縁継手を付ければ、防げるのでしょうか? 貫通する鋼管はすべて、マクロセルの危険性があるのでしょうか? 何度もお伺いしまして、申し訳ないのですが 何分、分からない事だらけでして・・・ お手数をおかけして恐れ入りますがよろしくお願い致します。 |
>ところでマクロセルは絶縁継手を付ければ、防げるのでしょうか? >貫通する鋼管はすべて、マクロセルの危険性があるのでしょうか? アタシで良けりゃ、お答えします(笑)が、 マクロセル対策は、絶縁継手が機能すれば十分防げます。ま、その他の方式ではマグネシウム(腐蝕金属)などを埋める流電陽極や外部電源方式などが有るけど、めちゃ費用が掛かります。(笑)また、お見込みの通り貫通する配管はすべて対象となります。(ガス屋さんは黙っていても対策してるな) なお、防蝕専門メーカーに聞くとそれなりに教えてくれますが、中には自社製品を売りつけることしか考えていないトコもありますので要注意です。(痛い目にあった!) |
見積の際には、絶縁継手を計上する事にします。 いろいろ教えていただいてありがとうございました。 また分からない事があったら頼りにさせていただきますので そのときはよろしくお願いします。(あつかましいですね) |
>のりたろうさん、Adachiさん、お返事をいただきありがとうございます。 > >屋外給水の埋設管はVLP−VDで見る事にします。 > >電気って抵抗とか学校で習いましたが、現実は難しいですね。 >ありがとうございました。 屋外埋設給水管は鋼管類でなければ行けないのでしょうか? 私は出来れば耐衝撃性硬質塩化ビニール管(HIVP)でいいと思いますが。 電食の心配も無いし。 ただ、口径、設置場所にもよりますが。 内外面ライニング鋼管は、施工時に誤って表面に傷が入るとその部分に集中的に腐食が 起きると思いますが。施工に注意して下さいね。 または、水道本管に使用されているポリエチレン管などはどうでしょうか? |
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