Page 1148 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ 会議室に戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼消火ポンプの全揚程について とし 05/10/8(土) 23:48 ┣Re:消火ポンプの全揚程について @登戸 05/10/9(日) 0:06 ┣Re:消火ポンプの全揚程について haru 05/10/9(日) 0:42 ┃ ┗Re:消火ポンプの全揚程について ペーパー消防設備士 05/10/9(日) 8:23 ┣Re:消火ポンプの全揚程について パキラ 05/10/9(日) 8:57 ┣Re:消火ポンプの全揚程について 花見 05/10/9(日) 13:53 ┣Re:消火ポンプの全揚程について hatomori 05/10/9(日) 15:50 ┣Re:消火ポンプの全揚程について ペーパー消防設備士 05/10/9(日) 17:31 ┃ ┗Re:消火ポンプの全揚程について とし 05/10/9(日) 23:10 ┗Re:消火ポンプの全揚程について とし 05/10/9(日) 23:12 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 消火ポンプの全揚程について ■名前 : とし ■日付 : 05/10/8(土) 23:48 -------------------------------------------------------------------------
消火ポンプの全揚程について教えてください。 1号消火栓 H=h1+h2+h3+17m h1;消防用ホースの摩擦損失水頭(m) h2;配管の摩擦損失水頭 h3;落差(吸水管のフート弁から最上階の消火栓のホース接続口までの垂直距離(m)とありました。 h1=12mともありました。 配管の総長さが約270m(内100A:40m、65A:210m、50A;10m) 落差25mなのですが h2の配管の摩擦損失水頭の求め方を教えてください。 また分かりやすく解説しているHPはないでしょうか? まだまだ駆け出しで申し訳ありません。 |
HPなんて存在しません。 消火であろうが何であろうが 圧力損失の求め方は変わりありません まず配管を通過する流体の速度を知る必要があります 計画している流量から導き出せますよね。 そしたら配管ごとに圧力損失のグラフがあるので そこから求めればいいでしょう 衛生設備の書物を購入しましょう そこに答えがあるはずです |
ここで回答はできても説明できる内容の質問でないですね、 ポンプメーカーもしくは代理店に管ロスのわかりやすい求め方 勉強資料があったら、「ください。」でしょうね。 たしかEB○RAさんにわかりやすい教育資料があったかと思います。 |
おはようございます。ペーパー消防設備士と申します。 消火設備の全揚程あるいは、設計送水圧力の計算の大元の基準は 「昭和51年4月消防庁告示第3号」です。なかなか見つかりにくいとは 思いますが、頑張って探してみてください。 各消防本部(局)の基準に載っている場合もすべて↑の告示が基本となっております。 |
>消火ポンプの全揚程について教えてください。 >1号消火栓 H=h1+h2+h3+17m >h1;消防用ホースの摩擦損失水頭(m) >h2;配管の摩擦損失水頭 >h3;落差(吸水管のフート弁から最上階の消火栓のホース接続口までの垂直距離(m)とありました。 >h1=12mともありました。 消防用ホースの摩擦損失水頭も再チェックしましょう。 従来型の1号消火栓のホースなら損失12mはありえません。 >配管の総長さが約270m(内100A:40m、65A:210m、50A;10m) ここの文面を見る限り、主配管が連結送水管と兼用のようですが、屋内消火管との 兼用の可否は所轄消防に確認されましたか? 兼用できなければ、ポンプ揚程の計算結果にも影響を及ぼしますよ。 >落差25mなのですが >h2の配管の摩擦損失水頭の求め方を教えてください。 配管の単位摩擦損失を求める計算式は、ペーパー消防設備士が書かれている告示に ありますので頑張って調べてみてください。 >また分かりやすく解説しているHPはないでしょうか? >まだまだ駆け出しで申し訳ありません。 皆さん、意地悪で教えてくれない訳じゃないですよ。 としさんがこの業界で飯を食っていくために、ためになるようアドバイスされています。 としさんにとって不満なレスかもしれませんが、自分の飯の種ですので勉強しましょう。 周りの上司や先輩にまず尋ねましょう。 必ず財産になりますからね。頑張ってください。 |
>1号消火栓 H=h1+h2+h3+17m >h1;消防用ホースの摩擦損失水頭(m) >h2;配管の摩擦損失水頭 >h3;落差(吸水管のフート弁から最上階の消火栓のホース接続口までの垂直距離(m)とありました。 >h1=12mともありました。 >配管の総長さが約270m(内100A:40m、65A:210m、50A;10m) >落差25mなのですが >h2の配管の摩擦損失水頭の求め方を教えてください。 配管抵抗は、配管要素(ベンドとかチーズとか弁類なんやかや全部)を直管相当長に直して計算します。 太さ毎に水量を決めて計算、あるいは表から読み取ります。 (消防庁告示第3号) 手元にその表がないならポンプメーカーに要求すればソッコーくれます。 ついでに新製品の情報もPRに来てくれと言えば、カタログ集もってきてくれますよ。 ハンドブックっていうカタログ集の後に、今言った技術資料が載ってますし、メーカーの人に目の前で計算してもらったらわかりやすいでしょう。 本を読んで自習というのも大切ですが、やることがいっぱいあって、押しつぶされそうな境遇なら、近道したっていいと思います。 メーカーさんは便利に利用しなきゃ。 メーカーの人だって自社のフアンを増やすために必死で働いてるんです。 恥ずかしがらずにどんどん申し入れましょう。 あなたが、それだけのことに見合うちゃんとした設備マンなら、メーカーさんも末永く御付き合いをしてくれます。 おんぶの次は抱っこぉーっていいながら、メーカー選定は浮気を繰り返すっていうんだと、見限られるかもしれませんが。 がんばってください。 若い仲間は大歓迎です。 |
