Page 1772 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ 会議室に戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼温度センサ取付方法について 設計初心者 07/12/25(火) 16:24 ┣Re:温度センサ取付方法について Mr.インクレディブル 07/12/25(火) 16:46 ┃ ┗Re:温度センサ取付方法について 設計初心者 07/12/27(木) 15:09 ┃ ┗Re:温度センサ取付方法について Mr.インクレディブル 07/12/27(木) 15:36 ┣Re:温度センサ取付方法について 北品川庄司 07/12/25(火) 20:34 ┃ ┗Re:温度センサ取付方法について 設計初心者 07/12/27(木) 15:18 ┣Re:誤解があるようなので みっちゃん 07/12/26(水) 5:19 ┃ ┗Re:誤解があるようなので 設計初心者 07/12/27(木) 15:29 ┃ ┗Re:全部引用ですが勉強したい方のために みっちゃん 07/12/31(月) 17:16 ┗Re:温度センサ取付方法について TS 07/12/26(水) 8:44 ┗Re:温度センサ取付方法について 設計初心者 07/12/27(木) 15:31 ┗Re:温度センサ取付方法について TS 07/12/27(木) 21:42 ┗Re:温度センサ取付方法について 鉄人60号 07/12/28(金) 1:54 ┗Re:温度センサ取付方法について TS 07/12/29(土) 17:31 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 温度センサ取付方法について ■名前 : 設計初心者 ■日付 : 07/12/25(火) 16:24 -------------------------------------------------------------------------
温度センサの取り付け方法について教えて下さい。 配管途中に流体(純水)の温度測定用の 温度センサ(φ6.4のPtセンサ)を取付けるのですが 流れに対して対抗になるように取付けると教えてもらっているのですが 何故、対抗にしなければならないのかが理解出来ません。 仮に対抗とするときと同様に曲がり部をチーズにして 対抗とは逆に流れと順方向にセンサを挿入したとしても 対抗のときと変わらない気がするのですが・・・ 乱流・相流等も影響するのでしょうか? 御手数ですが、どなたかご教授下さい。 |
>対抗のときと変わらない気がするのですが・・・ 対抗→対向かな >乱流・相流等も影響するのでしょうか? 保護管に掛かる力を想像しましょう。 金属疲労により破損する例は多いらしいですよ。 |
>>対抗のときと変わらない気がするのですが・・・ >対抗→対向かな >>乱流・相流等も影響するのでしょうか? >保護管に掛かる力を想像しましょう。 >金属疲労により破損する例は多いらしいですよ。 金属疲労ということまで 考えが及んでいませんでした。 ありがとうございます。 |
>金属疲労ということまで >考えが及んでいませんでした。 >ありがとうございます。 詳しくは"みっちゃん"の紹介したサイトを参考にしてね。 原発のサイトでは、センサー廻りでの事故やオリフィス後流(水平ならエア抜き穴も)のエロージョンに関するもの、その他減肉に関する資料が沢山あります。 自分がもし取付するとすれば 可能な限り対向取付。位置はメーター等と同じく前方に直管必要長さを確保。 管内流速は2.5m/sec程度。(民間の太物で3.5m/secくらいなら要注意かもね) ポンプ直上部には取り付けしない。 細物で1.5m/程度までなら収まり優先。(根拠ありませんよ) あとは、センサーに限らず水撃作用を抑えることかな。 不凍液の事故もそうですが、そういった時の前後にあるバルブは効かないこと が多いような気がします。一度、ポンプメカニカルシールからの漏水を見たこと はありましたが、機械室噴水状態。バルブ効かず唖然とした経験も。 |
センサーのガイド管に無理な力がかかり変形してしまうためです 取り付けに関しては大きく分類すると 対向、直角、順向の3つです これらのうちガイド管にかかる負担がもっとも少ないとされるのは 対向です 取り付けスペースなどの問題でやむなく直角取り付け というのは見かける光景ではありますが また、取り付け分をチーズにするのは 配管の圧力損失が増す為好ましくありません いわゆるトンボ取りになってしまいますものね |
