Page 1606 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ 会議室に戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼簡易専用水道と連通管 忠さん 07/5/13(日) 10:06 ┣Re:簡易専用水道と連通管 みっちゃん 07/5/13(日) 10:56 ┃ ┗Re:簡易専用水道と連通管 忠さん 07/5/13(日) 11:31 ┃ ┗Re:簡易専用水道と連通管 みっちゃん 07/5/13(日) 14:44 ┃ ┗Re:簡易専用水道と連通管 忠さん 07/5/14(月) 0:06 ┃ ┗Re:簡易専用水道と連通管 みっちゃん 07/5/14(月) 4:26 ┗Re:簡易専用水道と連通管 しろべ 07/5/14(月) 9:04 ┗Re:簡易専用水道と連通管 忠さん 07/5/15(火) 7:27 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 簡易専用水道と連通管 ■名前 : 忠さん ■日付 : 07/5/13(日) 10:06 -------------------------------------------------------------------------
困ったときの会議室頼みです。 現在、有効水量15m3の受水槽(2槽式)を計画していますが、 当面(2年間くらい)は段階的移転で予定使用量は半分以下です。 そこで連通管で仕切り、受水槽の半分だけを使用しようと考えているのですが、 問題点はありませんか? また、この場合でも簡易専用水道の届出義務は生じるのでしょうか? よろしくお願いします。 |
>現在、有効水量15m3の受水槽(2槽式)を計画していますが、当面(2年間くらい)は段階的移転で予定使用量は半分以下です。 >そこで連通管で仕切り、受水槽の半分だけを使用しようと考えているのですが、問題点はありませんか? 個人的には、死に水や、清掃消毒の管理が大変なので、半量程度の管理でしたら水位で制御するほうが楽と思っています。 >また、この場合でも簡易専用水道の届出義務は生じるのでしょうか? > 条例がある場合があるので一概には云えませんが、書類的には届け出義務は生じません。 ただし、実質的には返って面倒かと思います。竣工時の衛生関連の立会いの有無に関連しますが、説明が面倒と思います。また最終形になった時の説明も面倒です。それだけでなく、実質的に届けがないからといって、衛生的な清掃や水質検査を行わないつもりなら申し上げることはありませんが、通常法令適用の有無により業務内容は変更しないので、書類一枚を今届けるか後で届けるかの違いなら、今届けておきます。(テクニックとして最終形になるまで竣工させない方法もありますけど) それより、使用水量が半分になる場合、引き込み口径が替わり、量水器や量水器から水槽までの配管口径が変わる場合があり、お金も手間も余計にかかると思いますが。 |
みっちゃんさん、さっそくのレスありがとうございました。 >半量程度の管理でしたら水位で制御するほうが楽と思っています。 おー、水槽の水平切りですね、直感的に垂直切りしか浮かびませんでした。 ありがとうございました。 以前、水位による腐食の影響を聞いたことがありましたが、大丈夫でしょうか? 簡易専用水道についてのご教授(裏ワザも)もありがとうございます。 やはり、姑息なことを考えずに、正攻法がよさそうですね。 全体では簡易専用水道に該当する規模の受水槽も 片肺で使用し続けていれば該当しないというのも複雑な感じです。 ありがとうございました。 |
>以前、水位による腐食の影響を聞いたことがありましたが、大丈夫でしょうか? > これは、気相に発生する塩素(次亜塩素酸)に関係するので、地域により大きく異なります。 また、内部に結露する水の溶解物の濃度があがることにも大きく関係します。 供給されている水の遊離塩素濃度は平均、最大がどの程度の数値ですか? おかしなことに日本では、最低濃度しか基準がないので、過剰に注入(添加)されているのが現実です。 >簡易専用水道についてのご教授(裏ワザも)もありがとうございます。 >やはり、姑息なことを考えずに、正攻法がよさそうですね。 > >全体では簡易専用水道に該当する規模の受水槽も >片肺で使用し続けていれば該当しないというのも複雑な感じです。 > 水道法施行令(昭和三十二年十二月十二日政令第三百三十六号) 最終改正:平成一六年三月一九日政令第四六号 (簡易専用水道の適用除外の基準) 第二条 法第三条第七項 ただし書に規定する政令で定める基準は、水道事業の用に供する水道から水の供給を受けるために設けられる水槽の有効容量の合計が十立方メートルであることとする。 と法律で有効容量と定められています。では、有効容量とは何かとなりますが、法律には定められておりません 。ただ、多くの場合水槽の大きさも記載するような様式が多いです。その場合、説明するのは大変です。(本来姑息ですから) 申請から竣工に関しては、考え方ですが、三年以上かかる場合もあります。このような場合は、当然所轄と予め段取りを打ち合わせ、信頼関係の基で行うしかありません。 結局は、全体の安全を担保する方法を提示できるかです。大きなプロジェクトになればなるほど、部分的にはエリアのことしか理解していない(出来ない)コンストラクターが入ってきます。また、流末の業者さんはネットワーク(管路網)が理解できない方が多いようです。 現在私が助言しているプロジェクトでも、サブコンさんは名が知られた全国業者さんですが、担当エリアで生じた濁りなどの異常が別のエリアへ大きな影響を与えることが理解できないようです。自分の地区が濁っていないから、何も起きていませんと平気で回答されます。 現実には、閉栓、開栓、分岐などの影響は何処に跳ぶか判らないのが現実です。 本来なら、全てを同一時期に行えば私も手間が省けますが、多くの場合物理的に不可能です。まあ彼らにすれば、経験がないので、説明されても理解できる素養がないのですからしょうがないと云えばしょうがないのですが。 |
> これは、気相に発生する塩素(次亜塩素酸)に関係するので、 それで、ステンレス水槽でも水位面のあたりに変色の境目ができるのですね。 > 供給されている水の遊離塩素濃度は平均、最大がどの程度の数値ですか? 私の地域は、0.4PPM程度となっています。 > 法律で有効容量と定められています。では、有効容量とは何かとなりますが、法律には定められておりません 。 やはりそうですか、いろいろ調べてみたのですが、肝心のところが判らず つまずいていました。 > 現実には、閉栓、開栓、分岐などの影響は何処に跳ぶか判らないのが現実です。 自分の都合(できるだけ法律問題に関わり合いたくない)だけで考えていたことが 恥ずかしいです。 設備に携わる者としてそこまで考えなければならないのですね。 ちょっと考え方が変わりました。 ありがとうございました。 |
>> これは、気相に発生する塩素(次亜塩素酸)に関係するので、 >それで、ステンレス水槽でも水位面のあたりに変色の境目ができるのですね。 > ステインレスの場合には耐蝕皮膜、ミクロセル腐食の関係などが絡んできます。また水面の境界が出来るのは、気相における腐食瓦斯だけでなく、気相中の物質や蒸発、水中のシリカや硬度で表わしているカルシウムやマグネシウムなどの成分、表面に於ける蒸発量、ランゲリア指数などが絡んできます。 >> 供給されている水の遊離塩素濃度は平均、最大がどの程度の数値ですか? >私の地域は、0.4PPM程度となっています。 > その程度でしたら、通常の防蝕対策がなされていれば大きな問題にはならないと思います。 >> 現実には、閉栓、開栓、分岐などの影響は何処に跳ぶか判らないのが現実です。 > >自分の都合(できるだけ法律問題に関わり合いたくない)だけで考えていたことが恥ずかしいです。 >設備に携わる者としてそこまで考えなければならないのですね。 > 『・・分岐などの影響』は法的な問題ではなく、単純に流末の業者さんの扱う水道の経路は片押し(要は一方通行)の配管しかないのに、私が扱う多くの計画は網の目のようになっている経路が多いとの違いです。 ですから、多くの管路においては上流側、下流側の関係がありません。 |
2槽式水槽の片側のみ使用については、中仕切り強度の問題があり、 メーカーでは不可としていたと思います。 |
>2槽式水槽の片側のみ使用については、中仕切り強度の問題があり、 >メーカーでは不可としていたと思いま 連結管は清掃や一時的な使用量低下時の調整のためにあるのですから、 それなりの使い方がいいようですね。 姑息な発想でした。 ありがとうございました。 |
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