Page 1192 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ 会議室に戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼開放型のスプリンクラーポンプについて ヒヨッコ設備設計者 05/11/18(金) 8:46 ┣Re:開放型のスプリンクラーポンプについて zuka 05/11/19(土) 8:40 ┃ ┗Re:開放型のスプリンクラーポンプについて ヒヨッコ設備設計者 05/11/21(月) 7:52 ┗Re:開放型のスプリンクラーポンプについて K2 05/11/20(日) 0:10 ┗Re:開放型のスプリンクラーポンプについて ヒヨッコ設備設計者 05/11/21(月) 7:58 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 開放型のスプリンクラーポンプについて ■名前 : ヒヨッコ設備設計者 ■日付 : 05/11/18(金) 8:46 -------------------------------------------------------------------------
はじめまして。 設備の設計に携わっている者です。 現在複合ショッピングセンターの設計をしているのですが その中でテナントとして映画館が入るそうです。 1つのスプリンクラーポンプで全館をまかない、 ここの部分には開放型のスプリンクラーヘッドを設置しようと 思っているのですが・・・。 1)閉鎖型スプリンクラーのポンプと兼用するのは問題ないのでしょうか? 資料等を見ると兼用出来そうなのですが・・。 また、閉鎖型のポンプ吐水量+開放型のポンプ吐水量と考えるのでしょうか? 2)スクリーン部分はヘッドで警戒、客席(固定席)部分は補助散水栓で警戒 してもかまわないのでしょうか? 参考書では固定した客席で天井高さが高い部分は「効果が期待できない場所」 としてヘッドを設けなくてもよいとありますが会社の上司は「設置するのが 当たり前」と言われてしまい困惑・・。 所轄消防署に相談すればいいのですが外にまだ出してはいけない物件だそうで 相談も出来ません。(あ、ここで出してますが) どうも八方塞がりになってしまい投稿させて頂きました。 皆さんのお知恵をお借りしたいと思います。 長文失礼致しますが宜しくお願い致します。 |
>参考書では固定した客席で天井高さが高い部分は「効果が期待できない場所」 >としてヘッドを設けなくてもよいとありますが会社の上司は「設置するのが >当たり前」と言われてしまい困惑・・。 > > >所轄消防署に相談すればいいのですが外にまだ出してはいけない物件だそうで >相談も出来ません。(あ、ここで出してますが) > 法的には判断の権限はすべて所轄消防にあります。それが出来なければ、私は最も費用のかかる条件で設計しますが、上司の意見も大事です。 |
zuka 様 アドバイスありがとうございます。 何事も経験、所轄消防に相談してみます。 ありがとうございました。 |
映画館の舞台部はどれほどの高さの天井でしょうか? 開放型が認められるのは、天井高さは高くて、閉鎖型では火災感知できない場合、 また舞台のように高い天井にいろいろなセットがあり、また使用時にしか火災が発生する可能性がないから認められていると思います。 まずは開放型が同様な形状の映画館の舞台部で設けられているか調べてはいかがでしょうか。 もし開放型の場合ですが、 >1)閉鎖型スプリンクラーのポンプと兼用するのは問題ないのでしょうか? 問題ありません。おっしゃるように、ポンプの水量、水源容量は加算されます。揚程は減圧弁などを使って、また水量は一次圧調整弁などで閉鎖型部分の水量や圧力との調整が必要である。ただし舞台だと閉鎖型と共用すると4000L/minなど特大になる恐れもありますが。 >2)スクリーン部分はヘッドで警戒、客席(固定席)部分は補助散水栓で警戒 >してもかまわないのでしょうか? 天井高さが8m以上の部分で固定式の椅子の場合は補助散水栓で警戒が可能です。ただし舞台部との区画がとれるようにしてください。区画は特大のシャッターの場合もあるようですが、一般にはドレンチャーになります。注意点はオーケスラピットや跳ねだし舞台が100m2(だったと思うが)を超える場合には、そこも舞台と見なされますので、客席との区画をどうとるのかなどの検討も必要です。 なるべくコストを抑制するとしては上記のような方法を検討して、消防と協議するのがよいでしょうが、最悪は放水型スプリンクラーになってしまいます。 |
>映画館の舞台部はどれほどの高さの天井でしょうか? >開放型が認められるのは、天井高さは高くて、閉鎖型では火災感知できない場合、 >また舞台のように高い天井にいろいろなセットがあり、また使用時にしか火災が発生する可能性がないから認められていると思います。 >まずは開放型が同様な形状の映画館の舞台部で設けられているか調べてはいかがでしょうか。 なるほど、似たような映画館を探して見てみます。 >もし開放型の場合ですが、 >>1)閉鎖型スプリンクラーのポンプと兼用するのは問題ないのでしょうか? >問題ありません。おっしゃるように、ポンプの水量、水源容量は加算されます。揚程は減圧弁などを使って、また水量は一次圧調整弁などで閉鎖型部分の水量や圧力との調整が必要である。ただし舞台だと閉鎖型と共用すると4000L/minなど特大になる恐れもありますが。 4000Lですか・・・。ポンプ分けないとスペース上厳しいですね。 >>2)スクリーン部分はヘッドで警戒、客席(固定席)部分は補助散水栓で警戒 >>してもかまわないのでしょうか? >天井高さが8m以上の部分で固定式の椅子の場合は補助散水栓で警戒が可能です。ただし舞台部との区画がとれるようにしてください。区画は特大のシャッターの場合もあるようですが、一般にはドレンチャーになります。注意点はオーケスラピットや跳ねだし舞台が100m2(だったと思うが)を超える場合には、そこも舞台と見なされますので、客席との区画をどうとるのかなどの検討も必要です。 > >なるべくコストを抑制するとしては上記のような方法を検討して、消防と協議するのがよいでしょうが、最悪は放水型スプリンクラーになってしまいます。 放水型は極力避けたいものです。 K2様アドバイスありがとうございます。 これも勉強、たくさん恥や苦労をして習得したいとおもいます。 ありがとうございました。 |
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