Page 2762 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ 会議室に戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼現実的な話、管理上、吸上ポンプのストレーナは吐出側?吸込側? mu 13/6/27(木) 11:10 ┣Re 管理上、吸上ポンプのストレーナは吐出側?吸込側? どん兵衛大盛り 13/6/27(木) 15:09 ┣Re:吸上ポンプのストレーナは吐出側?吸込側? めかQたん 13/6/27(木) 20:26 ┣Re:吸上ポンプのストレーナは吐出側?吸込側? 鉄人60号 13/6/27(木) 21:57 ┣Re:吸上ポンプのストレーナは吐出側?吸込側? kojima 13/6/28(金) 14:23 ┗Re:現実的な話、管理上、吸上ポンプのストレーナは mu 13/6/30(日) 10:50 ┣Re:現実的な話、管理上、吸上ポンプのストレーナは どん兵衛大盛り 13/6/30(日) 11:39 ┗Re:現実的な話、管理上、吸上ポンプのストレーナは kojima 13/6/30(日) 12:33 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 現実的な話、管理上、吸上ポンプのストレーナは吐出側?吸込側? ■名前 : mu ■日付 : 13/6/27(木) 11:10 -------------------------------------------------------------------------
吸い上げポンプのストレーナは吐出側と吸込側どちらがよい? 工場の生産設備に使用する冷却系のポンプ設備で終夜運転設備なのですが、 水槽からフート弁125A→渦巻きポンプ→ストレーナ→制御弁・熱交換器等→水槽 という系統です。補給水は上水です。 ストレーナは詰まり具合を差圧にて管理できるようにしてあり 並列としているので止めなくてもストレーナ清掃が出来ます。 CT等の開放系設備はありません。 当方は当該設備の設置時に、 本来のストレーナの用途を考えるとポンプの前と認識しながらも ●吸込側揚程は最大6m程度、ストレーナが少々詰まればすぐに差圧6mは超えそう。 超えた場合は吸い上げれないか、流量低下、キャビテーションの要因になりやすいだろう。 圧損への影響も吐き出し側より大きくなりそう。 詰まる予兆から吸い上げ不可までの認知期間が無さそう 押し込み圧は差圧が増大しても余裕が有るため、緊急の問題は生じにくいであろう。 ●吸い上げるとしてもフート弁の編み目を超えれる程度の粒径程度であり、 せいぜい錆粉か巻き上げられる程度の小径の砂、 大きくても水に沈まない程度の比重の軽い(柔らかい)物、木の葉程度と想定されるので 簡単に通過するため、ポンプの損傷に大きな影響を及ぼすとは考えにくい。 の理由から判断してポンプ吐出側にストレーナを設置しました。 先日、某サブコンの方が見えられて、当該設備を見た際に これはないよね。あり得ない的な事を、嘲笑的に言われました。 自分もトラブル要因の想定はあくまで想定の域を出る物ではないので ポンプに対しストレーナはあくまで流入側と考えるのが正しいとするべきなのかと 考えながら次物件を計画しています。 皆様ならどうされた方が良いと思いでしょうか? |
そのストレーナーの設置目的を考えれば答えはそこにあります |
顧客の要求とポンプ、ストレーナーメーカーの使用制限の 範囲内であれば弾力的に使用して良いのでは。石崎で新型の 低圧損のフートが出ている様です、調べて見ては如何がで しょう、因みに水槽の冷却水の清浄度、清掃状態はどうなの かな [せいぜい錆粉か巻き上げられる程度の小径の砂、 大きくても水に沈まない程度の比重の軽い(柔らかい)物、 木の葉程度と想定されるので] とありますがそちらの方が問題 なのでは。 |
設備には必ず設置目的や求められる機能があります。この場合、先ずこのことから確認する必要があると思います。 ストレーナーの設置目的がポンプ保護であれば吸込み側に、 冷却水のユーザー設備保護であればその設備の入口に設置すべきでしょう。 ストレーナーの仕様は、捕集する異物等の大きさや量、保守頻度等から決めましょう。 吸込み側に設置した場合のキャビテーションを心配しておられますが、 例えば、吸込み配管やストレーナーのサイズアップを実行すれば簡単に回避できます。 また、吸込み側のストレーナーは配管途中につける必要はありません。例えばフート弁を覆うタイプとか色々考えられます。安価なものを工夫してみるのも面白いですね。 |
ポンプや配管は全く錆びない材質なのでしょうか? 一般の鋳鉄のケーシングのポンプの内部は発錆します。 配管内も材質によっては発錆します。 こういう環境の場合は、ポンプの吸込側に濾過精度の高いストレーナーは無意味に思われます。 ポンプの吸込側は粗いストレーナー、制御機器の手前に精度の高いストレーナをつけるのが最適だと思います。 >皆様ならどうされた方が良いと思いでしょうか? 私個人の考えでは、muさんの考え方は間違いではありません。 |
みなさまご意見ありがとうございました。 自分の想定が安全側ではなく危険側に向いていることに関しては 反省することしきりです。 あらゆる設備には目的意識をもって、 顧客意識と共通させることが大切ですね。 以後さらに精進いたします。 しかし、吸い上げ配管の吸い込み側に抵抗の高い物を設置する リスクについて皆さん大きく取り上げないということは 私の考えすぎなのかと思わざるを得ないところでなのでしょう。 サイホン形成さえされてしまえば、問題ないというところなのでしょうね。 ここも考えを改めるべきかもしれません。 |
抵抗の高いものを設置するリスクは負いません 抵抗が高くならないように管サイズを加味すれば いいだけの話です 空調機のフィルターだってそうですよね 抵抗が高くなる場合は(通過風速が高い場合) 面積を大きく取りますよね |
どんなストーレーナーを設置されているのですか? 通常は、40メッシュ(20メッシュでも十分)前後のYストレーナーだと思いますが。 以下の参考資料にYストレーナーの流量と抵抗の関係を示したグラフがあります。 ストレナー選定の参考になるのでは?(kitz製) ↓ http://www.kitz.co.jp/product/pdf/ben/J-270-32.pdf |
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