>消火ポンプの全揚程について教えてください。 >1号消火栓 H=h1+h2+h3+17m ほんとかな?と思うことが2点あります。 1号消火栓と書いてありますから 屋内消火栓設備ですよね。 ・管径が100A 40mとありますが 100Aの必要性は? ・ホースの摩擦損失抵抗12m これ違うような気がします。 手元に資料がないのですが 3.6mだったような記憶があります。 |
こんにちわ。ペーパー消防設備士です。少し長くなるのですが細かく書いてみます。 まず、アイソメ図を描きますね。そして(2栓同時放水として)最遠の消火栓を2個選定し、その2個の内、より遠い方からもう1個への分岐までを流量130L/min、分岐からフート弁までを260L/minとして分岐ごとに細かく配管サイズと長さ(m)を入れていきます。これで準備OKです。 >h1;消防用ホースの摩擦損失水頭(m) >h2;配管の摩擦損失水頭 >h3;落差(吸水管のフート弁から最上階の消火栓のホース接続口までの垂直距離(m)とありました。 >h1=12mともありました。 まずホース損失ですがここで言われている12mは100mあたりの損失だと思います。 つまり〔15m(ホース1本の長さ)×2本×12/100〕=3.6m となります。 つぎに配管の摩擦損失水頭。消火栓自体の相当管長は消火栓メーカーのデータを使います。そして直管はそのままのm数、エルボやチーズは1個あたりの相当管長×個数を計算し足していきます。この時注意するのは流量が異なれば配管サイズが同じでも別々に計算します。当然流量が同じでも配管サイズが異なればこれも別々に計算します。(このとき告示第3号が必要になります) ex. 配管はSGP、継ぎ手はネジとして 消火栓-8m+直管40A-0.3m(枝管)+チーズ1個-2.5m(告示より)=10.8m 10.8m×0.0944(告示より―SGP40Aで流量130L/minのときの単位損失) =1.01952m←この値が摩擦損失になります。 以下同様に50A、65A、100Aと計算し、その合計値が全体の摩擦損失になります。 過去ログにもありますがフート弁は同径の逆止弁の数値、フレキはそのまま直管として計算します。 ここまでくればもう終わったようなものです。 〔17m(放水圧)+摩擦損失+落差〕×1.1(安全率)=全揚程 です。 ご注意!!最近多くなっている易操作性1号消火栓の摩擦損失(20mを越えるものがほとんど)はそのまま足さなければなりません。 >また分かりやすく解説しているHPはないでしょうか? 最近私はコレばかり使ってます・・・ http://www3.famille.ne.jp/~kadomura/ |
>こんにちわ。ペーパー消防設備士です。少し長くなるのですが細かく書いてみます。 >まず、アイソメ図を描きますね。そして(2栓同時放水として)最遠の消火栓を2個選定し、その2個の内、より遠い方からもう1個への分岐までを流量130L/min、分岐からフート弁までを260L/minとして分岐ごとに細かく配管サイズと長さ(m)を入れていきます。これで準備OKです。 >>h1;消防用ホースの摩擦損失水頭(m) >>h2;配管の摩擦損失水頭 >>h3;落差(吸水管のフート弁から最上階の消火栓のホース接続口までの垂直距離(m)とありました。 >>h1=12mともありました。 > >まずホース損失ですがここで言われている12mは100mあたりの損失だと思います。 >つまり〔15m(ホース1本の長さ)×2本×12/100〕=3.6m となります。 > >つぎに配管の摩擦損失水頭。消火栓自体の相当管長は消火栓メーカーのデータを使います。そして直管はそのままのm数、エルボやチーズは1個あたりの相当管長×個数を計算し足していきます。この時注意するのは流量が異なれば配管サイズが同じでも別々に計算します。当然流量が同じでも配管サイズが異なればこれも別々に計算します。(このとき告示第3号が必要になります) >ex. 配管はSGP、継ぎ手はネジとして > 消火栓-8m+直管40A-0.3m(枝管)+チーズ1個-2.5m(告示より)=10.8m > 10.8m×0.0944(告示より―SGP40Aで流量130L/minのときの単位損失) > =1.01952m←この値が摩擦損失になります。 >以下同様に50A、65A、100Aと計算し、その合計値が全体の摩擦損失になります。 > 過去ログにもありますがフート弁は同径の逆止弁の数値、フレキはそのまま直管として計算します。 >ここまでくればもう終わったようなものです。 >〔17m(放水圧)+摩擦損失+落差〕×1.1(安全率)=全揚程 です。 > >ご注意!!最近多くなっている易操作性1号消火栓の摩擦損失(20mを越えるものがほとんど)はそのまま足さなければなりません。 > >>また分かりやすく解説しているHPはないでしょうか? >最近私はコレばかり使ってます・・・ >http://www3.famille.ne.jp/~kadomura/ ご親切なアドバイス本当にありがとうございます |
みなさん、貴重なご意見と共に実際的なアドバイスに感謝しています。 これから、がんばります。 こうした掲示板があると本当に心強いです。 感謝します。 |
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━