Page 2043 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ 会議室に戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼外壁の貫通部処理について ももたろう 08/12/22(月) 20:24 ┗Re:外壁の貫通部処理について masa 08/12/23(火) 1:34 ┗Re:外壁の貫通部処理について ももたろう 08/12/24(水) 9:43 ┗Re:外壁の貫通部処理について masa 08/12/24(水) 22:06 ┗Re:外壁の貫通部処理について ももたろう 08/12/25(木) 20:50 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 外壁の貫通部処理について ■名前 : ももたろう ■日付 : 08/12/22(月) 20:24 -------------------------------------------------------------------------
はじめて投稿します 普段は一戸建住宅を手がける工務店の者すが、ひょんなことから共同住宅(190m2)の設計をすることとなり、みなさまのお知恵をお借りできればと思っています。 3階建 耐火建築物の2階の居室部分に屋内型給湯器を設置する際、給排気筒136φが外壁を貫通する部分にモルタルなど充填する。というのが私の認識でしたが、設備屋さんによると、モルタルなんか充填したことがないと言われました。 本当に貫通部の処理は要らないのでしょうか? 基本的なことで申し訳ありませんが、よろしくお願いします。 |
屋内型で、強制給排気型の場合は、外側が給気なので、屋内への排気の逆流を防止する為のパテ又はシールで問題ありません。(排気筒の貫通部の屋外カバーを設置しない場合) 強制排気型の場合は、排気筒なので、外壁が可燃物の場合は、モルタル製のめがね石もしくは、ロックウール等の断熱材で排気筒を巻く必要があります。 詳しくは、ガス機器の設置基準に詳しく記載されています。(メーカー資料も、ガス機器の設置基準に準じているはずです。 なお、ガス給湯器の排気筒には、排気筒の屋外カバーが付属しているはずなので、外壁が不燃材料であれば、屋外カバーが防火おおいの役目をしているはずです。 |
大変参考になりました。 詳しいご説明ありがとうございました。 |
ガス機器の設置基準を確認した所、排気筒の貫通部が不燃材料でない場合は、ロックウール20mmで断熱して、断熱材と貫通部は接してはいけないと記載されていました。(木造住宅等の場合は、めがね石を使用するか、排気筒にロックウール20mmを巻いて、貫通部とはわずかな隙間を取る必要があります) 貫通部の室内側には、カバープレートを付ける形になります。 貫通部に充填した事が無いといった人は、木造住宅等の例を言っていたのかもしれませんね。 なお、外壁のスパンドレル貫通部など、防火区画貫通部は、モルタル等で充填するように記載されています。(外壁が防火区画なので、不燃材料となります) スパンドレル部分で、そで壁・バルコニー・庇等で有効に区画されている外壁から50cm以内は区画貫通とならないとの記載もあります。 なお、すきまに離隔をとらなければならない場合(貫通部が不燃材料でなく、めがね石を使用しない場合)は、延焼のおそれのある外壁は避ける事になっています。(排気トップは、防火おおいの機能を持っていますが、すきまは防火おおいが無い状態になってしまいます) |
ありがとうございます 今回は、外壁がALC 延焼ラインにもかかっていますので、貫通部にはモルタル等 充填してもらうことにします。 |
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