Page 2763 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ 会議室に戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼換気によって下がる室温の計算方法 ぽてこ 13/6/23(日) 19:31 ┣Re:換気によって下がる室温の計算方法 どん兵衛大盛り 13/6/24(月) 10:12 ┃ ┗Re:換気によって下がる室温の計算方法 ぽてこ 13/6/24(月) 12:34 ┃ ┣Re:換気によって下がる室温の計算方法 コンサ 13/6/25(火) 22:56 ┃ ┣Re:換気によって下がる室温の計算方法 鉄人60号 13/6/27(木) 11:48 ┃ ┗Re:換気によって下がる室温の計算方法 どん兵衛大盛り 13/6/27(木) 17:14 ┣Re:換気によって下がる室温の計算方法 水道屋の修繕担当 13/6/27(木) 18:38 ┗Re:換気によって下がる室温の計算方法 ぽてこ 13/6/30(日) 17:45 ┗Re:換気によって下がる室温の計算方法 どん兵衛大盛り 13/6/30(日) 18:16 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 換気によって下がる室温の計算方法 ■名前 : ぽてこ ■日付 : 13/6/23(日) 19:31 -------------------------------------------------------------------------
工場にて働く建築関係の知識はまったくない ぽてこと申します 本日相談させていただきたい内容は換気によって 下がる室内の温度をどうやって 計算したらよいかを教えていただきたく・・ 【背景】 夏場の工場内の温度が暑く、熱中症で倒れる人がいるため 暑熱対策を実施したいがエアコンを入れるまでの予算はなく 換気ファンの設置にて工場内にたまる熱を逃がすこととなりましたが 具体的な効果を提示する必要がある 【わかる情報】 工場容積:100000㎥(100×200×5) 第一種換気 設置予定換気ファン能力:9600㎥/h 工場内温度:34℃(昨年度温度) 外気:30℃(仮定) 調べると設備発熱量なども必要とのことでしたが 電灯、設備など多数ありまして把握しきれないのが現状です。 このような状態で効果を算出することはできるでしょうか? 素人的な質問で申し訳ありませんがよろしくお願いします。 |
計算方法は「換気 発生熱量から求める方法」で検索すれば ヒットしますが 換気のみによる排熱はあまり現実的では無いと思います ぜんぜん涼しくない という結果になる事が予想されます スポットエアコンなどを検討するほうがいいのではないかと思われます |
返信ありがとうございます 計算式検索かけてみます スポットエアコンは作業者から嫌われて 導入不可です (排熱が暑いからいらない&スペースをとる) 人数が200人以上のラインですので台数的にも厳しいです 全体にエアコンを入れれば一番よいのですが・・ |
既に解決済かも知れませんが、補足のコメントを記載させていただきます。 たぶん正確な内部発熱量は把握できないと思いますので、超概略的に室温を想定することとします。 室温34℃でバランスした状態で、30℃という4℃低い外気を供給して、100,000m3の空間を冷やそうとなると、容積の1/10程度の風量では平均温度としては約0.4℃しか下がらないものと想定されます。 ただしこれは給気で室内全体を薄めるという希釈換気の場合ですので、第1種換気を導入されるのであれば、内部発熱の発生源近傍から効率的に排熱を行って、発熱が極力室内に拡散しないように出きれば(局所排気)、もっと室温上昇は抑えられることとなります。 まあ、今回は既存物件ですので、理想的な局所排気を計画するのは難しいかと思いますので、作業エリアのみに低温外気を送風して、可能であれば気流感も付加して、作業環境の向上を図るように計画されるのが得策と思います。 とにかく、給気(外気)->作業エリア->発熱部->排気(廃熱)という空気の流れを意識した給・排気計画を考えられてはいかがでしょうか? なお、外気温が30℃の時には、室温を30℃以下にすることは出来ませんので、どん兵衛大盛りさんも言っているように、ある程度の冷房導入を検討しないと涼しさは感じられないかもしれませんネ。 ただし、ご察しの通り空間全体を冷房するには相当に大きな冷房装置と光熱費を要してしまいますので、少し外気を冷やして作業エリアに給気するというのが現実的かと考えます。 除湿は行わないとすれば、9,600m3/hの給気を1℃冷やすのには3.2kW程度の冷房能力が必要となりますので、例えば20kW〜40kW程度の冷房能力を有するパッケージエアコンを設置する案などが考えられるかと思います。 ぽてこさんが懸念しているスポットエアコンとは違って、冷やした空気を室内にダクトで送る方式であれば、排熱が室内に排気されることはありませんし、ラインに沿って冷気を吹出すなんて方式も取れるでしょう。 特にこの機種をお勧めするわけではありませんが、イメージとしては以下の図のような感じです。 http://www.daikinaircon.com/catalog/setubi/merit/mode/#mode_zone 以上、ご参考まで。 |
