Page 1243 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ 会議室に戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼同時使用流量の算定(器具利用から予測する方法について) けん 06/1/29(日) 9:20 ┣Re:同時使用流量の算定(器具利用から予測する方法について) 北品川庄司 06/1/29(日) 9:33 ┃ ┗Re:同時使用流量の算定(器具利用から予測する方法について) 北品川庄司 06/1/29(日) 9:52 ┃ ┗Re:同時使用流量の算定(器具利用から予測する方法について) けん 06/1/29(日) 10:11 ┃ ┗Re:同時使用流量の算定(器具利用から予測する方法について) 北品川庄司 06/1/29(日) 10:24 ┣Re:同時使用流量の算定(器具利用から予測す... こてつ 06/1/30(月) 14:37 ┃ ┗Re:同時使用流量の算定(器具利用から予測す... けん 06/2/1(水) 17:29 ┗Re:同時使用流量の算定(器具利用から予測す... kkawa 06/2/1(水) 23:53 ┗Re:同時使用流量の算定(器具利用から予測す... こてつ 06/2/2(木) 12:04 ┗Re:同時使用流量の算定(器具利用から予測す... kkawa 06/2/3(金) 0:11 ┗Re:同時使用流量の算定(器具利用から予測す... けん 06/2/3(金) 6:18 ┗Re:同時使用流量の算定(器具利用から予測す... 北品川庄司 06/2/3(金) 8:42 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 同時使用流量の算定(器具利用から予測する方法について) ■名前 : けん ■日付 : 06/1/29(日) 9:20 -------------------------------------------------------------------------
はじめまして こんにちは、けんと申します。 器具給水負荷単位による方法は、理解できるのですが、器具利用から予測する方法 がいまいち理解出来ません。 一般器具数を100台とした場合33%になり、各器具別の瞬時最大流量L/minを乗じるとありますが例えば、共同住宅で散水栓50L/min、大便器(タンク)10L/min 浴槽20L/min,流し15L/min,シャワー20L/minを総和して115L/min×0.35(35%)=40L/minと見て、使用する予定の管材(塩ビライニング鋼管)の流量線図を見て(流速は2.0m/S)25Aで大丈夫という理解でよろしいのでしょうか? 長々と書いてしまいましたが、出来ればご指導の程宜しくおねがいします。 |
配管サイズの決定方法は数種類ありますが おのおのの計算結果は違いがあって当然です ワタシ論になりますが25Aは不要ではないでしょうか? 散水栓は同時使用うんぬんというより無いものと考えてまったく 差し支えないと思いますし(普段ほとんど使わないでしょう) 浴槽に水をはっている時にシャワーなどまず使わないでしょう そうなると20Aで十分まかなえる流量です >はじめまして こんにちは、けんと申します。 >器具給水負荷単位による方法は、理解できるのですが、器具利用から予測する方法 >がいまいち理解出来ません。 >一般器具数を100台とした場合33%になり、各器具別の瞬時最大流量L/minを乗じるとありますが例えば、共同住宅で散水栓50L/min、大便器(タンク)10L/min >浴槽20L/min,流し15L/min,シャワー20L/minを総和して115L/min×0.35(35%)=40L/minと見て、使用する予定の管材(塩ビライニング鋼管)の流量線図を見て(流速は2.0m/S)25Aで大丈夫という理解でよろしいのでしょうか? >長々と書いてしまいましたが、出来ればご指導の程宜しくおねがいします。 |
