Page 2007 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ 会議室に戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼ダクト中の打抜き鉄板(パンチング板)の圧力損失の計算方法 ロク 08/11/6(木) 20:02 ┗Re:ダクト中の打抜き鉄板(パンチング板)の圧力損失の計算方法 masa 08/11/7(金) 1:13 ┗Re:ダクト中の打抜き鉄板(パンチング板)の圧力損失の計算方法 ロク 08/11/8(土) 13:27 ─────────────────────────────────────── ■題名 : ダクト中の打抜き鉄板(パンチング板)の圧力損失の計算方法 ■名前 : ロク ■日付 : 08/11/6(木) 20:02 -------------------------------------------------------------------------
空調関係の設計業務に携わっておりますロクと申します。 ダクトの内部に、ダクト内部いっぱいの面積を持った打抜き鉄板(パンチング板) を溶接した場合の、そのパンチングでの圧力損失を求めたいのですが計算方法が 分からず困っております。 正確に申しますと、空気調和設備設計に関する資料から計算式自体は 発見したのですが、式の中に出てくる記号の一部が、何を指しているのか 記載されておらず答えを導き出せない状況です。 資料中にある式は以下です。 Aor=(3.14×d×d)/A n=ΣAor/Ao t/d≧0.015とする。 ※t:パンチングの板厚 d:パンチング穴の直径 以上の式から「t/d」と「n」を求めて、式の横に記載されている表より 「ζ」を求め、その値を下記式に代入する。 ΔPr=(ζ×Vo×Vo×γ)/19.6 ※Vo:ダクト内風速 γ:空気の密度 ΔPr:圧力損失 ここで、分からないのが「A」と「ΣAor」と「Ao」です。 「A」と「Ao」は面積っぽいですが、どこの面積を指しているのか分かりません。 「ΣAor」の「Σ」は「合計」の意だと思うのですが、単純に穴の数を「Aor」に かければ良いのかはっきり書いてありません。 長くなりましたが、上記記号の意味をご教授願いたいのです。 また、加えて「ダクト中にパンチングの圧力損失」ではなく、「ダクトの末端 (吹出し側)にパンチングが有る場合の圧力損失」を求める場合には、式は 変わってしまうのでしょうか? どなたか、お力添え 宜しくお願い申し上げます。 |
パンチング穴の面積:Aor=(3.14×d×d)/4の間違いではないでしょうか? Ao:ダクトの断面積、ΣAor:パンチング穴の面積の合計、n=ΣAor/Ao:自由面積比又は有効開口率ではないでしょうか? パンチングがダクト中にある場合と吹出口にある場合では、厳密には、開放端の形状損失が異なるので、圧力損失は変わります。 吹出口がパンチングメタルの場合は、パンチングメタルが吹出口の場合の損失係数で計算する必要があります。 ダクトの中にパンチングメタルがある場合は、パンチングメタルの圧力損失と、吹出口(ベルマウス、プレーンエンド、グリルなど)の圧力損失を合算します。 |
ご回答いただきましてありがとうございました。 文献中に記載されているAorの分母を見直してみましたが、そこでは やはりローマ字の「A」と表記されておりました。 正しくは「4」だったのですね。 参考にした文献は、買うと数万円もするような分厚い本を図書館で その一部をコピーしたのですが、そんな高い本でも間違いがあるものなんですね。 お忙しい中、ご回答いただきまして本当にありがとうございました。 |
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