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 ▼排水ポンプから先の配管について  東京のまっくん 11/3/12(土) 14:22
   ┣Re:排水ポンプから先の配管について  makukiti 11/3/13(日) 14:26
   ┣Re:排水ポンプから先の配管について  takumi 11/3/13(日) 19:44
   ┣Re:排水ポンプから先の配管について  tamatyan 11/3/15(火) 9:40
   ┣Re:排水ポンプから先の配管について  RIKU 11/3/15(火) 18:02
   ┗Re:排水ポンプから先の配管について  ttm 11/3/18(金) 17:23

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 ■題名 : 排水ポンプから先の配管について
 ■名前 : 東京のまっくん
 ■日付 : 11/3/12(土) 14:22
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    建築の意匠と構造設計を30年やっています。最近、監理の仕事が増え設備の勉強を始めました。教科書として「建築設備設計基準(茶本)」を利用しています。
 今、監理している現場で施工図をチェックしていますが、疑問に思いましたので質問させて頂きたいと思います。
 排水ポンプから先の配管が放流枡までに、30m程度有り、その間に90度曲がる箇所があります。ところが、実施図にその間、枡が一つもありません。
 施工会社では、機械排水には設けないものですと言われましたが、「茶本」にはそのような記載が見当たりません。
 枡の設置が気になります。もし設置がないのなら、何の基準かお教え願いたいのですが。
 よろしく、お知恵を拝借したいと思います。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:排水ポンプから先の配管について  ■名前 : makukiti  ■日付 : 11/3/13(日) 14:26  -------------------------------------------------------------------------
   まず「桝」です。
ポンプアップ配管だったら、桝の接続部までは配管です。
桝で開放してしまったら、ポンプアップ出来ません。
エルボの所に桝が必要なのかという意味ならば、必要ないです。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:排水ポンプから先の配管について  ■名前 : takumi  ■日付 : 11/3/13(日) 19:44  -------------------------------------------------------------------------
   実施図を見ていないので、間違っていたらすみません。
下記@Aの2通りの考えがあると思います。

ポンプから放流先までの回路が、
@全て圧送によって排水を搬送する回路であれば、枡は不要だと思います。
A一度ある高さまで排水を揚げて、途中から順勾配(自然流下)で搬送する回路であれば、順勾配の回路になってからは枡を設置したほうが良いと思います。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:排水ポンプから先の配管について  ■名前 : tamatyan  ■日付 : 11/3/15(火) 9:40  -------------------------------------------------------------------------
    詰まりの除去や清掃の観点からも考える必要があるのではないでしょうか。
 ポンプアップ後自然流下排水になるのであれば、まずその起点に桝を設置し、その下流は配管の屈曲点および合流点に設けるべきでしょう。
 敷地排水管の延長は、配管の内径の120倍を超えない範囲で桝を設けるほうがいいではないでしょうか。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:排水ポンプから先の配管について  ■名前 : RIKU  ■日付 : 11/3/15(火) 18:02  -------------------------------------------------------------------------
   RIKUと申します。賢人様達を前にてソモソモ論一端に挑戦していみます。

建築設備での排水は通常は「重力式」「落下式」とか言われています。一方、排水ポンプを使い排水しなければならない場合があります。これは正しく「重力式」では排水出来ないからです。詰り、排水方式に大きな違いが有ります。まず配管内が「重力式」では半充水の状態で気体と液体に分かれて移動します。一方ポンプ排水の場合管内は(満)充水の状態で移動します。ですから同管サイズ同水速ではポンプ排水の方が排水量が格段に多くなり逆説的に言うと同排水量の場合一般的に管サイズは小さくなります。で、当該会所にポンプ排水が大気開放される訳ですから注意を要する訳です。
ポンプ排水管に会所の要不要については以上理由により設けませんが、ご懸念の管詰りについては、ポンプへの流入管並びにポンプ本体の固形物流入保護を普通はしていますから排水能力が許すと言って管サイズを例えばポンプ口径より小さくしなければ問題が起り難いと言えます。
尚、配管並びにポンプ本体の保護には衛生器具排水口金物・ストレーナー・カッター付排水ポンプなどがあります。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:排水ポンプから先の配管について  ■名前 : ttm  ■日付 : 11/3/18(金) 17:23  -------------------------------------------------------------------------
   ポンプアップ排水管は、自然流下系統の
排水管に接続するところで会所を設置し
途中には必要ありません。

但し、屋外でのポンプアップ排水管の
横引き距離が長いと、排水管の途中で
詰まった時に対応が困難になります。
このため、ポンプアップ排水管の30m程度に
1カ所掃除口を設置することが必要です。
この掃除口は、設置する路面の状況により
本体を地盤面に設置したり、点検用の会所の
中に掃除口を設置します。

今回の質問例とは、異なると思いますが
たとえば工場などの広い敷地で排水槽から
排水槽へポンプアップする場合、
たとえ途中の配管に曲がりが無くても
詰まる可能性があります。
この場合も、同様に掃除口を設置することが
重要です。

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