Page 1802 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ 会議室に戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼熱負荷計算時のブラインド開閉 mozart 08/1/22(火) 17:29 ┣Re:熱負荷計算時のブラインド開閉 u7 08/1/23(水) 14:21 ┃ ┗Re:熱負荷計算時のブラインド開閉 mozart 08/1/25(金) 23:18 ┣Re:熱負荷計算時のブラインド開閉 ミロス 08/1/23(水) 17:43 ┃ ┣その後の変化 ミロス 08/1/24(木) 1:03 ┃ ┃ ┣Re:その後の変化 u7 08/1/24(木) 12:49 ┃ ┃ ┃ ┗Re:記事の補足 ミロス 08/1/24(木) 13:25 ┃ ┃ ┗Re:その後の変化 mozart 08/1/25(金) 23:20 ┃ ┗Re:熱負荷計算時のブラインド開閉 mozart 08/1/25(金) 23:19 ┣Re:熱負荷計算時のブラインド開閉 ada 08/1/23(水) 20:43 ┃ ┗Re:熱負荷計算時のブラインド開閉 mozart 08/1/25(金) 23:21 ┣Re:熱負荷計算時のブラインド開閉 鉄人60号 08/1/23(水) 23:34 ┃ ┗Re:熱負荷計算時のブラインド開閉 mozart 08/1/25(金) 23:23 ┗Re:熱負荷計算時のブラインド開閉 masa 08/1/24(木) 0:13 ┣Re:熱負荷計算時のブラインド開閉 mozart 08/1/25(金) 23:25 ┃ ┗Re:熱負荷計算時のブラインド開閉 通りすがり 08/1/29(火) 13:11 ┗Re:熱負荷計算時のブラインド開閉条件 隅の老人 08/2/2(土) 0:17 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 熱負荷計算時のブラインド開閉 ■名前 : mozart ■日付 : 08/1/22(火) 17:29 -------------------------------------------------------------------------
いつも拝見させて頂いています。 今回ご相談させて頂きたいのは、空調熱負荷計算時における 窓面ブラインドの開閉を判断する窓面取得熱量についてです。 熱負荷を計算する際にブラインドを閉めると判断する取得熱量(W/u)は どの程度と考えればよいかご存知でしょうか。 また、ネットであれこれと検索してみましたが、 116(W/u)=100(kcal/h・u)の取得熱量があった場合にブラインドを 閉めるといったデフォルト値がありました。 この数値には何か根拠や公的もしくは学会的な見解があるので しょうか。 何卒宜しくお願い致します。 |
>熱負荷を計算する際にブラインドを閉めると判断する取得熱量(W/u)は >どの程度と考えればよいかご存知でしょうか。 暑かったらユーザーが閉めると考えるのが基本。 よって、最大冷房負荷時は閉まってと考えるのが普通でしょう。 何Wであるかという議論は無意味で、私は通常、常閉として計算します。 (日射量制御している電動ブラインドであれば、別ですが…) また、ブラインドの閉の遮蔽係数というのは、文献をたどっていくとわかるのですが、スラット角が25度と結構、開いている状態です。 完全に閉じると遮蔽係数はもっと高いので、気にせず常閉として扱っています。 >また、ネットであれこれと検索してみましたが、 >116(W/u)=100(kcal/h・u)の取得熱量があった場合にブラインドを >閉めるといったデフォルト値がありました。 >この数値には何か根拠や公的もしくは学会的な見解があるので >しょうか。 ないでしょう。 少なくとも、基本となる最大熱負荷計算法の書籍(空衛学会)、便覧、茶本にはありません。 |
まずはアドバイスへのお礼が遅くなった事をお詫び致します。 頂いたアドバイスを参考に計算してみます。 どうもありがとうございました。 |
手元にある、大昔(1972-3)の学会誌のなかで、 「電算機による動的空調負荷計算法」の説明があり、 ブラインドの使用率の入力は、省略した場合、100kcal/m2hを標準としている とあります。 |
熱負荷計算HASP系で、ブラインドをどこから使用するか?の変遷 70年代は、100 書いていたものが、 80年代になると、200?のような雰囲気の表記に変化して、ぼかし気味? 最近の学会誌(2001-10)では、外付けブラインドの記事で、230Wがみられる どうも、わたしの古いアタマでは、ずっと100とおもってきたが、変わっているのかも・・・?? |
>熱負荷計算HASP系で、ブラインドをどこから使用するか?の変遷 >70年代は、100 書いていたものが、 >80年代になると、200?のような雰囲気の表記に変化して、ぼかし気味? > >最近の学会誌(2001-10)では、外付けブラインドの記事で、230Wがみられる > >どうも、わたしの古いアタマでは、ずっと100とおもってきたが、変わっているのかも・・・?? 外付けブラインドは、遮蔽係数が高いので、内付けとは当然異なるでしょう。 まあ、100kcal/hという数字は、見るからになんとなく…ですよねぇ あと、熱反やLow-eなどガラス自体の日射遮蔽性能も上がっているので、鉛直面日射量基準で数字をみると増えると思います。 入射熱基準だとあまり変わらないと思いますが。 |
