Page 1204 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ 会議室に戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼コイルの凍結 設備屋(成り立て) 05/11/22(火) 11:53 ┣Re:コイルの凍結 noa 05/11/22(火) 12:18 ┃ ┗Re:コイルの凍結 設備屋(成り立て) 05/11/22(火) 16:18 ┃ ┗Re:コイルの凍結 noa 05/11/22(火) 16:35 ┃ ┣Re:コイルの凍結 hatomori 05/11/22(火) 22:15 ┃ ┃ ┗Re:コイルの凍結 noa 05/11/28(月) 21:21 ┃ ┃ ┗Re:コイルの凍結 hatomori 05/11/30(水) 16:46 ┃ ┗Re:コイルの凍結 設備屋(成り立て) 05/11/24(木) 9:30 ┃ ┗Re:コイルの凍結 noa 05/11/24(木) 14:56 ┣Re:コイルの凍結 hounto 05/11/25(金) 17:22 ┃ ┗Re:コイルの凍結 設備屋(成り立て) 05/11/26(土) 10:56 ┗Re:コイルの凍結 冷蔵庫屋さん 05/11/25(金) 21:20 ─────────────────────────────────────── ■題名 : コイルの凍結 ■名前 : 設備屋(成り立て) ■日付 : 05/11/22(火) 11:53 -------------------------------------------------------------------------
冷水コイルの通水が停止した状態でファンは運転しています。 コイル(銅管)の中には7℃の水が溜まっており、外気-1.3℃及び-4℃が風量20000m3/hで 通過した場合、運転開始から何分経過したら凍結が始まるか。 計算で出せるのでしょうか? どなたか教えて下さい。 |
noaです。 まず、コイル形状はどうなのでしょうか?径は?フィン付? 冷水が停止状態ですので、外管温度を-1.3℃及び-4℃にして、 円管の熱伝達で管内の温度の経時変化は求められるますが、 冷水には過冷却という現象があることはご存知だと思います。 この過冷却がいつ解除するかというのはわかりません。 そこをどう考慮にいれますか? 私の主観ですが、外が-1.3℃では凍らないと思います。 |
凝固点を超えても液体でいる時間については考慮しなくてもよいと 思います。 どくらいで解除されるかはわかりませんし、時間に変えて考慮しなくても 問題なさそうだからです。 ところで凍結するまでの時間をもとめる公式があるのでしょうか? |
noaです。 >どくらいで解除されるかはわかりませんし、時間に変えて考慮しなくても問題なさそうだからです。 過冷却はほんとにいつ解除するかわかりません。 振動もないところでは、−40℃の冷水ができると聞いたこともあります。 静置の場合、過冷却温度1℃程度ではなかなか解除しないでしょう。 >ところで凍結するまでの時間をもとめる公式があるのでしょうか? 凍結するまでの時間ではなくて、 管内の管壁近傍の冷水が例えば0℃になるまでの時間であれば、 熱伝達率を適当に与えて、熱伝導方程式を使えば概算はできると思います。 管内の水が−2℃になったら過冷却が解除して氷になる。 冷水の対流は考慮しない。 等の仮定が必要になると思います。 |
>振動もないところでは、−40℃の冷水ができると聞いたこともあります。 僅かの衝撃で瞬時に凍るとか、見たことはありませんが。 この時の氷温は−40℃ですか。 そういえば、単層カーボンナノチューブ内で室温(27℃)で氷が できたと話題になったことがありましたね。 その時の氷の温度は何度なんだろうか? |
noaです。 >>振動もないところでは、−40℃の冷水ができると聞いたこともあります。 >この時の氷温は−40℃ですか。 いいえ、この場合過冷却水には過冷却分のエネルギーしかたまっていません。水の比熱は約1kcal/kgKですので、-40℃の過冷却水には40kcal/kg(0℃基準)の熱量が貯まっていることになります。氷の凝固潜熱は約80kcal/kgですので、単純に半分が氷に変化すると思ってください。ということですので、過冷却解除してできる氷温度は凝固点と同じ0℃となります。 もし-82℃の過冷却水を作れば、貯まっているエネルギーは82kcal/kgとなり、氷の潜熱を超えますので、82-80=2kcal/kg分氷の温度が下がります。氷の比熱は0.5kcal/kgKですので、できる氷温度は-4℃となります。 >そういえば、単層カーボンナノチューブ内で室温(27℃)で氷が >できたと話題になったことがありましたね。 >その時の氷の温度は何度なんだろうか? カーボンナノチューブの氷に関しては、まだ詳しいことはわかっていないみたいですね。常温でできたのですから、できた氷もきっと常温なのでしょう。 この現象が今後いろいろな分野に応用されるかもしれません。 ↓こんな記事もありました。 「45度程度ではカーボンナノチューブ内の水が急激に気化して噴出し、研究グループの真庭豊・助教授は「インクジェットプリンターなどに応用できるのではないか」と話している。」 水って不思議なものですね。 単純そうで、まだまだ未知な部分がたくさんある。 あ〜〜のど渇いた。お茶飲もう(笑 |
noaさん、返事ありがとうございます。 最近はちょっとした計算でも、自分でしなくなってお手数をかけました。 −40℃ですか?と書いたあと、違う違うとすぐきがついたのですが 「他の人(若い技術者)からエネルギーの保存の法則 からこうなります。」 とレスがつけばと、期待していました。 |
0度になるまでの時間はどのように出すのですか 詳細を教えて下さい。 |
noaです。 設備屋(成り立て)さんは、伝熱についてどの程度理解している方ですか? まったくわからないのであれば、文字で羅列しても理解できないと思います。 外径10mm、肉厚1mmの銅管で外壁温度-4℃、内壁温度7℃のときの熱流速はいくら? まずはここからスタートです。 また、早急に回答が必要であれば外注しましょう。 時間がたっぷりあるなら、伝熱の本を最低一冊買ってみましょう。 |
札幌にすんでいる、元エアハンメーカーのものです。 コイルのFVがどのくらいかわりませんが、 冷水温度50℃でも停滞していれば、ー〇℃以下の空気が通過したら いつか凍結するものものです。 その時間が何時間かかるか机上の計算ではでますが、 実際にはその通りにはなりません。 理論を追求するのであれば別ですが、 実際に設計、施工をするのであれば、凍結を防ぐ方法 を考えた方良いと思います。 例えば、冷水を常に循環すること等。 経験上では、空気側FV2〜3m/Sで水側チューブ内流速が 0,5m/S以上であればー10℃の空気で 冷水が1.0℃でも凍結はしませんでした。 単に理論の追求をしているのでしたら余計な話ですが・・・・ |
あくまでこれは仮定の状況です。 こういう資料を出せという方もいるんですよ。 当然凍結対策で凍結防止過熱装置もありますし、外気吸込み側にはMDもつけています。 |
文面からの想像なんで、間違ってらごめんなさい。 これってエアハンに温水コイルと冷水コイルを組み込んで恒温室に使っているんでしょうか? もしそうであれば、外気導入側に温水コイルを持ってくれば解決するんじゃないでしょうか。 実際に工事をするんであれば、不確定要素の多い計算を信じて施工するのはまずいんでは? サーモで外気温をはかってポンプを動かしてみては? |
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