Page 2652 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ 会議室に戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼井戸の能力不足 BEST75 12/3/20(火) 14:59 ┣Re:井戸の能力不足 ママ 12/3/20(火) 23:19 ┣Re:井戸の能力不足 エスコ 12/3/21(水) 9:32 ┣Re:井戸の能力不足 おっとっと 12/3/29(木) 15:10 ┗Re:井戸の能力不足 専用水道人 12/4/2(月) 22:27 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 井戸の能力不足 ■名前 : BEST75 ■日付 : 12/3/20(火) 14:59 -------------------------------------------------------------------------
現在グループホームの新築計画があり、給水用として瞬時最大給水量が180L/min(器具給水負荷単位より計算)と外部消雪用として180L/min(ノズル90個で1個あたり2L/minの計算)の合計360L/minを必要水量としております。建築場所には上水道が近くになく、既存の井戸(φ150×50m)を利用してほしいとの施主からの依頼でしたので、先日井戸を調査したところ、最大で200L/minしか揚水量を確保できませんでした(200Lを揚水した時点で地上より-30mまで水位がさがり、それ以上揚水量を増やすと水が濁りだしました)。井戸の再掘削は地域で認められておらず施工不可能です。このような条件で使用するとなると圧力タンクを設置してタンク容量を増やすという案しか思いつきません。どなたかいい案があれば教えてもらえないでしょうか?また圧力タンクを設置する場合の容量の選定方法も教えて下さい。 |
まずは井戸の揚水試験から限界水量が200L/minであれば 平均摂取水量はそれ以下になると思います。 井戸150φはかなり大きい部類だと思います。安定した供給を 望むならばお見込みのとおり単純に井水槽を設ける他、難しい のではと思います。最大200L/minといっても連続揚水は不可能 ですので一日に揚水可能な水量を使用水量と比較して、不足容量 分を井水槽として設置する。 グループホームという施設であるなら単純に上水が無ければ、 飲用としても井水を使用するんですね?併せてろ過装置の能力 も検討して必要水量、容量を確保する必要があると思います。 圧力タンクに関しては単体で計算するのではなく給水方式をどの ように決定するのかによって変わってくるんじゃないかしら? 基本は井水槽を設置しない方法で勧めたいのかしら?? |
圧力タンクではせいぜい4tぐらい、その有効水量は500リットルぐらいなものでしょう。 360リットル/分−200リットル/分=160リットル/分 500リットル÷160リットル/分=3.125分となります。 瞬時最大水量360リットル/分で使用中のときに3分程度しかもちません。 ですので先レスにあるように井水槽をもうけ、施設にはそこから給水加圧Pで送るのが良いと思います。 価格もそちらのほうが安いと思います。 ちなみにグループホームでの使用となると予算が厳しいかもしれませんが、 消雪には汚水処理水を使用されたらどうでしょうか。 都会の自治体では許可しないでしょうが山間の過疎地ならあるいはと思います。 補助も見込めるかもしれません。 |
水源が井戸しかないとのこと。「圧力タンクを設置してタンク容量を増やすという案しか思いつきません。」とありますが水槽がどこかにあるのでしょうか。 受水槽+ブースターポンプ方式にするとしても水槽の容量はグループホームの一日の使用水量程度は必要と思います。単純計算で水源水量から消雪水量を差し引いた利用可能な飲料用水量は20L/minしかありません。 これを根拠に受水槽容量を算定し、間に合えばこれを採用。間に合わない場合は受水槽補給水量を増やすために消雪水量を抑える必要が出てきます。 まずは消雪系統に流れる水量を定流量弁などで制御。地域が不明なのでどれだけの消雪水量が必要なのか判りませんが系統分けをしたゾーニング散水で一定時間でローテーションします。30分ピッチで切り替わるなどの方法。 若しくは散水する外部の用途、形状、勾配にもよりますが、消雪水の再利用なども考慮します。 まずは、 @建物としての機能を最優先に設計。 Aその後、利用できる水で消雪を考える。 B散水消雪が無理であれば排雪を考える。 Cどうしても消雪が必要であればロードヒーティング。ただし、イニシャルコストもランイングコストも高いので注意。 |
井戸の揚水量を決定することが大一番です 5段階揚水試験、連続揚水試験、回復試験を行い 最大揚水量を決定し、その70%が適正揚水量です。 湧水の濁りは揚水量が変化すれば濁るものです。 原水の水質検査(全項目+アンモニア)を行い水処理方法を決定します。 その後みなさんが言ってる通常の受水槽の大きさや過不足を考えていきます。 |
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