2001-10 の記事では、HASP/ACLD/8001で計算するにあたって 外付け、内付け、ガラスのみ の各案を比較する条件のひとつに、 ブラインドを使用しない条件として、窓ガラスの透過日射量が230W/m2 以下の時間帯としたとの記載でした。 |
まずはアドバイスへのお礼が遅くなった事をお詫び致します。 もう少し何かないか差がしてみます。 どうもありがとうございました。 |
まずはアドバイスへのお礼が遅くなった事をお詫び致します。 もう少し心当たりを探す様にします。 どうもありがとうございました。 |
私も興味があって探したのですが、 http://ci.nii.ac.jp/naid/110004083946/ ↑ここにそれらしき実験論文がありました(右上のPDFボタンをクリックすると本文が開きます)。建築学会の論文で比較的新しい物みたいです。GSV(グレア感申告値)が0.83で50%の人がブラインド使用、2.6で80%が使用となってますね。その時の窓面輝度がそれぞれ約2700cd/u、5000cd/u(以上)と読み取れるのですが、はて?輝度って熱に換算できたっけ?というところで止まっています。出来ましたっけ?→識者の方。 ということで、余り参考にはならないかもしれませんが、ご参考までに。 |
まずはアドバイスへのお礼が遅くなった事をお詫び致します。 ちょっと私には難しいかもしれません。 でも貴重な情報どうもありがとうございました。 |
元工場設備屋です。 こんなデータもあります。 http://www.eccj.or.jp/scnet/summer/summer_01/effect.html |
まずはアドバイスへのお礼が遅くなった事をお詫び致します。 頂いた情報をヒントに考えてみます。どうもありがとうございました。 |
確かに、空調負荷計算ソフトのIPACには、ブラインドの開閉条件を入力するところがあり、マニュアルもなぜか116w/uが入力値となっていますが、この項目に対する説明はありません。 通常は最大熱負荷を求める為にブラインド開閉条件を考慮する必要はありませんが、ピーク時もしくは特定の条件でのブラインド開閉条件で一日の概略熱負荷を算定する為の機能ではないでしょうか? 間欠空調での蓄熱負荷算定に利用する事も可能かもしれません。 |
まずはアドバイスへのお礼が遅くなった事をお詫び致します。 ソフトの名前を記載していなかったのによくIPACと分かりましたね! 116という数値についてもう少し調べてみます。 どうもありがとうございました。 |
>まずはアドバイスへのお礼が遅くなった事をお詫び致します。 > >ソフトの名前を記載していなかったのによくIPACと分かりましたね! >116という数値についてもう少し調べてみます。 >どうもありがとうございました。 1kcal/h=1.16Wより 100kcal/hなので116Wなのでは? |
mozartさん及びmasaさんへ 隅の老人です。数十年前の記憶からコメントします。 >確かに、空調負荷計算ソフトのIPACには、ブラインドの開閉条件を入力するところがあり、マニュアルもなぜか116w/uが入力値となっていますが、この項目に対する説明はありません。 通常は最大熱負荷を求める為にブラインド開閉条件を考慮する必要はありませんが、ピーク時もしくは特定の条件でのブラインド開閉条件で一日の概略熱負荷を算定する為の機能ではないでしょうか? >間欠空調での蓄熱負荷算定に利用する事も可能かもしれません。 116W/m2( 100kcal/m2)の出典は、井上宇市さんの「空気調和ハンドブック第2版」で読んだ記憶があります。手持ちの本では、第3版ですが、63pに「---透過日射量が弱くなるとブラインドを開けるものとしてIgrが100以下の場合は遮蔽係数k=1.00とする。」とありました。 また、233w/m2( 200kcal/m2)の根拠らしいものは、建築設備技術者協会のMICRO-PEAK/2000 」のマニュアルの10pにブラインドの操作をする基準日射量の入力サンプルに233の数値があります。但し、これは masaさんが説明のとおり「HASP/ACLD又はMICRO-HASP]の松尾陽さんの応答係数ロジックを転用してます。 添付資料の33Pではdefalt値=200kcal/m2がサンプルであり、0kcal/m2とした場合は日射量0の場合のみブラインドが開となる。 と説明があります。 この辺の数値が一人歩きをしているように思われます。 私個人としてこの判断基準を使用したのは、テナント複合ビルとかで、平日休みのブラインドを閉とする為に使用したことはあります。負荷計算をしてみれば、どちらでも大差が出なかったと記憶しています。年間熱負荷需要量には必要と思います。 ただ、最近ペリメータレス空調が流行ってますのでその際、defalt値=200kcal/m2が時々使用されているようです。 以上 遅ればせながら参考までにレスしました。 |
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