Page 2200 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ 会議室に戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼中空壁に取付けるスイッチボックスについて kari 09/6/16(火) 9:17 ┗Re:中空壁に取付けるスイッチボックスについて masa 09/6/17(水) 0:16 ┗Re:中空壁に取付けるスイッチボックスについて りりかる 09/6/27(土) 18:05 ┗Re:中空壁に取付けるスイッチボックスについて masa 09/6/27(土) 21:39 ┗Re:中空壁に取付けるスイッチボックスについて りりかる 09/6/27(土) 23:49 ┗Re:中空壁に取付けるスイッチボックスについて masa 09/6/28(日) 0:45 ┗Re:中空壁に取付けるスイッチボックスについて りりかる 09/6/28(日) 12:30 ┗Re:中空壁に取付けるスイッチボックスについて masa 09/6/28(日) 13:41 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 中空壁に取付けるスイッチボックスについて ■名前 : kari ■日付 : 09/6/16(火) 9:17 -------------------------------------------------------------------------
防火区画などで間仕切壁に設置するスイッチボックスについてですが、区画壁に欠損が出来るので鉄BOX+隙間に耐火パテと思うのですが、法的に必要な措置がイマイチ分かりません。条文などが分かればお教えいただきたいと思います。 |
中空壁の場合は、石膏ボード等を使用した場合は、防火区画は認定工法となる事が多くなります。 認定工法の場合は、施工方法が認定条件により異なるので、防火区画認定工法を取得したメーカーに確認する必要があります。 一般的な方法は、不燃材料のスイッチボックス仕上げ面側に耐火パテ塗布+スイッチボックスを仕上材料に固定するための挟みプレートとなります。 |
>一般的な方法は、不燃材料のスイッチボックス仕上げ面側に耐火パテ塗布+スイッチボックスを仕上材料に固定するための挟みプレートとなります。 基準法、消防法のどこかにそのような仕様がありますでしょうか? 防火区画の貫通処理としてはとても安易な方法と思われるのですが。。。 |
区画貫通工法ではなくて、耐火構造の認定時に壁の片面開口として認定をとっている工法です。 法律・告示で規定している仕様規定ではありません。(技術基準としては、「枠組壁工法建築物設計の手引 2002年版(国土交通省住宅局建築指導課・木造住宅振興室監修)」で、100cm2未満の開口部には鋼製ボックス、100〜200cm2の開口部には鋼製ボックス+不燃材の断熱材(30mm以上のロックウール等)、200cm2以上の開口部には防火被覆が規定されています) なお、上記と同等の不燃材の断熱材と同等の国土交通大臣認定を受けた被覆材料もあります。(過去ログ http://www.setsubi-forum.jp/cgi-bin/c-board/data/construction/log/tree_1549.htm を参照してください) したがって、耐火構造の壁が国土交通大臣認定工法の場合は、国土交通大臣認定を受けた際の施工要領に記載されている必要があります。 なお、片面開口なので、防火区画の貫通部とはなりません。 |
大変ありがとうございました。長年の疑問が 解決されました。 吉野石膏のHP見たところ、 両面張りの片側へのボックスの処理方法が記載されていました。 例えば、TLD-52 ハイパーウォールZ・WI FP060NP-0200、SOI-0112 http://www.yoshino-gypsum.com/pdf/nintei/n/hwzt.pdf 新たな疑問なのですが、片面張りの工法 (吉野SウォールGBF21×2枚)は記載されていませんでした。 http://www.yoshino-gypsum.com/pdf/nintei/n/swall_ryoumen.pdf EVの区画を片側施工でEVのスイッチボックスや その並びの壁にコンセントを仕込むのは、問題ないのでしょうか? |
片面貼りの工法の場合は、防火区画の開口部として扱われます。 したがって、特定防火設備としての性能が必要になります。 鋼板1.5mm以上のボックスとするか、鋼製ボックスに防火被覆(一時間防炎性能)とする事になります。(アウトレットボックスの鋼板1.6mmのものを使用する事になります) ボックスの電線管接続部は、防火区画認定工法の耐火パテ充填とするか、電線管も含めて特定防火設備の仕様基準に適合させる必要があります。(ねじなし電線管の場合は板厚が不足するので、ボックスの電線管接続部の内部を防火区画認定工法の耐火パテ充填とします。) |
>片面貼りの工法の場合は、防火区画の開口部として扱われます。 >したがって、特定防火設備としての性能が必要になります。 >鋼板1.5mm以上のボックスとするか、鋼製ボックスに防火被覆(一時間防炎性能)とする事になります。(アウトレットボックスの鋼板1.6mmのものを使用する事になります) コンセントやスイッチが特定防火設備として認められるということでしょうか? 平成12年建設省告示1369号特定防火設備の構造方法を定める件 http://www.nbcom.co.jp/cgi-bin/Evacuation/Frame.cgi?Main=http%3A//www.nbcom.co.jp/Evacuation/Hinan/anzen/FAQ_answer/200305kokuji001.shtml のどれかで解釈されているということでしょうか? |
アウトレットボックスを特定防火設備として、コンセント・電線は特定防火設備の室内側にあるという解釈になります。(防火区画は、壁・アウトレットボックスで形成されます) 鋼製ボックスで、1.5mm以上の鉄板であれば、防火戸の規定に適合します。 したがって、アウトレットボックスで鋼板1.6mmとすれば規定に合致します。 接続する電線管が規定に合致しない場合は、アウトレットボックスとの接続部は、電線管内部も含めて、防火区画貫通工法に適合した耐火パテ等を充填する事になります。(鋼製ボックスと壁の開口部の周囲のすきまは、壁の耐火構造の認定工法で定められる耐火シール材を充填する事になります) なお、特定行政庁・指定確認審査機関の判断によっては、開口面積に応じてアウトレットボックスの周囲をロックウール又は1時間耐火認定の不燃断熱材で被覆する事を求められる場合もあります。 消火栓ボックス(埋込型)など、開口面積が大きい場合は、ロックウール・フレックスガード等の1時間耐火認定工法で被覆します。 |
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