Page 1803 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ 会議室に戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼空調の熱負荷について 911c2 08/1/30(水) 16:15 ┣Re:空調の熱負荷について ada 08/1/30(水) 17:30 ┃ ┗Re:空調の熱負荷について ada 08/1/30(水) 17:35 ┃ ┗Re:空調の熱負荷について hatomori 08/1/31(木) 22:01 ┃ ┗Re:空調の熱負荷について ada 08/2/1(金) 12:21 ┃ ┗Re:空調の熱負荷について ada 08/2/2(土) 12:07 ┗Re:空調の熱負荷について u7 08/1/31(木) 12:20 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 空調の熱負荷について ■名前 : 911c2 ■日付 : 08/1/30(水) 16:15 -------------------------------------------------------------------------
どなたか教えてください。 お客さんから質問されたのですが、 室内に150000Kcal/hの発熱がある場合に、138000Kcal/hの能力の空調機で冷房すると室内の温度は上昇していくと思うのですが。1時間で何度上昇するか計算できるのでしょうか?部屋の容積は1300m3です。 |
>どなたか教えてください。 >お客さんから質問されたのですが、 >室内に150000Kcal/hの発熱がある場合に、138000Kcal/hの能力の空調機で冷房すると室内の温度は上昇していくと思うのですが。1時間で何度上昇するか計算できるのでしょうか?部屋の容積は1300m3です。 Δt=q/0.29Q=32K 熱量は相対値なので、室温が上昇すると150,000kcal/hの発熱量はいつまでも150,000kcal/hのままではないし、空調機も吸込条件が変化すると常に同じ能力ではないので本当のところは判りません。 |
>>室内に150000Kcal/hの発熱がある場合に、138000Kcal/hの能力の空調機で冷房すると室内の温度は上昇していくと思うのですが。1時間で何度上昇するか計算できるのでしょうか?部屋の容積は1300m3です。 > >Δt=q/0.29Q=32K すいません。qというのはΔqです。150,000-138,000=12,000kcal/h |
>>Δt=q/0.29Q=32K > >すいません。qというのはΔqです。150,000-138,000=12,000kcal/h 12,000Kcal/Hの熱量が室容積の空気を加熱し、32度温度が上昇すると 答えられているのでしょうか。32Kの意味が?です。 こんな、単純な考えではないはずです。 |
hatomoriさんに指摘されると緊張します。 >12,000Kcal/Hの熱量が室容積の空気を加熱し、32度温度が上昇すると >答えられているのでしょうか。32Kの意味が?です。 そういう意味です。911c2さんが発熱150,000kcal/hで冷却138,000kcal/h・容積1,300m3としか条件を書かれていないので、どの温度帯でも一定の熱量が与えられるとして単純計算しました。 >こんな、単純な考えではないはずです。 私もそう思ったので、11103では >熱量は相対値なので、室温が上昇すると150,000kcal/hの発熱量はいつまでも150,000kcal/hのままではないし、空調機も吸込条件が変化すると常に同じ能力ではないので本当のところは判りません。 と書いたのですが・・・分かり難くてすいません。 u7さんも書かれていますが、壁体負荷は室内温度上昇に従って下がります。ただ、911c2さんが発熱量と書かれているのは壁体負荷だけなのかどうか判りません。単純に電気ヒータとしても、室温上昇に従ってインピーダンスが増えるので発熱量は下がっていきます。他にも色々な要素があると思いますし、それぞれに温度特性があると思います。911c2さんの書かれている発熱量というのはそれらの合成だと思います。また、空調機というのはPACなのか冷却コイルなのかどうかも判りません。どちらにしても室温上昇に伴って能力は増えていきます。つまり熱を構成している要素すべてを関数化して合成した後、1時間で積分して熱量に変換し前述の計算式に代入すれば1時間後の室温上昇分は計算できると思います。表現が旨くできなくてすいません。 |
ちょうどPACの能力表を見る機会があったのでついでに能力変化を見てみました。 参考にしたのはダイキンの年間冷房中温用15HPです。 室内WBが17℃WB付近だと43.5kWで19℃WBだと50kWになっています。15%程度能力アップするみたいです。運用している室内温度・湿度が判らないし室内負荷のSHFも判らない状態なのでPAC内SHFも出しようが無いのですが、24℃DB/50%RH/17℃WBで運用していると仮定して、且つ絶対湿度一定で室温が上昇していくと考えると19℃WB時には30℃DBぐらいです。911c2さんの書かれている条件だと空調機の能力が8.7%上がれば平衡するので(SHFが判らないので断定できませんが)、おおざっぱに判断すると28℃DB位で温度は落ち着くのではないかと推測は出来ます。Δt=4Kぐらいですね。 ただ、19℃WBより上の特性だと能力上昇率は極端に緩慢になる様なので、条件によってはかなり数字に変化が現れると思います。 |
少しめんどくさい手計算でも出ますが、 負荷計算書があれば、結構簡単にできます。 結局、換気や外皮から逃げていく分の熱を考慮しないと、過大な計算結果になります。 室内温度=設計温度+(総顕熱負荷-エアコン能力)/(葱A+0.33V) ※kcalの場合は、0.33→0.29 ※葱A負荷のある壁の合計(隣室が空調されているなどの壁を除く) |
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