Page 1966 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ 会議室に戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼炭火焼き鳥器の換気計算 やまちゃん 08/9/9(火) 16:52 ┗Re:炭火焼き鳥器の換気計算 masa 08/9/9(火) 23:06 ┣Re:炭火焼き鳥器の換気計算 やまちゃん 08/9/10(水) 19:07 ┗Re:炭火焼き鳥器の換気計算 やまちゃん 08/9/20(土) 9:51 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 炭火焼き鳥器の換気計算 ■名前 : やまちゃん ■日付 : 08/9/9(火) 16:52 -------------------------------------------------------------------------
この度、焼き鳥店の排気工事の設計を依頼されましたが、店舗併設の厨房部分に設置する炭火焼き鳥器の排気量計算の算定方法が分りません。設備内容ですが、上部にフードを取り付けます。(フードは3辺開放で1500W×700D×700H)店内の換気扇は電気工事店にて設計してあり、店舗内に排気風量670m3の天井換気扇が3台と、厨房内にも同じ天井換気扇が1台みてあります。給気口は100φの物を1箇所厨房内と、面積は分かりませんが勝手口のサッシにガラリを建築工事で取付けるそうです。店舗面積46m2・厨房面積10m2で天井高さは2.7mです。本当の厨房は別の場所にあり、お客様の所では焼き鳥のみ焼く予定です。炭火の焼き鳥器の計算はしたことがなく、排気量及び給気量の算定を非常に悩んでおります。皆様方の知恵をお借りしたくよろしくお願いします。 |
基本的には、フード面風速0.5m/s以上で設計する事になります。(焼き鳥器の上昇気流を補足できる風速が必要です) フードは、1.5m×0.7m=1.05u、排気風量=1.05u×0.5m/s=0.525m3/s→1,890m3/h以上となります。 建築基準法では、火気使用設備の排気風量は、一般フード(T・U型でないもの)では、理論排ガス量の40倍です。 仮に炭の消費量が2kg/hとすると、排気風量=40×8.57m3/kg(理論排ガス量)×2kg/h=685.6m3/hとなります。 この場合は、685.6m3/h<1,890m3/hとなり排気風量は充分です。 なお、焼き鳥の焼き方で、たれを多くかける場合など、発煙量の多い場合は、フード下面を焼き鳥器に作業の支障にならない範囲で近づけると煙の捕集率が上がります。 給気量も排気量と同量確保してください。 |
ありがとうございます。大変参考になりました。 |
masa様のアドバイスを参考に設計しました。換気風量は2.000m3のファンを取付て給気量も同風量確保しましたところ、大変スムーズな換気ができたと現場から報告がありました。どうもありがとうございました。 |
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