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 ▼熱源機械室の換気量計算  Furu 09/3/26(木) 19:39
   ┗Re:熱源機械室の換気量計算  masa 09/3/27(金) 0:56
      ┗Re:熱源機械室の換気量計算  Furu 09/3/30(月) 10:27
         ┣Re:熱源機械室の換気量計算  イワン 09/3/30(月) 17:33
         ┃  ┗Re:熱源機械室の換気量計算  Furu 09/3/31(火) 13:13
         ┗Re:熱源機械室の換気量計算  masa 09/3/31(火) 0:36
            ┗Re:熱源機械室の換気量計算  Furu 09/3/31(火) 14:09
               ┗Re:熱源機械室の換気量計算  u7 09/3/31(火) 22:28
                  ┗Re:熱源機械室の換気量計算  furu 09/4/1(水) 13:49
                     ┗Re:熱源機械室の換気量計算  u7 09/4/5(日) 11:05

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 ■題名 : 熱源機械室の換気量計算
 ■名前 : Furu
 ■日付 : 09/3/26(木) 19:39
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   いつも覗き見しながら、設計の参考にさせていただいてます。

ターボ冷凍機を設置した熱源機械室の、
換気量計算について教えて下さい。

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国交省監修の茶本では、
圧縮式冷凍機械室の換気要因を、「有毒ガスの排出」としており、
その際の法定冷凍トンを用いた計算式も記載しています。

これまで特に気にもせず、この計算式を使って換気量を算出し、
気持ちの中では、「発熱量の排出」のためだと勘違いしていました。

この方法で設計した機械室で、
これまで機械室が高温になるような問題は起こっていませんが、
これはただ運が良かっただけなのでしょうか?

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皆さんは、
圧縮式冷凍機の機械室の換気量を、
どのように決めていますか?

・茶本の通り法定冷凍トンから求めてますか?
・機器発熱量を調査して、40℃以上にならないようにしていますか?

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今回、法定冷凍トンで設計してしまった物件について、
両者を比較したところ、
熱負荷(発熱負荷+外皮負荷)から算出した換気量のほうが、
2倍ほど多くなっていました。

3シーズンを終えて、機械室の室温異常は見られませんが、
今後の設計をどうしようか迷っています。

・温度異常が無いわけだから、
これまで通り法定冷凍トンでの計算を行うか?
・負荷計算を堅実に行って、
これまでの2倍にもなる換気量を見込むか?

皆様のご意見をお願いします。


(追記)
質問しておいてなんですが、今週末出張のため、
レスは来週以降になります。ご容赦ください。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:熱源機械室の換気量計算  ■名前 : masa  ■日付 : 09/3/27(金) 0:56  -------------------------------------------------------------------------
   ターボ冷凍機の発熱量はどのように算出されましたか?
外皮負荷の算出は、室内温度を何度で設定したのでしょうか?

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:熱源機械室の換気量計算  ■名前 : Furu  ■日付 : 09/3/30(月) 10:27  -------------------------------------------------------------------------
   回答が遅れまして申し訳ありません。


■冷凍機の発熱量は、設置者から提出いただきました。
でも、周囲条件が提示されてないので、
26℃なのか40℃なのか不明です。

これまで特に気にしなかったのですが、
たとえば、これが周囲温度40℃での発熱量で無い場合、
熱収支を見直さなければいけないですね。


■外皮負荷は実効温度差を用いていますが、
茶本で示されている実効温度差を、
室温28℃→40℃で調整しました。
屋根面はプラス負荷ですが、
壁面はマイナス負荷(放熱)としました。
安全側ではありませんが・・。

簡単な説明で申し訳ありませんが、
参考になりますでしょうか。

(追記)
masaさん、申し訳ありません。
昼から出張になります。
明日午後以降に見させていただきます。
よろしくお願いします。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:熱源機械室の換気量計算  ■名前 : イワン  ■日付 : 09/3/30(月) 17:33  -------------------------------------------------------------------------
   「有毒ガスの排出」と「発熱量の排出」の二通りの計算方法があるのなら
両方を計算し大きい方を採用すべきではないでしょうか.
ちなみに,機械室内であれば, 28℃ではなく, 32℃でもいいのでは?

