Page 2488 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ 会議室に戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼フリークーリングって? エリブロコ 10/12/13(月) 11:15 ┣Re:フリークーリングって? 生茶 10/12/13(月) 12:05 ┣Re:フリークーリングって? 生茶 10/12/13(月) 12:19 ┣Re:フリークーリングって? エリブロコ 10/12/13(月) 12:55 ┃ ┗Re:フリークーリングって? 生茶 10/12/13(月) 13:07 ┃ ┗Re:フリークーリングって? エリブロコ 10/12/13(月) 13:39 ┃ ┗Re:フリークーリングって? イワン 10/12/13(月) 14:34 ┃ ┣Re:フリークーリングって? イワン 10/12/13(月) 14:43 ┃ ┃ ┗Re:フリークーリングって? エリブロコ 10/12/13(月) 19:08 ┃ ┃ ┗Re:フリークーリングって? 生茶 10/12/13(月) 19:24 ┃ ┗Re:フリークーリングって? 生茶 10/12/13(月) 14:56 ┗Re:フリークーリングって? takumi 10/12/13(月) 21:32 ─────────────────────────────────────── ■題名 : フリークーリングって? ■名前 : エリブロコ ■日付 : 10/12/13(月) 11:15 -------------------------------------------------------------------------
改修工事現場で設備の監督をやっています。 今回現場でフリークーリングシステムと外気冷房を取り入れたいと考えていますが、外気冷房との両立はできるのでしょうか? また、フリークーリングの投資耐久年数ってどれくらいなのでしょうか? そのシステムを導入した場合、その後の省エネ効果の検証ってどうやったらよいのでしょうか?どなたか、経験されている方いませんか? |
外気冷房もフリークーリングの一種です フリークーリングとはパッケージエアコンのように 現地でポン! という概念のものではありません 本来冷凍機などで冷却するべきものを 室内と外気の温度差分の エネルギーを利用して冷却を行う概念のものを言います 耐久年数といえば 搬送系の機器の耐久年数がそれにアテはまる とも言えるでしょう これらの効果は気象条件に大きく左右されますので その効果は仮定した計算上のものでしかありません 外気が高いような日々が続けば これを利用する事はできませんから その効果はゼロになる日々が続くでしょう 省エネ効果の検証・・ 省エネモノは各社しのぎを削っている状況です それぞれのノウハウのもとに確立されるといってもいいのではないでしょうか ここで得た情報を元に即席でというわけにはいかないでしょう |
追伸 効果の検証の基本ベースは前年度〜数年先のエネルギー使用量を元に 比較することで効果の検証を行います |
早速の回答ありがとうございます。 先程、フリークーリングの投資耐久年数と書いてしまったのですが、耐久ではなく回収年数の間違いでした。ネットなどで調べると一般的には5〜7年と書いてあるのを見ました。どうなのでしょうか? |
省エネ提案をするにあたり ネットで調べた一般論をもってきてどうするんでしょうか? 極端な話をすれば 事前に効果を確定できる人間などこの世に居ません。 省エネ提案はあくまでも仮定上での話に過ぎず 結果は保障値にすることはできません なのでいかに客先を納得させる内容であるかが工事受注のポイントに なるのではないでしょうか 結論:運用する環境と条件によるので費用対効果を見込める場合と そうでない場合があると考えます |
色々とありがとうございます。 運用環境と状況を今一度、確認検討してみます。 また宜しくお願い致します。 |
フリークーリングは,中間期に冷水を冷却塔により精製する方法だと思っていましたが・・・ http://www.jsrae.or.jp/annai/yougo/78.html 「フリークーリング有効利用熱源システムの検討」空気調和衛生工学会学術講演会 2008 pp.1667-1670 その場合,ランニング時の省エネ効果は, 「熱源機器(冷凍機)で冷水を精製した場合のエネルギー」 - 「冷却塔で精製した場合のエネルギー(冷却水ポンプ)」 イニシャルは, 熱交換器 + 配管工事費 デメリットや注意点などは, 「クリーンルーム省エネルギー技術の光と影」2009.6 クリーンテクノロジー が参考になります. |
外気冷房は, 生外気を 空調コイルで温調せずに,そのまま室内に導入する方法では? http://www.gec.jp/ESB_DATA/JP/tech_j/html/esb-118.html OA取り入れ口や,OAのダクト系のサイズを拡大する必要がある EAも? エンタルピ―演算をして,外気を取り入れるか,コイルを通す方が省エネか 判断する必要がある. 生外気を直接導入していいかも検討事項. フリークーリングとはシステム的には干渉しないので,両立は可能では。 |
みなさんいろいろ有難うございます。 参考になりました。 |
省エネ提案はきちんとした根拠の元に 客先にいかにメリットがあるかをプレゼンする事が受注に繋がりますが、 デメリット部分もきちんと書面にて説明しないとあとで大きな問題に発展します 外気冷房もオールマイティではありません NGな条件となったとき どのように検知して制御するのかを明確にし それを実現するシステムを組まないとトラブルの元です 使用者側にそれを求めてしまうと(照明の入切感覚で使用者に判断をゆだねるような 安易なスイッチ操作など)使用者は皆が皆それを理解しているわけではありませんから思うような運用ができるはずはありません ひとたび問題が起これば 客先に迷惑がかかるばかりでなく いい加減な業者の烙印を押されてしまいます 空気線図上で状態変化をきちんと確認して設計を行い コスト計算によって本当にメリットが生まれる可能性があるのかを きちんと検証しましょう。 |
冷却塔を冷凍機に見立てて というのもフリークーリングの一種です フリークーリングの言葉は広い範囲で使われているものだと認識しています フリークーリングの中にいろいろな手法がある そんな感じでしょうか 明確な定義があるようで使う人によって解釈はある程度差異があるものだと 思います (もともとは明確な定義があったのだとは思いますが) |
既存冷却塔を利用してのフリークーリング導入計画の場合、 冷却塔が開放式であるか密閉式であるか、確認しておいたほうが いいと思います。 基本的に密閉式が望ましいと思いますが、どうしても開放式の冷却塔 を使用しないといけない場合、熱交換器の性能維持のため、水質管理 が非常に重要になってくると思います。 (実績から、私は濾過設備が必要と考えてます) 以前、既存の開放式冷却塔を使用しての導入計画をしたことがあり、 ランニングコストの低減分に対しプレート熱交と濾過設備の新設費・ メンテ費が思いのほか高額で、いつまでたっても費用回収が不可能。 との試算が出た事があります。 プレート熱交のメンテ費ってムチャクチャ高いですよね。 |
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