Page 2219 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ 会議室に戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼三方弁廻りの配管口径 裕次郎 09/7/16(木) 14:59 ┣Re:三方弁廻りの配管口径 おにぐん 09/7/16(木) 16:37 ┣Re:三方弁廻りの配管口径 GULL 09/7/16(木) 20:57 ┃ ┣Re:三方弁廻りの配管口径 おにぐん 09/7/17(金) 16:20 ┃ ┃ ┣Re:三方弁廻りの配管口径 管理人(Yoh) 09/7/17(金) 16:31 ┃ ┃ ┃ ┗Re:三方弁廻りの配管口径 おにぐん 09/7/17(金) 18:50 ┃ ┃ ┗Re:三方弁廻りの配管口径 GULL 09/7/18(土) 8:41 ┃ ┗Re:三方弁廻りの配管口径 masa 09/7/17(金) 19:47 ┃ ┗Re:三方弁廻りの配管口径 GULL 09/7/18(土) 9:13 ┃ ┗Re:三方弁廻りの配管口径 masa 09/7/18(土) 18:22 ┗Re:三方弁廻りの配管口径 裕次郎 09/7/18(土) 9:37 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 三方弁廻りの配管口径 ■名前 : 裕次郎 ■日付 : 09/7/16(木) 14:59 -------------------------------------------------------------------------
三方弁装置の口径選定でちょっと悩んでいます。 http://www.fdcnet.jp/fdc/122.pdf <<この図面で、左側が機器接続側です。 1.三方弁前後のレジューサーは何のために必要なのか。 2.バイパス管、短絡管の口径が主管と同口径で無くても良いのか。 レジューサーを付けると言うことは、流速が早くなって音が出たりしないのか。 口径を細くして、継手部分に無理がかからないか心配しています。 |
>1.三方弁前後のレジューサーは何のために必要なのか。 ⇒ 流量、圧損から制御弁を選定すると、配管口径に対してワンサイズダウン になることが多いので、この図はそれを言っているのではないでしょうか。 場合によっては、配管と同径になることもあります。 >2.バイパス管、短絡管の口径が主管と同口径で無くても良いのか。 ⇒ この三方弁は、合流型ですが短絡管は短距離なので、局所的に流速が早くなり 圧損が増える程度で実際は問題ないと思います。 私的には、配管と同径にしてレデュースしますけど。。。 > >レジューサーを付けると言うことは、流速が早くなって音が出たりしないのか。 >口径を細くして、継手部分に無理がかからないか心配しています。 ⇒ 弁装置の組み方で音が発生する可能性は否めませんが、 経験上音に関してのクレームはありません。 又、継手に関してもワンサイズダウンによる流速アップも1.5倍程度 (通常空調は、2〜3m/sなので)4〜5m/sであり、問題ないと思います。 (蒸気は、10m/sで流れている) という感じでいかがでしょうか。 |
制御弁は流量係数(Cv値)を算定して選定致します。 計算の概要としては弁の圧力降下を30kPaとしているので 主管より細くなることが多いので図には異形ソケットが 書かれていたのかと思います。 逆算すると主管の約半分の流量の推奨口径が選ばれれます。 茶本にも制御弁類の章があり、三方弁の選定方法が 載っておりますのでご確認下さい。 ではナゼ制御弁は圧力降下30kPaを見るのか?については・・・・ すみません。私も勉強不足です。申し訳ありません(汗 |
>計算の概要としては弁の圧力降下を30kPaとしているので >主管より細くなることが多いので図には異形ソケットが >書かれていたのかと思います。 ⇒圧損30Kpaだからというよりも、Cv値にり弁の口径が決められるから? ということではないでしょうか。 >ではナゼ制御弁は圧力降下30kPaを見るのか?については・・・・ >すみません。私も勉強不足です。申し訳ありません(汗 ⇒ 単純に3方弁の圧力損失(どこかのメーカーのサンプル又は、標準的な物) が30Kpa程度って事ではないでしょうか。 文献等は調べておりませんが、あしからず。 |
おにぐんさん、こんにちは。 投稿有り難うございます。 恐縮ですが、「利用時のルール」でお願いしておりますように、 基本的には 元発言は全て削除してレスしてください。 ご協力の程、宜しくお願いします。 管理人(Yoh) |
管理人様 申し訳ありません。 先日も同様な指摘を頂きました。 少し、削ってはいたのですが・・・ 以後、気をつけます。 |
Cv値を算定する式に弁の圧力降下を入れるので、 先に圧損をいくらにするかを先決しないと行けません。 これが「建築設備設計基準(通称茶本)」では 30kPaとしてよい。となっておりました。 |
厳密には、配管系の圧力損失と制御弁の圧力損失の比率から求められるバルブオーソリティーを0.3〜0.5に取ると制御特性が良いといわれています。 ただし、配管系の圧力損失が大きい場合は、制御弁の圧力損失を大きくするとポンプの揚程が大きくなるので、便宜的に制御弁の全開時の圧力損失を30〜60kPaに取る例が多いという事で、特に根拠は無いようですね。 |
masaさん。補足有難う御座います。 バルブオーソリティーをググるとこの会議室とあと1ツ説明文がありました。 圧損をかける事によって「弁の制御特性が良くなる」となり、裕次郎さんの 初期投稿の疑問の通り同口径で装置を組んだ場合は制御に不具合が発生する という事が結論なんしょうか。質問返しになって申し訳ありません。 |
同口径にした場合は、弁をかなり閉めないと流量が下がらなくなります。 また、全閉時のリークも多くなります。(制御弁の場合) |
普段あまり疑問に思わずにやっていたので、皆さんの的確な回答に感謝です。 ありがとうございます。 |
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