追伸、 ワタシの場合基本的に独学です 異業種よりの転職組です 会社の規模やとりまく環境のためしっかりとした教育システム に恵まれたことはありません 独学だと頭でっかちになる傾向があり本に書いてあった 答えが別の本に書いてあった答えと全然違う時や、 別の算出手法で出た答えとまるっきり違う時など 悩んでしまうものです 換気量計算などその最たるものでしょう ワタシの場合器具給水負荷単位を原則として計算のネタにします 他の計算手法はまず使いません で、それにより導き出された配管径を経験という補正値にて 修正しています 一度アタマをすっきりさせてから出た答えを見れば こんなもんでいいじゃん て思うこと良くあるものです ハチャメチャな理論でやっていますが 今のところ大きな問題になったことは無いと自負しています |
回答ありがとうございます。 器具給水負荷単位だけで計算すると、どうしても管径が大きくなってしまうので現場の職人さんによく過大設計だといわれるので、他の方法を使ってだせばそれなりの数値(管径)がだせたらと思っていた次第です。 また色々と相談するかと思いますがどうぞ宜しく御願いします。 |
>回答ありがとうございます。 >器具給水負荷単位だけで計算すると、どうしても管径が大きくなってしまうので現場の職人さんによく過大設計だといわれるので、他の方法を使ってだせばそれなりの数値(管径)がだせたらと思っていた次第です。 管径が過大になる要素として器具給水負荷単位のせいとは言い切れません 一般的に管均等法のほうが太くなると言われます (比較したことありませんが@本の受け売り) 同時に使う可能性が低いまたはほとんど無いものまで 計算に入れてしまっているのが大半の原因かと思います 先に書いたようにあおのあたりをよく検討すればいいのです 別の方法で計算したところで単なる数字合わせでしか無いと思います > >また色々と相談するかと思いますがどうぞ宜しく御願いします。 |
瞬時最大流量×器具の同時使用率は給水負荷単位の設定が困難な給水器具について行うもので、例題の器具はいずれも給水負荷単位の表にありますので、瞬時最大流量×器具の同時使用率の計算では行いません。 なお、同時使用率は各系統別に算出するものですので、この例で言うと一戸当たりの給水管径は一般器具数3個(浴槽1+流し1+シャワー1)で同時使用率は茶本(建築設備設計基準)の表2−4だと100%です。 また、茶本の場合配管径は配管許容摩擦抵抗を算出して、配管許容摩擦抵抗が「配管摩擦抵抗線図」の同時使用流量と推薦流速の交点の摩擦抵抗以上となる場合は推薦流速にて管径を決定し、同時使用流量と推薦流速の交点の摩擦抵抗以下となる場合は配管許容摩擦抵抗にて管径を決定します。 流速の上限値(2m/s)は水道施設設計指針及び各自治体の基準によるものですが、茶本の線図の場合、塩ビライニング鋼管及び鋼管の200Aで推薦流速が2m/sを超えています。(なお、2m/s超えてよいという根拠文献はみつけられません) 2m/s以下にて管径を算出しても、その分水圧が確保されていれば特に問題ないとは思います。 |
遅くなりましたが、回答ありがとうございます。 <瞬時最大流量×器具の同時使用率は給水負荷単位の設定が困難な給水器具について行うもので、例題の器具はいずれも給水負荷単位の表にありますので、瞬時最大流量×器具の同時使用率の計算では行いません。> ・瞬時最大流量×器具の同時使用率は給水負荷単位の設定が困難な給水器具について行うものなんですね。私は独学で学ばさせてもらってるので、大変勉強になりました。 |
ご質問の内容から推察して、建築設備給水管の管径は実務では どのようにしているのか? その計算根拠は? 設計と施工では 根拠が違うのでは? 等々のようですが・・・ まず、整理して考えてみましょう。対象建物はマンションで、給水 方式は本管直圧式か本管直結加圧式かその計算対象の室は何階か タンク重力式か加圧タンク式か 加圧ポンプ方式ならローテーションか 小型ポンプ類か ですべて計算方法は決まっています。 特に本管直圧式なら計算方法は国交省設備設計指針とは全く違う計算 方法になりますよ。日本全国どこでも計算方式は同じなのですから (当り前ですね) 設計と施工では管径が違うとか 場所によって 計算方式が違うとか 官庁と民間では計算方式が違うとか ありえませんので、アバウトな考えはやめましょう。 給水方式の違いによる具体的計算方法はここでは解説しきれませんので どうしてもわからない部分はメールで直接お答えしてもよいですよ。 ただし暇な時になりますが。 |