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:熱源機械室の換気量計算  ■名前 : Furu  ■日付 : 09/3/31(火) 13:13  -------------------------------------------------------------------------
   ■確かに二通りの排出量計算は出来ますが、
茶本では、
圧縮式冷凍機室の換気理由は「有毒ガスの排出」としており、
「発熱量の排出」とはしていないのです。

確認のため、
「発熱量の排出」による計算をしてみた結果、
「発熱量の排出」のための換気量のほうが多くなってしまった・・。
どういうことでしょう?
という疑問なんです。


■実効温度差の調整について説明不足で、申し訳ないです。
茶本の「室温28℃時の実効温度差」をそのまま用いたのではなく、
「室温28℃時の実効温度差」−(40℃−28℃)といった
「室温40℃時の実効温度差」を作成して外皮負荷を計算しました。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:熱源機械室の換気量計算  ■名前 : masa  ■日付 : 09/3/31(火) 0:36  -------------------------------------------------------------------------
   ターボ冷凍機の発熱は、圧縮機の放熱だと思いますが、断熱等は行っていないのでしょうか?
どちらにしろ、換気による除熱だと、室内条件は外気温度+5〜7℃程度で計算しないと換気風量は過大になるでしょう。(一般的には40℃程度で設定します)
したがって、外壁は安全側として入熱は無し、屋根面は、断熱により室内側を40℃以下とできれば入熱は無視できます。
圧縮機の放熱がかなり過大なら、ターボ冷凍機の断熱を検討した方がいいでしょう。(圧縮機の表面温度を40℃以下にできれば、換気風量は下げられます)
圧縮機の発熱は、最終的に冷却水に放熱されるので、断熱による支障は無いはずです。
インバーターなどの補機の発熱がある場合は、その分の放熱を考える必要があります。(大容量のインバーターの場合は、冷媒冷却のメーカーもあります)

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:熱源機械室の換気量計算  ■名前 : Furu  ■日付 : 09/3/31(火) 14:09  -------------------------------------------------------------------------
   ご意見、ありがとうございます。

■室内温度40℃時の水平面の実効温度差が13℃ある為、
まず屋根面の断熱(断熱塗料等)を考えたいと思います。

■冷凍機の放熱量(40℃時)については調査中です。
またご指摘のとおりインバーター盤もあり、この発熱も見込んでいます。
(これがかなり大きいです)

■改めて換気量計算をしてみます。
希望的観測ですが、
もしかしたら、「有毒ガスの排出」量より少なくなるかもしれません。


ありがとうございました。
何か情報がありましたら、またお願いします。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:熱源機械室の換気量計算  ■名前 : u7  ■日付 : 09/3/31(火) 22:28  -------------------------------------------------------------------------
   >まず屋根面の断熱(断熱塗料等)を考えたいと思います。

断熱塗料なんてものは存在しません(某業者の間違った宣伝)。
熱負荷計算ができればだれでもわかる話ですが、どんなに断熱性能が良かったとしても、塗料程度の厚さでは断熱性能はほぼ皆無です。

遮熱塗料です。
断熱と遮熱では、まったく意味が異なります。

断熱をすると内部発熱の逃げもなくなりますが、遮熱であれば日射取得がなくなるだけで内部発熱の逃げは確保されます。

ケースbyケースですが、よく考えて方針を決定してください。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:熱源機械室の換気量計算  ■名前 : furu  ■日付 : 09/4/1(水) 13:49  -------------------------------------------------------------------------
   u7 さま

ご指摘、ありがとうございます。

メーカー資料に、
遮熱塗料を塗布した折板屋根において
軽減された熱通過率が出ていたので、
断熱性能が上がるように認識してしまいました。

いずれにしても、実行温度差を用いての熱負荷計算なので、
熱通過率と実行温度差で熱負荷が決まってしまいます。

メーカー資料の熱通過率算出過程を検証して見たいと思います。

ご助言、ありがとうございました

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:熱源機械室の換気量計算  ■名前 : u7  ■日付 : 09/4/5(日) 11:05  -------------------------------------------------------------------------
   >メーカー資料の熱通過率算出過程を検証して見たいと思います。

断熱性をうたうのは某メーカーしかないと思いますが、熱伝導率は建材試験センター評価された資料で断熱性能はほぼカタログどおりでした。

しかし、薄いので熱貫流率はよくなりません。
※熱伝導率試験であり、熱貫流率試験でなかったのがミソです。


メーカーの出している熱通過率というのは、熱貫流率ではなく、日射の反射効果を考慮してしまった、勝手につくった計算式による数値だった記憶があります。


ちなみに、遮熱塗料を考慮した熱負荷計算ですが、手計算でしかできません。
なぜなら、遮熱塗料の効果は、日射反射率が小さいことです。

一般的な熱負荷計算では外装の日射反射率を0.3で固定しており、それに基づき実行温度差が出されています。よって、遮熱塗料(日射反射率0.5〜0.9(色による))にあわせた実行温度差を自分で計算しなければなりません。

まあ、日陰の実行温度差と屋根の実行温度差(日射吸収率0.3)がわかってれば、引き算割り算レベルででる話なので、簡単にやることもできますが…

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