>センサーのガイド管に無理な力がかかり変形してしまうためです >取り付けに関しては大きく分類すると >対向、直角、順向の3つです >これらのうちガイド管にかかる負担がもっとも少ないとされるのは >対向です >取り付けスペースなどの問題でやむなく直角取り付け >というのは見かける光景ではありますが > >また、取り付け分をチーズにするのは >配管の圧力損失が増す為好ましくありません >いわゆるトンボ取りになってしまいますものね ガイド管とは保護管のことでしょうか? 確かに対向以外ではかかる負担が大きいというのは イメージが出来ます。 ありがとうございました。 |
>温度センサの取り付け方法について教えて下さい。 >配管途中に流体(純水)の温度測定用の温度センサ(φ6.4のPtセンサ)を取付けるのですが流れに対して対抗になるように取付けると教えてもらっているのですが何故、対抗にしなければならないのかが理解出来ません。 >仮に対抗とするときと同様に曲がり部をチーズにして対抗とは逆に流れと順方向にセンサを挿入したとしても対抗のときと変わらない気がするのですが・・・ >乱流・相流等も影響するのでしょうか? > 正確な温度を測るためです。基本的には以下の順番で選択します。 1.管径が比較的大きく挿入深度が取れる場合は、流れに垂直になるよう取り付。 2.管径が細く挿入深度が取れない場合は、流れに逆らって斜めに取り付け。 3.さらに管径が細い場合、凸部をもたせたり、また屈曲部に取り付け。 細かい説明はここを読んでください。 http://www.rkcinst.co.jp/techno/15/techno_15.htm 要はどの部分の温度を測っているかと、温度勾配がどのような形で発生するかです。 乱流、層流の話や、ガイド管にかかる力に関してはこのような場所で簡単に説明できる内容ではありません。申し訳ないですがこれだけの短い文章に誤字がこれだけあるようでは少々説明しかねます。一般向けの簡単で具体的な内容がかかれている場所がありますので紹介しておきます。10Pに纏めてあります。 http://133.53.8.211/04/monju/category05/mj_accirep/mj_accirep16.html |
> 正確な温度を測るためです。基本的には以下の順番で選択します。 >1.管径が比較的大きく挿入深度が取れる場合は、流れに垂直になるよう取り付。 >2.管径が細く挿入深度が取れない場合は、流れに逆らって斜めに取り付け。 >3.さらに管径が細い場合、凸部をもたせたり、また屈曲部に取り付け。 >細かい説明はここを読んでください。 >http://www.rkcinst.co.jp/techno/15/techno_15.htm > 要はどの部分の温度を測っているかと、温度勾配がどのような形で発生するかです。 > > 乱流、層流の話や、ガイド管にかかる力に関してはこのような場所で簡単に説明できる内容ではありません。申し訳ないですがこれだけの短い文章に誤字がこれだけあるようでは少々説明しかねます。一般向けの簡単で具体的な内容がかかれている場所がありますので紹介しておきます。10Pに纏めてあります。 >http://133.53.8.211/04/monju/category05/mj_accirep/mj_accirep16.html > 正確な温度を測定する為にはやはり対向が良いのですね。 参考文献には解りやすく図面も記載されており よく理解できたと思います。 ありがとうございます。 最後に誤字に関して、ご指摘頂き誠にありがとうございます。 以後は一度見直してから質問するように心掛けます。 |
電子版新編温度計測100のFAQ 68 強度計算 を要約 設計段階でプロセスの使用条件で、下記の項目を計算で保護管が使用に適することを確認。 計算の元は、ASME PTC 19.3 。但し、代表的な寸法、形状を示し汎用性に欠ける。そこで、一般的には参考文献および著者に記載されている J.W.MURDOCK が示した、Power Test Code Thermometer Wells が活用される。 1)耐圧強度 機械工学便覧に掲げられている外圧を受ける円柱の式から導かれる計算式を使用する。JIS B8271-1993「圧力容器の胴及び鏡板」5.外圧を受ける胴及び鏡板の項目に、座屈を考慮した計算式が示されている。この計算式は「高圧ガス保安法」特定設備検査規則で示されるものと同一。上記の ASME には外圧を受ける円柱の式を応用した式が使用されている。 2)曲げ強度 流速による動圧が保護管に加わり、保護管根元部に曲げ応力として作用する。高粘度流体の場合には粘度の値が数万mPa・s(cS) 以上の値に達するため、抗力係数が増加して保護管が変形することもあるので注意が必要。 