Page 1853 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ 会議室に戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼汚水槽及び汚水ポンプの選定方法 ゼロ 08/4/18(金) 13:49 ┣Re:汚水槽及び汚水ポンプの選定方法 おば嬢 08/4/18(金) 14:58 ┣Re:汚水槽及び汚水ポンプの選定方法 masa 08/4/20(日) 21:35 ┗Re:汚水槽及び汚水ポンプの選定方法 ゼロ 08/4/22(火) 16:07 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 汚水槽及び汚水ポンプの選定方法 ■名前 : ゼロ ■日付 : 08/4/18(金) 13:49 -------------------------------------------------------------------------
設備設計初心者なので簡単な方法で教えてください! 空調・衛生技術デ−タ−ブックを見て、汚水槽及び汚水ポンプの選定をしていますが、公式に出ている建築物(地階部分)の1日平均排水量と建築物(地階部分)の 1日あたり平均給水時間の計算式がわかりません。 例題を使って教えていただくとありがたいです。 宜しくお願いいたします。 |
東京都排水設備要綱((財)東京都弘済会)にあります |
1日あたり平均給水時間は、空調・衛生技術データーブックの給水設備の項目に建物種別ごとの給水量原単位と一緒に表となって載っているはずです。 1日平均排水量は、1日給水量の90%〜100%の範囲で選定します。 飲用・散水・冷却水飛散・蒸発水など、排水管に流入しないものは排水量から除外します。 地階だけの場合は、飲用・散水・冷却水飛散・蒸発水などは無いはずなので、1日給水量の地階部分に対する按分量を1日排水量(地階分)として計算します。 その他、湧水・ドライエリアの排水などを汚水槽に流入する場合は、その分を加算します。(通常は湧水・ドライエリア排水は汚水槽とは別の槽を用意するはずです) 例:事務所ビル、地階事務所面積1,000uの場合 地階事務所人員=1,000u÷5u/人=200人(占有面積5u/人以下で利用方法により選定) 事務所1人当たり給水量=120L/人・日(60L/人・日〜120L/人・日で利用方法により選定) 事務所使用時間=10h(8〜10hで利用方法により選定) 1日給水量=200人×120L/人・日=24000L/日 時間平均給水量=200人×120L/人÷10h=2400L/h 汚水量は給水量と同じとする。 汚水槽容量 選定方法1:1日汚水量の30%とする。 24000L×0.3=7200L 選定方法2:時間平均汚水量の2時間分とする。 2400L×2=4800L 東京都などは、汚水の貯留時間は2時間以内が条件なので、選定方法2とする。 ただし、汚水槽の全容積は汚水槽容量の2倍以上とし、満水位の20〜30%増しの水位を同時運転水位として、汚水ポンプを2台同時運転する。 汚水ポンプの選定 汚水槽容量を10〜20分で排水できる能力とする。 汚水ポンプ排水量=4800L÷20min=240L/min 汚水ポンプは2台設置し、非常時同時、常時交互運転とする。(東京都の場合は2時間毎の運転をタイマー制御により行う) 上記は、事務所など時間汚水量が平均している場合なので、映画館・劇場・学校・駅等の汚水量のピーク時間が存在する場合は衛生器具数から時間最大汚水量を算出して、時間最大汚水量で汚水槽容量を算定する必要があります。 |
返信おそくなりましてすいません 大変参考になりました 教えて頂いたのを参考に自分なりに 勉強したいと思います 誰にも聞けずいろいろな参考書を 見て考えていてもどうしても理解できませんでしたが物凄くわかりやすい 説明で感動しました!! 本当にありがとうございました |
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