Page 2250 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ 会議室に戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼配管長が500mmを超える間接排水管にはトラップを設ける メラニンボーイ 09/8/31(月) 0:35 ┣Re:配管長が500mmを超える間接排水管にはトラップを設ける masa 09/8/31(月) 1:17 ┗Re:配管長が500mmを超える間接排水管にはトラップを設ける つなぎの水道屋 09/8/31(月) 23:20 ┗Re:配管長が500mmを超える間接排水管にはトラップを設ける masa 09/9/1(火) 1:22 ┗Re:配管長が500mmを超える間接排水管にはトラップを設ける つなぎの水道屋 09/9/1(火) 20:53 ┗Re:配管長が500mmを超える間接排水管にはトラップを設ける masa 09/9/1(火) 23:36 ┣Re:配管長が500mmを超える間接排水管にはトラップを設ける メラニンボーイ 09/9/2(水) 2:17 ┗Re:配管長が500mmを超える間接排水管にはトラップを設ける つなぎの水道屋 09/9/2(水) 22:51 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 配管長が500mmを超える間接排水管にはトラップを設ける ■名前 : メラニンボーイ ■日付 : 09/8/31(月) 0:35 -------------------------------------------------------------------------
「配管長が500mmを超える間接排水管には、その機器、装置に接近してトラップを設ける」 という規定を空気調和・衛生工学会でされていますが 受水槽のオーバーブロー管は、受水槽下部(1〜3m位)まで 配管されて間接排水しているのをよく見かけます。 実際に500mm以内の高さまで間接排水管を長くすることや オーバーブロー管にトラップを施工しているのを見たことがありません。 私の認識間違いでしょうか? それともオーバーブロー管は除外されているのでしょうか? ご存知の方、いらっしゃいましたらご返答よろしくお願いします。 |
昭和50年建設省告示第1597号(最終改正平成12年建設省告示第1406号) 「(略)二 給水タンク及び貯水タンク イ 建築物の内部、屋上又は最下階の床下に設ける場合においては、次に定めるところによること。(略)(6)ほこりその他衛生上有害なものが入らない構造のオーバーフロー管を有効に設けること(略)ロ イの場所以外の場所に設ける場合においては、次に定めるところによること。 (1)給水タンク等の底が地盤面下にあり、かつ、当該給水タンク等からくみ取便所の便槽、し尿浄化槽、排水管(給水タンク等の水抜管又はオーバーフロー管に接続する排水管を除く。)、ガソリンタンクその他衛生上有害な物の貯溜又は処理に供する施設までの水平距離が5m未満である場合においては、イの(1)及び(3)から(8)までに定めるところによること。 (2)(1)の場合以外の場合においては、イの(3)から(8)までに定めるところによること。(以下略)」 したがって、給水タンクのオーバーフロー管には、衛生上水が腐敗するおそれのあるトラップ等は設置できません。 |
メラニンボーイさん、私がその文章に対しての解釈は、 ・ ・ ・ 「間接排水管」と有るのでオーバーブロー管はあくまでもオーバーブロー管なので、排水管とみなさないので、受け口側の排水管にトラップを設けなさいと言う事ではないでしょうか。 なので、受水槽のオーバーブロー管は、除外ではなく、最初から対象外だと思います。 |
確かに、建設省告示第1597号でも、「給水タンク等の水抜管及びオーバーフロー管」と表現されています。 他の、直接排水管に接続してはいけない機器の場合は、「排水管」と表現されているので、素直に給水タンクの水抜管・オーバーフロー管は排水管に該当しないと考えた方が自然かもしれませんね。(他の間接排水とすべき機器は通常トラップを設置するか、機器内に内蔵しているはずです) |
masaさん、法的立場からの確認ありがとうございます。 メラニンボーイさん、会議室という形なので私、本来は聞かれて徐々に会話進展というスタンスでいるつもりでしたけど、試験中の身なので、一方的ですけど次のように考えているという事で結ばさせてください。 まず「トラップ」目的について考えました。 トラップ設置理由は、下水本管等(浄化槽など)から臭気あるいは虫が器具から出てくることを防止するためについていると思っています。 次に「間接排水」の設置理由は、 直接排水していて排水管が詰まった時に、器具内に逆流してはまずいモノについては、間接排水と思っています。 例としては、 「直接」 洗面器であふれ縁と給水栓が規程の吐水口空間があるものは、水栓に逆流の恐れが無いので直接排水 「間接」 受水槽のオーバーフロー管を直接排水すると排水管に詰りが発生し、逆流して受水槽に流れ込むとまずいので間接排水 最後に、「オーバーフロー管」 これは、水道法で一次給水との吐水口空間確保の意味で取り付けてあるので、極端な話、オーバーフロー管は無くて受水槽の本体に防虫網取り付けでよいと思います。 ただ、それでは、雨水や埃の浸入があるので、エルボで下向け、 ただ、それでは、ボールタップの止水が効かず、オーバーしたときに溢れると、周りが水浸しになるので、間接排水管に流入するように最低規程位置に設置 なお、メンテナンス時の水抜きと接合しとけば、見栄えが良いと思うので、オーバーフロー管と水抜き管とを結んで間接排水へという事が現在の主流と思っています。 以上を総合して、オーバーフロー管や水抜き管に直接トラップは、本来の設置理由と異なるので「排水管とみなさない」「除外ではなく、最初から対象外」としてみました。 |
つなぎの水道屋さん、東京都はオーバーフロー管と水抜管の結合は禁止です。(それぞれ単独に間接排水とするか、水抜管とオーバーフロー管を間接排水とする必要があります) 理由は、「水抜管は、受水槽内のごみが流出して防虫網が閉塞する場合があるので、オーバーフロー管と結合した場合は、オーバーフロー管が機能しなくなる。」という事です。(オーバーフロー管が排水できなくなると、結果的に吐水口空間がなくなり、クロスコネクションになります) |
短期間でこれほどの御返事をいただき驚いております。 ありがとうございます。 オーバーフロー管は、対象外というのに納得しております。 話は変わりますが、題名のようなケースで トラップ設置して施工していることってよく有りますかね? どうしても間接排水が近場でできないということでしょうが 設計されたことや施工事例ってありますでしょうか? |
私の施工地域では、結んでいるのをよく見かけますけど、masaさんがいはれるように、運用指針では、別々になっていますね。 機会があれば、水道局さん等に質問してみます。 masaさん、ありがとうございました。 |
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