3)カルマン渦による共振の有無 保護管は通常ある固有振動fnを持ち、流体の流れにより保護管後流に発生する渦が左右に交互に作用し強制振動を起こす。この渦をカルマン渦と呼ぶ。この渦の周波数fsと固有振動数Fnが一致すると共振現象が発生し、流体密度が大きな場合、短時間で保護管が折損する。一般的にはfs/Fn<0.8での使用が推奨される。 ASME BOILER & PRESSURE VESSEL CODE SECTION V,DIVISION 1 APPENDICWS APPENDIX N-1300 の中で対称渦の発生を避ける条件が記載されている。 関連する書籍に、日本機械学会基準「配管内円柱構造物の流体振動評価指針」、JSME S 012-1998がある。 暇に任せて参考資料をあさりました。 |
>温度センサの取り付け方法について教えて下さい。 >配管途中に流体(純水)の温度測定用の >温度センサ(φ6.4のPtセンサ)を取付けるのですが >流れに対して対抗になるように取付けると教えてもらっているのですが >何故、対抗にしなければならないのかが理解出来ません。 >仮に対抗とするときと同様に曲がり部をチーズにして >対抗とは逆に流れと順方向にセンサを挿入したとしても >対抗のときと変わらない気がするのですが・・・ >乱流・相流等も影響するのでしょうか? > >御手数ですが、どなたかご教授下さい。 ブライン配管であれば、直角取付けはできるだけ辞めたほうがいいと思います。 金属疲労で保護管が折れてしまい、機械室がブラインの海になってしまった時が ありました。あれはマジで焦ったなー。 動力盤の基礎が300hあったので、ギリギリ盤の浸水は無かったですが。 (タッピングに指をつっこんで、止めてました。) |
>ブライン配管であれば、直角取付けはできるだけ辞めたほうがいいと思います。 >金属疲労で保護管が折れてしまい、機械室がブラインの海になってしまった時が >ありました。あれはマジで焦ったなー。 >動力盤の基礎が300hあったので、ギリギリ盤の浸水は無かったですが。 >(タッピングに指をつっこんで、止めてました。) それは恐ろしいですね。 今後、ブラインを使用するときには よく思い出し、特に気をつけるように 気をつけます。 ありがとうございます。 |
>>ブライン配管であれば、直角取付けはできるだけ辞めたほうがいいと思います。 >>金属疲労で保護管が折れてしまい、機械室がブラインの海になってしまった時が >>ありました。あれはマジで焦ったなー。 >>動力盤の基礎が300hあったので、ギリギリ盤の浸水は無かったですが。 >>(タッピングに指をつっこんで、止めてました。) > >それは恐ろしいですね。 >今後、ブラインを使用するときには >よく思い出し、特に気をつけるように >気をつけます。 >ありがとうございます。 書くの忘れてましたが、保護管が長かったのが大きな原因じゃないかと思っています。(配管:300A、保護管:150L) 保護管のL寸が100mmだったら大丈夫だったかもしれませんね。 |
>書くの忘れてましたが、保護管が長かったのが大きな原因じゃないかと思っています。(配管:300A、保護管:150L) >保護管のL寸が100mmだったら大丈夫だったかもしれませんね。 元工場設備屋です。 センサーがPt測温抵抗体の場合、最短長さが150mmでした。 構造上、どうしても流れに直角にセンサーを付けなければならない。 どうするか、いろいろ観察しました。 根元が太いテーパー型のセンサーもあります。 偶然ですが、 センサーの少し前方にダミーの棒をつければ良いと気がつきました。 例えば競輪で風よけに先に走る車がありますね?あの原理です。効果がありました。 あまり人に言う機会のなかった私のノウハウです。 |
>>書くの忘れてましたが、保護管が長かったのが大きな原因じゃないかと思っています。(配管:300A、保護管:150L) >>保護管のL寸が100mmだったら大丈夫だったかもしれませんね。 > >元工場設備屋です。 > >センサーがPt測温抵抗体の場合、最短長さが150mmでした。 >構造上、どうしても流れに直角にセンサーを付けなければならない。 >どうするか、いろいろ観察しました。 >根元が太いテーパー型のセンサーもあります。 >偶然ですが、 >センサーの少し前方にダミーの棒をつければ良いと気がつきました。 >例えば競輪で風よけに先に走る車がありますね?あの原理です。効果がありました。 >あまり人に言う機会のなかった私のノウハウです。 あ、私の話は温度センサーじゃなくて、温度計の保護管の話でした。 (書くの忘れてました。) ダミーの棒を取り付ける案、いいですね。勉強になりました。 |
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