Page 2557 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ 会議室に戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼換気扇の給気について なんとなく設備屋 11/5/5(木) 16:17 ┗Re:換気扇の給気について u7 11/5/6(金) 11:02 ┣Re:換気扇の給気について なんとなく設備屋 11/5/7(土) 0:15 ┃ ┗Re:換気扇の給気について u7 11/5/8(日) 18:03 ┃ ┗Re:換気扇の給気について なんとなく設備屋 11/5/10(火) 9:05 ┗Re:換気扇の給気について どんちゃん 11/5/7(土) 8:22 ┣Re:換気扇の給気について 生茶 11/5/7(土) 10:13 ┃ ┗Re:換気扇の給気について どんちゃん 11/5/7(土) 11:54 ┗Re:換気扇の給気について u7 11/5/7(土) 18:09 ┗Re:換気扇の給気について どんちゃん 11/5/8(日) 16:15 ┗Re:換気扇の給気について u7 11/5/8(日) 18:36 ┗Re:換気扇の給気について どんちゃん 11/5/8(日) 22:50 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 換気扇の給気について ■名前 : なんとなく設備屋 ■日付 : 11/5/5(木) 16:17 -------------------------------------------------------------------------
換気扇の選定では管路等から圧損を計算し、静圧を求めて、P−Q曲線内の機器を選定しますよね。ここで疑問なのですが、仮に計算で静圧50Pa風量100m3/hとなった時、給気口の抵抗(Pa)も必要だと思うのですが、給気口も同様の計算で先に求めた管路の抵抗にプラスして換気扇を選定したほうが良いのでは思い投稿しました。 |
厳密にやると給気側は給気口だけでなく、サッシュや躯体の隙間等も含めなければなりません。 でも、現実的には十分な開口(もしくは隙間)がとれるため抵抗がほとんどゼロになるか、気密性があっても室内外差圧として10-20Pa程度でてしまい、その分が抵抗となるかのどちらかだと思います。 (気密性の高いRCマンションでレンジフードと常時換気を回しても、ほとんど50Pa未満。) 余裕を持った設計をするので、上記の静圧は無視するというのも一つの考えですし、余裕をもって10なり20Paをプラスするというのも一つの考えだと思います。 ただ、単に給気口だけでみてしまうと隙間からの流入を考慮しないので、静圧が過大になると思います。 |
u7様 連休のなかご回答ありがとうございます。 少し質問をさせてください。 >(気密性の高いRCマンションでレンジフードと常時換気を回しても、ほとんど50Pa未満。) と言うことは、 @ 給気口には10-20Pa程度静圧がかかるとした場合,給気口の風量曲線図で 10-20Paの交点の風量(給気量)があると言うことですか? A隙間等を無視した場合は静圧は計算で得られた値で良いのですか? (この時、風量が足りない様な気がしますが) |
>@ 給気口には10-20Pa程度静圧がかかるとした場合,給気口の風量曲線図で10-20Paの交点の風量(給気量)があると言うことですか? そうなりますね。 隙間が多いなり、給気口が十分に大きければ差圧はほとんどゼロになるし、逆に足りなければ、差圧もっと大きくなります。 >A隙間等を無視した場合は静圧は計算で得られた値で良いのですか?(この時、風量が足りない様な気がしますが) 隙間を無視できるのは、抵抗がほとんどない=差圧はほとんどない状況だけになると思います。住宅以外はこれでいいと思いますが… 計算とは、どのような計算の話ですか?? 給気量と差圧はバランスがとれるものなので、手元の数値の風量が足りないのであれば、10Paも差圧が出ないのだと思います。 条件がよくわからないので、とりあえず住宅での机上計算の例を書いておきます。 ※各給気口の有効開口面積は、レジスタとVCの抵抗係数を直列合成して計算した結果のみを記載しています。また、器具は一般的な低圧損タイプとしているので、防音形や花粉除去フィルターなんかがついたら、ガクンと落ちます。 ■計算条件(3種換気) ・面積 80m2、3LDK(RC) ・隙間量 0.4cm2/m2(有効開口面積32.000) ・LD 150φ×2(有効開口面積48.492×2)(1つは差圧開放) ・各室 100φ×1(計3個)(有効開口面積21.750×3) ⇒ 合計194.234cm2 ・常時換気 100CMH ・厨房換気 435CMH(15.5kW(3口コンロ)) ⇒ 合計535CMH ■室内外差圧 35.1Pa ※Q=αA√(ρ/2ΔP)で計算。 ■給気口の風量 150 133.6CMH ×2 100 59.9CMH ×3 隙間 88.1CMH(全給気量の16.5%を占める) なお、レンジフードが回らず、150Φの給気口も1つは閉じていたとすると、差圧はわずかに2.2Paです。 |
u7様 ありがとうございます。 過去ログのなかに、u7 様がご回答した内容がありますたので、再度参考にして、 検討いたします。 |
>(気密性の高いRCマンションでレンジフードと常時換気を回しても、ほとんど50Pa未満。) 全ての給気口を開けた状態ですよね? 給気の少ない物件なら簡単に50paオーバーしますよ! 机上計算でも実測でも! 50pa以下に押さえるのはとても大変なんですけどね・・・・ |
足りない時は 下水から不足分をまかなうよう空気が入ってきてくさいですよね |
某便器で水を流すとたくさん入ってきますよ! |
当然、給気口は開けた状態です。 閉めてたら、200Paとか超えてしまいます。 机上計算も実測もたくさんやりました。 あくまで設計としての議論なので、給気が少ない物件というのは論外。 とはいえ、住戸パターンによっては、結果として50Pa超えちゃうのも結構あったりしますが… |
給気が少ないというのはLDに150φ1個とか・・・・ 以外にこういう設計多いですよね。 提案しても聞く耳持たずに竣工。 玄関扉重いって・・・そら見たことか。 地方は住戸面積大きいし、24時間換気とレンジフード強で50pa切るケースはほとんど無いと思います。 |
ちなみに、上記の計算、LDの150が1つになると62.4Paです。 マンションでは逆に面積が小さく、部屋数が少ないほうがきついです。 |
中住戸で居室が少ないのは確かに不利ですね。 DCモーターの24時間換気FANも頑張っちゃうので部屋が大きく風量が多いと厳しいです。 (居室数が多いなら良いのですが、容積だけ大きい) 最近はT−2も当たり前だし隙間風は無いし給気の抵抗も大きくて(汗) |
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