Page 2299 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ 会議室に戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼蒸気配管、蒸気流速について教えてください。 月光 09/10/25(日) 14:28 ┗Re:蒸気配管、蒸気流速について教えてください。 naoki 09/11/5(木) 11:40 ┗Re:蒸気配管、蒸気流速について教えてください。 月光 09/11/5(木) 19:41 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 蒸気配管、蒸気流速について教えてください。 ■名前 : 月光 ■日付 : 09/10/25(日) 14:28 -------------------------------------------------------------------------
間接式蒸気発生器の1次側蒸気配管は65A、圧力は8kgf/cm2 (最高使用圧力は10kgf/cm2)、 蒸気流量は710kg/h、伝熱面積5.06m2、358,800kcal/hです。 毎年、加湿運転をするときは1〜2kgf/cm2で使っています。 ここ数年で1番多く使った時の蒸気量はおおよその計算では、250kg/hです。 これは24時間の蒸気量の1時間平均なので、安全率を1.5とすれば375kg/hです。 ところが G=0.28vλd2の式から計算すると、 8kgf/cm2の場合、 G=0.28×30m/s×4.662×6.5×6.5=1655kg/hとなり、過大な値になってしまいます。 また、例年使用している2kgf/cm2の場合、 G=0.28×20m/s×1.658×6.5×6.5=392kg/hとなり、 実際の運転とだいたい同じになります。 これは実際の必要蒸気量にも合っており、また低圧のために潜熱のエネルギー分は増加するし、 8kの顕熱分は捨てられるので、その分も省エネになります。 できれば省エネを考えて低圧の2kで蒸気を送りたいと考えています。 しかし、ネックとなっているのは、蒸気圧を2kにした場合、今後必要蒸気量が増加し、 能力いっぱいの710kg/hの蒸気が必要になったときのことです。 その場合上記の式からいうと、選択肢としては、配管径を65Aから100Aにするか、 蒸気の流速を20m/sから36m/sにまで増やすかということになるかと思います。 できれば、配管径を変えずに流速の増加で対応したいと考えているのですが、それができるのかどうかで悩んでいます。 ヘッダから蒸気発生器までの配管長は3mから5mなので、圧力を下げても配管損失はそれほどないと思います。 流速が増加して問題となるのは、ハンマーを打ったり、振動が出たり、音がでたりという現象ではないかと思います。 配管径65A、配管長5mで2kの蒸気の流速が36m/sというのは可能なのでしょうか? また、そもそもG=0.28×流速×比重量×管の内径×内径という式は、長い距離の場合の 蒸気輸送の式であり、3mや5mなどの短い配管にそのまま適応していいのでしょうか? 長い距離であれば、流速は20〜30m/s以下に抑える必要があるというのはわかりますが、 3mほどの短距離でもそれは厳密に守らなければいけないものなのでしょうか? |
3mほどの短距離でも厳密に守らなければいけないと思います 流速が許容値を超えると特にエルボやバルブの内側が高速蒸気により削られ 穴があくことが考えられます 耐用年数が極端に減少することになります 多分、減圧弁が使用機器の手前に設置していると思いますがそれをはずして使いた いという事なのでしょうか? 蒸気発生器の使用圧力の設定が2〜8kgf/cm2迄変更が可能で、他の機器への 供給をしていなければ、使用量が増えるまでは2kgf/cm2供給して、使用量が増えた時に供給圧を上げてそれに合う減圧弁を設置してはどうでしょうか (但し、圧力を変えるとトラップ等の機器が対応できるかの確認は必要) |
naokiさん どうもありがとうございます。 蒸気発生器の前には減圧弁はついていません。 0.8MPaの蒸気がそのまま流れていて、 うまくモーターバルブで制御できず、緊急遮断弁でオンオフしています。 また、頻繁にMVが故障したり、緊急遮断弁がリークしたり、蒸気漏れが おきたりしています。 詳しいことはわかりませんが、0.2〜0.8MPaを制御する機器を 取り付けるよりも、素直に0.2MPaに減圧して、 0.2MPaを制御する機器にしたほうが、故障や蒸気漏れも少なくなるのでは と思っています。 naokiさんの仰るように、将来使用量が増えてから徐々に圧力を上げるほうが いいと思います。 提案を参考にさせていただいて、取り組んで行きたいと思います。 本当にありがとうございました。 |
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━