工場設備屋として、暑気対策をやった経験があります。 暑気対策を始めたころは、工場扇を作業場にたくさん置きました。屋根に散水もしました。 次の段階では建屋に天井扇・換気扇を増設しました。プッシュプル方式の換気もやりました。また、設備機器からの放熱を低減するため、設備表面の断熱を強化しました。室温は期待通りに下がらず、強くなった換気風が体に合わないと訴える人もいました。 工場でクーラーが贅沢品でなくなったころに、管理室(休憩室)にパッケージエアコン、すこしして作業場にスポットクーラーを設置しました。スポットクーラーは現場レイアウトや作業状況に合わせて単独型、ダクト型いろいろ設置しました。この対策で暑気対策は大よそ完了したように思います。 |
一般的に外気での冷房は 温度差が7〜8度以上無いとあまり効果を感じられないでしょう また 必要風量を計算するとしても 全体での均一された仮定の数値でしかなく 実際に全域において温度が均一などという事は有り得ません 予算の都合という縛りがあるのでしょうから 壁面の有圧扇がいいところでしょうか それだと無いよりマシと言えればまだいいほうでしょう 必要とするエリアに局所的にやろうとすると ダクトの施工が 必要ですし 当然コストはかかります また 搬送エネルギーはバカになりませんからそれなりに 運用コストはかかるでしょう ”意味が無い””効果を感じられない” というものに 金をかけるほどばかばかしいものはありません 失敗談をよく聞きますのでスポットエアコンを提案させて頂きました |
工場とは、何の工場でしょうか。ボイラー等の熱源を使用して加熱するのか、機械加工をする工場かお教えください。また、工場の天井は直に屋根でしょうか。工場内で発生する熱は、基本的に電力と燃料消費量、それと人と考えて良いかと思います。その数字が必要です。 天井があるのであれば、天井裏を換気することにより、夏場の超高温の屋根からの熱を軽減できますし、天井板の上(裏)に輻射熱を反射するイメージアルミ箔などを引き詰めると日射の影響は格段に減少します(輻射熱はのぼせます)。屋根に水撒くのも利くと思います。 34℃10万立米の熱量を30℃約1万立米/hで排熱しようとしても計算上室温はそんなに下がりません。ただ、天井付近の高温を排気するのであれば、排出熱量が大きくなり、作業する方が居る床付近での感覚的気温は下げられるかもしれません。作業に支障がないのであれば、床付近より給気し天井付近より排気するよう設置するのが良いと思います。(冬は寒くなりますが) 計算したいのであれば、ボイラー室の換気で探してみれば、発熱量と換気量それと許容室内温度の関係が素直に出ています。三菱の換気扇カタログ技術編も使えます。 34℃程度であれば、設定の換気量と扇風機でも良いような気がします。 工場内へ入ってくるエネルギー全てと1人100W〜150Wで考えてみてください。 ただ、工場の換気が0.1回/hとは、少ないような気がします。もう少し増やす方向で考えた方が良さそうです。どうでしょうか。 |
みなさまの意見ありがとうございました。 申し訳ありません。 前述の容積などは計算例をもらうための適当な数字です。 実際のところ工場としては物の生産ラインのため 広さが約40000u 屋根高さが10〜15mくらいでしょうか で 体育館にたとえると中心部の部分で 熱中症にかかる人が多く その一部分を前述の容積と例えました。 (各窓からの外気が中心まで回っていないと思われます) 全体の発熱量などについても 人が200人弱 蛍光灯ざっくり2000本(32W) 設備発熱量・・数が多すぎて不明 との状態です。 来年度に向けてはエアコンを検討しているのですが 今年度もまずは何かしなさいとの指示もあり 遮熱塗料(一部にてトライ)+換気で検討しているところでした。 もしこういうやり方もあるよ。 と言うものがありましたら 引き続き教えていただきたいです。 |
金は無い でも何とかしろというのなら 熱射病対策グッズでしのいでもらうほか無いのでは? ところで、エアコンを検討されているとの事ですが 負荷容量の算定が出来ないのに検討するってどういう事でしょうか? あてずっぽに設置したところで効果は希薄なものになるでしょうし 過負荷で機器の故障を招く原因にもなります 負荷容量の算定があって 機器の能力を算定し 電力容量が足りるか、 GHPでいくかなどなど検討するという スタイルが一般的だと思いますが それと予算分を捻出できるか検討する必要もあります 大丈夫ですかね? |
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