Page 1865 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ 会議室に戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼装置熱負荷計算 省エネ担当3 08/4/25(金) 12:48 ┣Re:装置熱負荷計算 やま 08/4/26(土) 4:02 ┗Re:装置熱負荷計算 u7 08/5/2(金) 11:20 ┗Re:装置熱負荷計算 省エネ担当3 08/5/6(火) 20:58 ┗Re:装置熱負荷計算 u7 08/5/8(木) 12:11 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 装置熱負荷計算 ■名前 : 省エネ担当3 ■日付 : 08/4/25(金) 12:48 -------------------------------------------------------------------------
室内23℃設定で機械表面温度を70度から20度に下げることにより、装置発熱による省エネを考えており、コストメリットを計算したいのですが。 ステファンボルツマンの計算でよいのでしょうか? 計算条件 冷水コストは1MJ/円 ε:放射率:0.6 A:表面積:1000u б:定数:5.67×10∧-8 T:表面温度(70度から20度) E=ε×A×б×凾s∧4 =0.6×1000×5.67×10∧-8×(70-20)∧4 =0.2126KW =765.45MJ =765円 以上のような考え方であっているのでしょうか? 別の資料ではこのような発熱物質からの熱量計算は伝導、対流、輻射による熱伝達を考慮する必要があり、非常に複雑な計算になると書いてありましたが、計算方法が分かりませんでした。 |
ご質問に直接回答出来るものではありませんが「輻射」についての意見です。 表面温度T(絶対温度)の物体から放射する輻射熱はTの4乗に比例しますので、 0.6×1000×5.67×10∧-8=fと置きますと E=f(70-20)^4とありますのは E=f{(70+273)^4-(20+273)^4}となるのだと思います。 次にコスト計算ですが Eの単位はW(ワット)だと思いますので時間の-1乗の次元を含んでいますから (1W=1J/sですね)、熱量単価をかけるためには 『 Eを時間に付いて積分 』 する必要があります(この時の単位はWs又はWH等時間の次元を含まない単位に なります)。 WH→MJの換算係数は0.0036です(1WH=3600Ws=3600J=0.0036MJ)。 >別の資料ではこのような発熱物質からの熱量計算は伝導、対流、輻射による熱伝達を考慮する必要があり、非常に複雑な計算になると書いてありましたが、計算方法が分かりませんでした。 難しい計算は分かりませんが「建築設備設計基準(H18年版)」p255 の床暖房の 計算式が参考になるのではないでしょうか。 的を射た回答ではないですが、何かの参考になれば幸いです。 |
>別の資料ではこのような発熱物質からの熱量計算は伝導、対流、輻射による熱伝達を考慮する必要があり、非常に複雑な計算になると書いてありましたが、計算方法が分かりませんでした。 対流熱伝達が必要です。 表面積×伝達率×温度差 伝達率は4から5程度 1000*4*(70-20)で計算しましょう |
>対流熱伝達が必要です。 > >表面積×伝達率×温度差 > >伝達率は4から5程度 > >1000*4*(70-20)で計算しましょう 上記対流熱伝達のみが装置発熱負荷として、考えるということでしょうか? それとも、ステファンボルツマンの計算以外に必要だということになるのでしょうか? |
>上記対流熱伝達のみが装置発熱負荷として、考えるということでしょうか? >それとも、ステファンボルツマンの計算以外に必要だということになるのでしょうか? 熱の伝わり方は、3つ 伝導、対流、放射 伝導は、くっついている場合。 離れている場合であれば、通常、対流と放射の両方を合計する必要があります。 建築の世界では、対流+放射で総合熱伝達といいます。 |
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━