Page 2708 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ 会議室に戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼病院関係の換気量算出 設備屋佐助 12/11/15(木) 0:01 ┗Re:病院関係の換気量算出 ペーパー設備士 12/11/15(木) 13:18 ┗Re:病院関係の換気量算出 asayan 12/11/15(木) 18:23 ┗Re:病院関係の換気量算出 設備屋佐助 12/11/20(火) 23:24 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 病院関係の換気量算出 ■名前 : 設備屋佐助 ■日付 : 12/11/15(木) 0:01 -------------------------------------------------------------------------
初めて投稿させてもらいます。 病院の換気量算出で、『日本医療福祉設備協会 HEAS-02-2004 清浄度クラスと換気条件』の表から換気量を算出する時、表内の最小換気回数で、外気量と全風量と記載されています。一般的な病室などの給排気換気を行う場合、どちらの換気回数の数値を採用した方がよいと思いますか。また、外気量と全風量の違いを教えてください。 |
はじめて回答致します。 >>外気量と全風量の違いを教えてください。 清浄度クラスとは、要求されているクリーン度によりHEPAフィルターなどを何回通すかというような事ではないでしょうか?つまり、ご質問の全風量とは室内の必要循環風量のことだと思われます。 外気量は取り入れ外気量の事で、室内のクリーン度維持には当然上限があるということでしょう。(外気=ダーティー側であり、エアコンなどと同様に外気=外乱というイメージです) 本件の場合条件によっては、建屋構造(すきま等)、層流乱流別、外気汚染状況、室内温湿度及び精度等々、総合的に計画する必要があると思われます。 また病院であるため、院内感染に配慮し個別換気は絶対条件です。 |
HEASの表に書かれている「清浄度クラス(I〜VII)」は病院内の各室を清潔または汚染の度合いで区分したもので、クリーンルームの清浄度クラス(ISOクラスやFED-STDクラス)とは別のものです。 「外気量」は室内の汚染された空気を置換するために必要とされる最小外気導入量です。(新鮮空気を記載以上の風量導入する) 「全風量」は全外気方式および循環方式の空調機の送風量、または3種換気方式での最小排気量です。 例えば一般病室の給排気風量は「外気量」の欄、WCの排気風量は「全風量」の欄以上の風量とします。 この表の風量は最小風量の目安なので、実際の風量は、法的に必要な換気量や各室の用途や換気方式によって個別に判断して決定する必要があります。 |
ペーパー設備士さん、asayanさん 返事遅くなってすみません。 回答をいただき、ありがとうございました。 |
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