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 ▼蒸気配管の管種について  頭パニック 03/6/19(木) 14:34
   ┗Re:蒸気配管の管種について  栗蔵 03/6/20(金) 14:33
      ┗Re:蒸気配管の管種について  頭パニック 03/6/20(金) 17:44
         ┗Re:蒸気配管の管種について  青ちゃん 03/6/25(水) 15:49
            ┗Re:蒸気配管の管種について  頭パニック 03/6/25(水) 20:34
               ┗Re:蒸気配管の管種について  老婆心 03/6/26(木) 0:13

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 ■題名 : 蒸気配管の管種について
 ■名前 : 頭パニック
 ■日付 : 03/6/19(木) 14:34
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   何MpaからSCH40を使うのでしょうか
0.78MPaでSGP黒を使っている場合とSCH40を使っている場合があるのですが・・・
ちなみに還水管でSCH40の場合とSGP黒の場合があるのですが使い分けの基準についてもどなたか教えて下さい。
 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:蒸気配管の管種について  ■名前 : 栗蔵  ■日付 : 03/6/20(金) 14:33  -------------------------------------------------------------------------
   蒸気圧力0.78MPaでは、SGP、STPGどちらでも問題ありません。
根拠としては、配管のJIS規格でSGP→25k STPGSch40→100k(100A)で
水圧試験をおこなっていますのでその範囲は使用可となります。
ただしボイラーや圧力容器の規格では、10k以下に制限されています。
又、還水管にも共通して言えることですが、蒸気は、溝状腐食が
激しいので、腐れ代を見込んで、STPG等配管肉厚の厚いものを
使用する場合が多々あります。
以上により、0.78MPaではどちらの管種を取るかは施主次第です。
余計なお世話ですが、もうひとつ注意をしなければいけない事ですが、
50A以下の配管は、
SGPもSTPGSch40も0.1〜0.2mmぐらいしか肉厚が変わらないので、
腐れ代を見込む場合はSch80を使用します。
以上の事により、肉厚が重要になるので、うるさい施主は、ねじ込み
は一切認めない(切削により肉厚減少)ので注意を。
 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:蒸気配管の管種について  ■名前 : 頭パニック  ■日付 : 03/6/20(金) 17:44  -------------------------------------------------------------------------
   >蒸気圧力0.78MPaでは、SGP、STPGどちらでも問題ありません。
>根拠としては、配管のJIS規格でSGP→25k STPGSch40→100k(100A)で
>水圧試験をおこなっていますのでその範囲は使用可となります。
>ただしボイラーや圧力容器の規格では、10k以下に制限されています。
>又、還水管にも共通して言えることですが、蒸気は、溝状腐食が
>激しいので、腐れ代を見込んで、STPG等配管肉厚の厚いものを
>使用する場合が多々あります。

回答ありがとうございます。
非常に参考になりました。
ちなみに蒸気管はSGPで還水管はSTPGの時がありますが、還水のほうが腐食し易いかからという解釈でよろしいのでしょうか?
 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:蒸気配管の管種について  ■名前 : 青ちゃん  ■日付 : 03/6/25(水) 15:49  -------------------------------------------------------------------------
   >ちなみに蒸気管はSGPで還水管はSTPGの時がありますが、還水のほうが腐食し易いかからという解釈でよろしいのでしょうか?

この説明はダイダンさんのHP
http://www.daidan.co.jp/daidan_tech/building/fusyo5_6.html
及び須賀工業さんのHP
http://www.suga-kogyo.co.jp/techno/g-03/30394_3.html
がとても参考になりますのでごらんください。

私の勤務先では還水管はSTPGを使っても還水タンクに赤錆が多量に溜まって給水ポンプに詰まったり、配管からの漏水事故等でのAC工事が多いためSUS管を使用する例が多くなっています。
もちろん、完全ではなくSTPGに比べてトラブルが少なかったため採用しています。(絶縁継ぎ手等配慮が必要です。)
 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:蒸気配管の管種について  ■名前 : 頭パニック  ■日付 : 03/6/25(水) 20:34  -------------------------------------------------------------------------
   >>ちなみに蒸気管はSGPで還水管はSTPGの時がありますが、還水のほうが腐食し易いかからという解釈でよろしいのでしょうか?
>
>この説明はダイダンさんのHP
>http://www.daidan.co.jp/daidan_tech/building/fusyo5_6.html
>及び須賀工業さんのHP
>http://www.suga-kogyo.co.jp/techno/g-03/30394_3.html
>がとても参考になりますのでごらんください。
>
>私の勤務先では還水管はSTPGを使っても還水タンクに赤錆が多量に溜まって給水ポンプに詰まったり、配管からの漏水事故等でのAC工事が多いためSUS管を使用する例が多くなっています。
>もちろん、完全ではなくSTPGに比べてトラブルが少なかったため採用しています。(絶縁継ぎ手等配慮が必要です。)


ありがとうございます。参考にさせて頂きます。
 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:蒸気配管の管種について  ■名前 : 老婆心  ■日付 : 03/6/26(木) 0:13  -------------------------------------------------------------------------
   明確な基準はないはず。(予算あっての図面)
強いて揚げれば、ご存知 国土交通省仕様

蒸気配管の施工は、すべて管の温度変化による伸縮を考慮して行い
膨張時に配管の各部に過大な応力のかからないように、かつ、配管の
勾配が狂わないように行う。とある 必要絶対条件
主管は、15m以内にフランジ継手を挿入し・・・・

この意味するところ
管は腐食する。よって取替え可能とする。
鋼管のほうが応力対策としては有利(SUS管線膨張率約5割増し)
ただ腐食に関しては 腐食代最大で 2mm程度を見込み 厚肉希望
SUS管にフランジを挿入すれば応力集中 フレキ溶接部クレーム多い(SCC)

これが段々エスカレートするのが現状(低圧含めて)

この最終地が、地域冷暖房施設か

上記施設の場合
肉厚:熱事業法、ボイラー構造規格、高圧ガス事業法の耐圧三式を満足する肉厚
長期的に考えた場合の対応(ドレンフィルター装着)
 ドレンを未処理のまま使用すると、ドレンから持ち込まれる
 金属酸化物によるボイラの腐蝕発生 ボイラ水ブロー率の増加
 等ボイラの運転管理に障害を及ぼす⇒フィルターにて除去

還水系炭酸ガス腐食について
脱酸剤を投入しても、結局のところ
一番必要なところ⇒還水槽開放により支配されている。(溶存酸素がほぼ安定)

自分だったらこうする(あくまで参考)
0.8MPa往ライン Sch40黒鋼管(Tig+アーク溶接) 短ければプレハブ加工管
        現地作業なし    低圧除いて、渦パッキン使用 (往管)
減圧弁以降   SGP黒鋼管溶接仕様 フランジ接合(要部) 50A以下ネジ込み
還水ライン   SGP黒鋼管溶接仕様(低圧50A以下も)フランジ接合(4m定尺)
        弁類はフランジ仕様(高額になるが)
        腐食は当然 しかし交換可能 瑕疵すぎれば有償
        取扱説明書に明記(腐食の理論も入れて)
加湿系統(薬剤なし) ボイラーブロー特に(自動ブロー)及び還水系はSUS溶接仕様
        SUSネジ込みは漏れる可能性大(SUS管線膨張率大)冷えると顕著
還水槽      暑いので 2槽 離隔 SUS444パネル型(これ希望)
薬剤の検討   明言避けます
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