>特に本管直圧式なら計算方法は国交省設備設計指針とは全く違う計算 >方法になりますよ。日本全国どこでも計算方式は同じなのですから 国交省建築設備設計基準にも水道直結方式の管径決定法の記載はあります。 >設計と施工では管径が違うとか 場所によって >計算方式が違うとか 官庁と民間では計算方式が違うとか >ありえませんので、アバウトな考えはやめましょう。 自治体で制定している給水装置設計指針では管径計算は50A以下はウエストンの式、75A以上はヘーゼンウィリアムスの式としているものが多いと思います。一例として以下を貼っておきます。 http://www.city.kawasaki.jp/80/80syomu/home/kyuusou/k_sekousisin_index.html 国交省建築設備設計基準では摩擦抵抗線図に記載があるように全ての管径でヘーゼンウィリアムスの式ですよね。(ポリエチレン管のみTWの式:東京都水道局の実験式) また、ヘーゼンウィリアムスの式の中の流量係数ですが、自治体で制定している給水装置設計指針では新管110(直管部のみの場合)、130(曲部を含んだ場合)です。 国交省建築設備設計基準では管種によって流量係数は異なります。 なお、この流量係数の違いによって管径は1サイズ変わってくることがあります。 また、自治体の給水装置設計指針は日本水道協会発行の水道施設設計指針2000がベースになっていると思います。 この水道施設設計指針2000の管径計算方法は同時使用流量の計算を含め国交省建築設備設計基準とは違う方法です。 水道施設設計指針2000には以下の記載があります。(一部内容繰り返しになりますが) 「管径決定の水理計算方法としては、この指針に基づき主として口径50mm以下はウエストンの式、口径75mm以上はヘーゼンウィリアムスの式を用いる方法と、建築設備設計で使用されている等摩擦抵抗法(空気調和・衛生工学会規格である給排水設備基準・同解説(HASS206)、水理計算式は、ヘーゼンウィリアムスの式を用いる方法があるので、水道事業者は比較検討の上、使用する計算式を施行基準などで定めておくことが望ましい。) >日本全国どこでも計算方式は同じなのですから と書かれていますが、上記の水道施設設計指針記載内容により場所によって計算方法は違うことがあると思いますし、官公庁物件でも国交省建築設備設計基準ベースで設計を行うか、自治体の給水装置設計指針で設計を行うかで計算方法は異なります。 |
返信メール見させていただきました。 投稿者の方からではありませんでしたが・・ 直圧方式の計算についてですが、 よく勉強されていますし、歓心いたしました。 上水道は、元々厚生省所管ですからこの設計指針による 事になりますが各市長村で配水管方式の違い海抜の違い などから分岐管の常圧、ピーク時の水圧など其の市町村 特有の事柄から採用している計算手法に違いがあります。 違いはありますが、計算方法はこの設計指針のいずれかを 採用しているわけですので、日本全国計算方法は同じです。 ただ採用している計算の内容が違うという事です。アバウトな管径の 決め方をしているのでは無いという事ですね。 投稿者の方のメール内容から推察し、2次側給水と1次側給水 の設備給水計算方式は全く違う方法だというお話をしておきませんと ・・・ |
みなさん、ご回答ありがとうございます。 国交省建築設備設計基準ベースで設計を行うか、自治体の給水装置設計指針で設計を行うかで、多少の違いがあるんですね。うーん勉強になるな。p(^o^)q 私は、前にも述べたように独学で学んでいるので、本が〔管工事施工管理技術テキスト改訂第4版〕の本しか持ってないので、その2つの本を買って勉強しようと思います。(お金が無いのですぐには買えませんが・・・ /(*´`*)\ ) |
金が無いときに買った本ほどありがたみを感じるものはありません がんっばってくださいまし。 |
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