Page 2324 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ 会議室に戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼貯水槽の容量に関して KATUO 09/12/15(火) 5:19 ┣Re:貯水槽の容量に関して どんちゃん 09/12/15(火) 5:38 ┃ ┗Re:貯水槽の容量に関して KATUO 09/12/15(火) 6:09 ┃ ┗Re:貯水槽の容量に関して BM 09/12/15(火) 8:24 ┗Re:貯水槽の容量に関して u7 09/12/15(火) 22:56 ┗Re:貯水槽の容量に関して KATUO 09/12/16(水) 7:58 ┗Re:貯水槽の容量に関して u7 09/12/16(水) 18:48 ┗Re:貯水槽の容量に関して KATUO 09/12/18(金) 16:39 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 貯水槽の容量に関して ■名前 : KATUO ■日付 : 09/12/15(火) 5:19 -------------------------------------------------------------------------
いつも大変参考にさせていただきながら読んでおります。 貯水槽清掃をする立場の人間ですが、いつも疑問に思っている ことを設計の立場の皆さんからご教授願いたく投稿させていただきました。 貯水槽の容量算定のことを教えてください。 今般は増圧給水ユニットの普及が一般的になってきたのでよいのですが、 それ以前の建物において貯水槽の容量の算定において (簡易な容量計算) 受水槽 …1日に使用量の50% 高置水槽…時間当たりの使用水量もしくは1日の使用水量の10% と私は考えておりました。 集合住宅等ではこれらの容量が当てはまる貯水槽設備を設けているところが 多いのですが、事務所ビル等では明らかに当てはまらない貯水槽が多いです 清掃をさせていただいている現場の中にも、受水槽有効容量8.5ton、 高置水槽有効容量3ton、清掃前の残留塩素の測定で0.1mg/L未満なので、 調べてみると1日の平均使用量が2tonだったり… 貯水槽の容量算定においてほかの算定の方法によりこのような設備を持つ 場合があるのでしょうか。確かに計算上、1日の使用量が2tonの場合の 高置水槽の容量は200Lという現実にはありえないようと思いますので、 その場合は「…のような算定において設備する」という算出があるので しょうか。宜しくお願いいたします。 |
高架水槽は瞬時最大給水量をカバーする必要があります。 単純に1日給水量の10%目安だけではありません。 事務所ビル等では使用形態や入居率等により当初設計給水量より変化している可能性もありますよ。 一人当たりの床面積も、建築当初と現在では変わっているのではないでしょうか? また1階で飲食店舗のテナント入居を想定しているケースもあるかもしれません。 |
早速のご回答ありがとうございます。 瞬時最大給水量の計算方法がわからないのですみません。 ちなみに今回の容量を持つ建物の設備として 8F建て 2F〜8F ミニキッチン×1台(先止め式電気温水器) 上記混合水栓×1個 トイレ 手洗器×1台 洋便器×1台(ロータンク式) SK ×1台 1F(駐車場)1槽シンク×1台(単水栓) です。床面積は1フロア約90u(専有面積)で、飲食等が入るビルの 設計はしておりません。(完全なるオフィスビル) また、瞬時最大給水量に関しては、受水槽は関係ないのでしょうか。 ほかの現場でも、高置水槽の容量は受水槽の約半分の大きさという パターンが多いのは(事務所ビルに多い)その瞬時最大給水量が 高置水槽のみに当てはまるからでしょうか。 宜しくお願いいたします。 |
横レスですが。受水槽容量は一日給水量の50%程度で、高架水槽は10%は、 高架水槽方式しかなかった30年以上前の一つの基準ですね。 いろいろな公的基準書(法ではありません)でもあまり差はありません。 さて瞬時最大給水量ですが、時間平均の3倍と考えればいいと思います。 高架水槽に10%で、揚水ポンプで時間平均の2倍(20%)を加えれば 瞬時最大給水(30%)に対応できます。 90m2だと約10人/FX100L/人X7F=7m3/日 受水槽が4m3で、高架水槽が1m3で十分でしょう。 近頃は水道水を飲まないので、ますます給水量は減ってるようです。 ビル環境の衛生基準(残留塩素)から考えると、大きすぎは問題です。 電極棒の位置調整で、有効容量を減らすのも一つの方法です。 |
給水は原単位自体がほとんど更新されていないので、基本的に過大と思いますよ。 昔と今を比べると 飲用していた → 今はペットボトル じゃばじゃば流していた → 節水意識が高まっている 水量の多い器具 → 節水器具 などなど、水量が減る理由は結構あります。 |
いろいろの発見で大変参考になります。 ありがとうございます。 もし、教えて頂けたらありがたいのですが、 現在の設計において、受水槽・高置水槽を 設けなければならない場合の(高置水槽を 絶対設けなければならないことがあるのか どうか判らないのですが…)容量算定の 方法は以前と変わっているのでしょうか。 私の目安の受水槽50%、高置水槽10% は今は当てはまらないのでしょうか。 |
受水槽については、自治体のインフラ状況に応じて自治体ごとに違うと思いますが、一応40-60%で設計すると思います。 結構、40%ってのは多いと思います。 高置水槽は10%ですね。 自治体によって、微妙に違ったり、田舎だと大きく違ったりしますが、横浜市はwebで公開しています。 http://www.city.yokohama.jp/me/suidou/jigyosya/keiyaku/download/kyusui-shishin.html |
ありがとうございました。 やはり、今でも高置水槽の容量は10%で算定することは 間違っていなかったのですね。 ただ、1日の使用量が2tonの場合はやはり、1tonの高置水槽を 設けて、あとは水位調整及び塩素注入機の設置等を 考えなければならないと言ってみます。 |
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━