Page 1769 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ 会議室に戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼防火区画貫通について なんじゃこりゃ大福 07/12/20(木) 10:34 ┗Re:防火区画貫通について RIKU 07/12/20(木) 15:57 ┗Re:防火区画貫通について なんじゃこりゃ大福 07/12/20(木) 17:12 ┗Re:防火区画貫通について masa 07/12/22(土) 14:07 ┗Re:防火区画貫通について なんじゃこりゃ大福 07/12/26(水) 12:39 ┣Re:防火区画貫通について RIKU 07/12/26(水) 16:17 ┗Re:防火区画貫通について masa 07/12/26(水) 23:02 ┗Re:防火区画貫通について なんじゃこりゃ大福 07/12/30(日) 15:24 ┗Re:防火区画貫通について RIKU 07/12/30(日) 19:29 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 防火区画貫通について ■名前 : なんじゃこりゃ大福 ■日付 : 07/12/20(木) 10:34 -------------------------------------------------------------------------
現在老人施設における脱臭用設備の配管で防火区画を貫通する際の各機関の対応の違いに悩んでおります。 脱臭用のガスを配管にて各居室や廊下に散気するものなのですが、配管径が小さいこともあり、(最大25A)貫通部のモルタル処理で良いと考えております。 ところが6月20日以降の確認において、上記のモルタル処理で可という機関と不可という機関が出てきております。 不可という機関の見解としては主に風洞であるためダンパーが必要であるとのことです。 また、25Aのサイズのダンパーが無いので、全面不燃管を利用すれば良いとの見解であったり、ダンパーの変わりに遮断弁を設ければ良いとの見解であったりしております。 この他にも縦貫通のみ貫通部前後の不燃管処理は必要等見解が異なっております。 是非皆様の見解等お聞かせ願えませんでしょうか。 よろしくお願いします。 |
脱臭用ガス配管?配管材料は?ガス種類は?不燃?可燃?危険物?散気方法は?自動?手動?常時開放? 小生にはお役に立てないかも知れませんが。 |
早速のお返事ありがとうございます。 少々情報が足りなかった様で申し訳ありません。 情報を追記させて頂きます。 配管材料は現在VP又はHIVPを通常使用しております。 ガスの種類はオゾンガスになりますので、不燃で良いかと思います。危険物でも無いと思います。 散気方法は、常時開放で専用吹き出し口より散気となります。(噴出し量は手動にて調整可) 機械室等にある脱臭器本体が稼動している時間のみ散気となります。 よろしくお願いします。 |
ここらへんは特定行政庁や建築確認審査機関の判断になりますが、気送管(エアシューター配管)と同等とみなせば、ガス管・給水管・排水管と同様の取り扱いとなります。 ただし、開口が常時開放ではまずいので、随時閉鎖できるバルブ等が必要となります。 あくまで、換気設備と同等の風道とみなせば、防火ダンパーが必要となりますが、層間区画・異種用途区画間で同一系統配管で開口部がある場合は防火・防煙ダンパーが必要となるので厄介です。 その他建物種別・規模により換気風道は不燃材又は国土交通大臣が不燃材と同等と認定する材料とする必要があります。 |
早速の回答ありがとうございます。 気送管のくだりに随時閉鎖できるバルブとありますが、一応末端の噴出し口において、手動にて開度調節機能がついており、閉鎖も可能のものが付いております。但し、一度開度調節を行った後は殆ど触らないものです。こういった物をバルブと同等と考えられるのでしょうか? 換気設備同等の風洞であれば、不燃材というのは耐火2層管もよいのでしょうか? 認定証には排水及びそれに伴う通気管を耐火2層管で処理が可能とありますが、風洞としての認可に付いては一切記述が無いようです。メーカーに問い合わせをしたところ、メーカーは問題無いとの見解をだされて居りますが、風洞としての単独認可は取っていないとも言われております。 何度も申し訳ありませんがよろしくお願いいたします。 |
>気送管のくだりに随時閉鎖できるバルブとありますが、一応末端の噴出し口において、手動にて開度調節機能がついており、閉鎖も可能のものが付いております。但し、一度開度調節を行った後は殆ど触らないものです。こういった物をバルブと同等と考えられるのでしょうか? 随時閉鎖とは云えませんね。気送管(エアシューター)の場合通常はアルミ管で防火区画貫通部は鋼管を使用していると思います。ただし、150mmφまではアルミ管を認めている行政庁もあるようです。 >換気設備同等の風洞であれば、不燃材というのは耐火2層管もよいのでしょうか? >認定証には排水及びそれに伴う通気管を耐火2層管で処理が可能とありますが、風洞としての認可に付いては一切記述が無いようです。メーカーに問い合わせをしたところ、メーカーは問題無いとの見解をだされて居りますが、風洞としての単独認可は取っていないとも言われております。 サヤ管方式です。ご参考に!。 http://www.eslontimes.com/system/items-view/57/ |
ダクトとして扱われる場合は建築基準法告示1412号に適合すれば、耐火2層管は利用可能です。 ただし、告示1412号は対象が「下宿の各宿泊室、住宅の各住戸又は寄宿舎の各寝室(以下「各宿泊室等」という。)又は各居室(建築基準法(昭和25年法律第201号。以下「法」という。)別表第1(い)欄(2)項に掲げる用途の特殊建築物以外の特殊建築物の居室を除き、附属して設けられる便所、浴室、洗面所その他これらに類するものを含む。)及び便所、浴室、洗面所その他これらに類するもの(以下「各居室等」という。)」に限定されます。 したがって、廊下等対象外の部分は不燃材以外にできません。 またダクトになれば、防火ダンパー、防火・防煙ダンパーが必要になります。 したがって防火ダンパーを設置できない場合は、気送管として扱って、不燃材(ガラス等は除き、アルミの場合は板厚が1.4mm以上必要)の配管で、150mm以下、随時閉鎖装置が条件となります。 随時閉鎖装置は、手動で閉鎖できる必要があるので、床面から0.8m以上1.5m以下の高さに操作部が必要となります。 ここら辺の判断基準はほとんど明示されていないので、各部屋に単独で噴霧装置を設置した方が無難かもしれません。 |
レスありがとうございます。また返信遅くなり申し訳ありません。 実際問題として、どちらの場合においても現状ではどこかに不可能な場合が存在しているようです。結局各審査機関に伺いを立て、その機関の対応に従うしか無いようですね。 従来の配管に付いてはどのような見解だったのかを再度調べて見ます。 どうもありがとうございます。 |
『防火区画貫通の硬質塩化ビニル管の可否』について既に認められた告示以外の場合ですから仰る通りその都度の対応による事になる様ですね、どの様なお立場か分かりませんが硬質塩化ビニル管の製造業者、できれば同業協会などの意見など問い合わせられたら如何でしょうか。又、当該設備(老人介護など)業界を通じて問い合わせされたらもう少し前進すると思います。 類似としてセントラルクリーナー設備や各種医療設備なども同じ様な問題で安易な考えで行っていた事が多いと思います。 余計な事ですが防火壁などは出来れば迂回などして貫通を回避する様に心がけて下さい。【設備を過信してはなりません】ご健闘を祈ります。 |
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