Page 2265 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ 会議室に戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼電気室の空調負荷計算 でん 09/9/14(月) 17:16 ┣Re:電気室の空調負荷計算 裕次郎 09/9/14(月) 17:53 ┣Re:電気室の空調負荷計算 masa 09/9/15(火) 0:54 ┣Re:電気室の空調負荷計算 BM 09/9/15(火) 7:08 ┗Re:電気室の空調負荷計算 でん 09/9/15(火) 11:32 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 電気室の空調負荷計算 ■名前 : でん ■日付 : 09/9/14(月) 17:16 -------------------------------------------------------------------------
地下階にある電気室の空調負荷を算出したいのですが トランス容量が10,000KVAという 情報はあります。 換気だけでやる場合はこれの2%を負荷と見るように 本に書いてあったのですが、空調する場合も同じく 2%程度でいいのでしょうか? また、トランスは負荷率とか稼働率とかは無いのでしょうか? よろしくお願いします。 |
電力会社の地下変電所や、特高の電気室設計したこと有りますが、 全面空調はあり得ません。 空間が大きすぎて、無駄が多すぎます。 空調は、スポット型の空調機を必要な場所に置く方法をとっています。 休憩室、監視室は、もちろん単独空調ですが。 換気は、通常の電気室の換気と同じ考え方で大丈夫です。 |
換気ダクトの設置が困難なので、換気風量を減らして、夏季ピーク時の外気温度が高いので、パッケージエアコンで冷房を行うという事でしょうか? 地下室なので、構造体負荷は考える必要は無いので、トランス発熱を冷房負荷(顕熱)と考えて問題ありません。 トランスの負荷率は、考える事も可能ですが、一般的には安全率として考慮しない方が安全でしょう。(総合効率としては、60%程度が想定されますが、無負荷損が1%、負荷損が1%と考えると、総合効率を考慮しても、1+1×0.6=1.6%となるだけです) なお、パッケージエアコンは、顕熱除去能力で選定する必要があるので、室内温湿度条件を適切に設定する必要があります。 10,000KVAの2%だと、200kwの顕熱除去能力が必要になります。 換気のみで対応する場合は、外気温度35℃、室内温度40℃とすると、換気風量=200kw÷(40℃−35℃)÷0.33wh/m3・℃×1,000w/kw≒121,213m3/hとなります。 パッケージ・換気併用とする場合は、以下の方法が考えられます。 仮にパッケージを汎用設備用エアコンとして、外気温度35℃を吹出温度25℃まで冷却すると考えると、送風量=200kw÷(40℃−25℃)÷0.33wh/m3・℃×1,000w/kw≒40,405m3/h、冷却能力=0.33wh/m3・℃×40,405m3/h×(35℃−25℃)÷1,000w/kw≒134kw→75kw×2台とします。(吸込温度35℃の特殊仕様とする必要があります) 送風量=260m3/min×2台×60min/h=31,200m3/h→モーター・プーリーアップにより、送風量を40,405m3/hに変更します。 なお、外気温度25℃以下の場合は、コンプレッサー停止として送風運転とします。 トランスの無負荷損もトランス容量の1%程度あるので、室温25℃で、パッケージの運転を1台運転に切り替える制御を行います。 排気ファンはパッケージと連動で2台設置とします。(パッケージ1台に対して1台) 外気導入がパッケージの静圧だけでは困難な場合は、外気ファンも2台設置してパッケージと連動させます。 |
ガス系の消火設備が必須なので、排ガス用に5回換気を 消防から要求されると思います。 発熱量は、電気の方に出してもらうのも必要ですね。 換気だけで設定条件をクリアーできなければ、冷専床置きPCなど どうでしょうか。 5回換気だと、夏期以外の外気冷房も可能なので、風量コントロールで 省エネも考えられますね。 |
数々の回答ありがとうございます。 参考になりました。 |
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