Page 2175 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ 会議室に戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼機器の発熱量について mokkosu 09/5/22(金) 9:03 ┣Re:機器の発熱量について 裕次カ 09/5/22(金) 12:48 ┃ ┗Re:機器の発熱量について mokkosu 09/5/22(金) 16:48 ┣Re:機器の発熱量について 裕次カ 09/5/22(金) 17:16 ┣Re:機器の発熱量について ハカタドンタ君 09/5/23(土) 0:41 ┣Re:機器の発熱量について エスコ 09/5/25(月) 10:32 ┗Re:機器の発熱量について mokkosu 09/6/1(月) 15:00 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 機器の発熱量について ■名前 : mokkosu ■日付 : 09/5/22(金) 9:03 -------------------------------------------------------------------------
既設処理場地下ポンプ室の換気量を計算していく過程で、ポンプの発熱量の算出方法が分かりません。ポンプ(出力30KW 誘導電動機)×5台 ポンプ室7.5m×5m×3.5mH程度なのですが、計算式を教えてください。 |
過去ログにあります。 御参照下さい。 http://www.setsubi-forum.jp/cgi-bin/c-board/data/design/log/tree_498.htm |
有難う御座います。 過去ログ確認しました。内容が少々私には難しく理解に苦しみます。 丼勘定で電動機の軸出力の2割から3割を見込む......とありますが たとえば7.5KW×860kcal/h=6450kcal/h→発生熱量と思っていたの丼勘定の方法で7.5KWの3割(2.3KW×860kcal/h=1978kcal/hになるので、約1/3程度のしかならず。。。。。当初設計なので丼勘定でもいいのですが、あまり開きがありすぎて・・・ |
機器の同時使用率がわかればいいのですが。 もしわからなければ処理施設の電気使用量から推測するか。 例えば50%として計算するか。 の方法が考えられます。 |
ポンプの理論動力(W=N・m/s)=水量(m3/s)×揚程(pa=N/m2)/ポンプ効率(η)で決まります。次元解析をすると m3/s×N/m2/η=N・m/s/η=W/η となります。KWならW/η/1000になります。このことは何を意味しているのでしょうか?。モーターの動力とは、(配管抵抗+実揚程)に逆らって力をかけて水を1秒間に運ぶ仕事を意味しているのです。ではモーターで与えられた仕事はどこに行ってしまうのでしょうか?。実はほとんどが配管抵抗(管壁部分の摩擦だけではなく、流体内の摩擦も含む)により摩擦熱に変わります。音、振動、機械摩擦などにもなりますが微々たるものです。では実揚程はどうなるのでしょうか。実揚程は熱にはなりません。位置エネルギーを上げるだけです。位置エネルギーとは何かといいますと、後で仕事が出来る能力のことを言います。たとえば、高架水槽に水をくみ上げる場合を考えると、くみ上げる時には熱は発生しませんが、後で自分の位置エネルギーだけで管内を流れることができ、そのときにその仕事分が摩擦熱にかわるのです。 ではポンプ効率ηとは何でしょうか。これはポンプがポンプ本来の仕事(水量×揚程)をするとき、モーターからの動力をどのくらいの割合で生かしきるかを表しています。したがって、無駄に消費された動力はポンプ内の流体摩擦により熱にかわってしまいます。 いろいろ回りくどい説明をしましたが、仕事(動力)は熱と等価であることを言いたかったのです。つまりポンプに与えられた動力は音、振動、機械摩擦を除いてすべて位置エネルギーか熱になります。したがって保温などで管内の昇温熱が室内に出てこないなら、ポンプに与えられた動力も室内に熱として出てきません。ただし、モーターの発熱があります。モーターも電力を仕事に変えるときに効率があり、消費電力の80%〜90%しか仕事に変換できません。残りは熱になって室内に出てきます。(力率による無効電力は熱にはなりませんが。) よって、ポンプの室内への発熱量は定格出力の10%〜20%ということになります。 説明がへたで、長々とすんましぇーん。 |
機器はポンプだけですか? もしそうなら以下の考察で充分と思います。 @30KWのモーターが5台同時に動いているとして150kWh。 Aモーター効率が90%とするなら熱に変わるのが10% B150KWHX0.1=15kWh B1kWh=860kcal・h C860X15=12900kcal・h ポンプに伝えられた動力は閉鎖系では熱になりますが、水と一緒に流れて行ってしまいます。 配管抵抗分も熱に代わりますが同じく流れ去ってしまいます。 冷却水循環ポンプは流れ去りませんが、冷却塔で熱を捨てます。 冷温水ポンプは熱源機も考慮する必要があります。 |
ご意見ありがとう御座います。 |
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