Page 2091 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ 会議室に戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼ビルマル機器容量の算定 パイプレンチ2号 09/2/24(火) 11:28 ┗Re:ビルマル機器容量の算定 masa 09/2/25(水) 1:55 ─────────────────────────────────────── ■題名 : ビルマル機器容量の算定 ■名前 : パイプレンチ2号 ■日付 : 09/2/24(火) 11:28 -------------------------------------------------------------------------
お世話になります。いつも興味深く拝見させていただいております。さて、空冷ビルマルチエアコンの機器を決める際に、国交省茶本で算定した場合に、温度補正・冷媒長補正をかけますが、結果、室内機の合計容量に対して室外機の容量が結構大きくなります(私の住む地域が北国のせいもあるのか)。メーカーでは室内機の合計容量に対して、室外機の出せる能力は、技術資料の表にて出てますが、それ以上の能力はでませんよといいます。このギャップをどう解決したらよいのか、どなたかアドバイスいただけませんか。せっかく選定しても機能を発揮しないのでは・・・。 |
「建築設備設計基準」のビルマルチエアコンの室内機・室外機の選定方法は、室内機の場合は、室内吸込温度補正を行って、必要空調能力の室内機を選定します。 室外機は、冷媒管の管長補正及び、室外機の吸込温度補正を行い、必要空調能力をもつ室外機を選定します。 冷房・暖房で、補正後に必要空調能力をもつ機種を選定するわけですが、寒冷地で暖房時の室外機吸込温度と、吸込空気の湿球温度の組み合わせによっては、霜取り運転時間等により、室外機の能力が定格の60%程度になってしまう場合があります。 この場合は、室外機に接続する室内機は、室外機の定格能力の60%以下として、各室内機は定格の100%の能力が可能という考えが「建築設備設計基準」の選定方法です。 ただし、メーカーによっては、暖房時は室内機を室外機の定格能力の100%接続した場合に、各室内機は、室外機の補正能力である60%となるという場合もあります。 このようなメーカーを選定した場合は、室内機の能力も室外機の補正能力に合わせて、能力を上げておく必要があります。 「建築設備設計基準」の選定方法で、問題がある場合は、各メーカーの選定基準で機種選定を行う必要があります。 |
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