Page 2099 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ 会議室に戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼屋外排水設備の管こう配について アニー 09/3/8(日) 12:05 ┗Re:屋外排水設備の管こう配について masa 09/3/8(日) 13:08 ┗Re:屋外排水設備の管こう配について アニー 09/3/8(日) 19:07 ┗Re:屋外排水設備の管こう配について masa 09/3/8(日) 23:26 ┗Re:屋外排水設備の管こう配について アニー 09/3/9(月) 13:48 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 屋外排水設備の管こう配について ■名前 : アニー ■日付 : 09/3/8(日) 12:05 -------------------------------------------------------------------------
公共下水道へ接続する一般住宅の排水設備で、屋外排水管のこう配は、日本下水道協会の指針にならって、多くの自治体が「管径100mmの場合は、2/100以上」と指導されているようです。硬質塩ビ管の場合は2/100以上でなくても、1/100以上あれば十分だと思うのですが、市によっては排水設備の確認申請の時に2/100以上にせよと指摘されることもあると聞きます。実際の取り扱いはどうなのでしょうか?ご指導をお願いします。 |
指導であれば、どうしても物理的に指定勾配が取れない場合は、管径によっては、1/96〜1/100程度の勾配までは、相談に応じてくれるかもしれません。 ただし、確認申請時に勾配を指定されるということは、自治体の下水道条例等で、勾配が規定されている場合だと思います。 この場合は、敷地排水管は指定勾配が取れるような計画とする必要があります。 条例の特例とする場合は、取り扱いが難しくなると思います。(敷地面積が大きく、下水本管接続レベルと敷地排水管の延長から指定勾配が取れない場合は認められる可能性もあります) |
masaさん、はじめまして、早速の回答ありがとうございます。 2/100以上の標準勾配がとれない場合でも、自治体が準拠している 日本下水道協会の指針に「管内流速は管内の掃流力を考慮して 0.6〜1.5m/秒の範囲」とあるので、マニングの早見表にあてはめて その流速をクリアできて、かつ下水道法施行令に定める1/100の勾配 もクリアできれば、標準勾配2/100以上でなくてもよいのではと考えます。 ただし、マニングの早見表は、満管流時という条件になっていますし、 一般家屋の汚水管は水量的にも小さく、汚物も流れるわけですので、 マニングの公式にあてはめたものでよいのかがよくわかりません。 もし、わかりましたらご教示をお願いします。 |
たんなる指導であれば、そのように交渉されたらいいと思います。 条例で規定されている場合は、条例違反になってしまいますので、特例申請等が必要になる場合があります。 政令(下水道法施行令)に適合していても、政令が委任している事項は、条例で定める事ができるので、政令に適合しているから許可すべきとはいえません。(政令で委任している事項を条例で上乗せ規制している場合は、条例が優先されます) |
ていねいな説明ありがとうございました。 |
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