Page 2872 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ 会議室に戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼ソルベントクラックについて しょうちゃん 14/4/20(日) 14:46 ┗Re:ソルベントクラックについて LA 14/4/21(月) 9:26 ─────────────────────────────────────── ■題名 : ソルベントクラックについて ■名前 : しょうちゃん ■日付 : 14/4/20(日) 14:46 -------------------------------------------------------------------------
今年の初め、耐熱性塩ビ管(HTVP)にて施工した給湯配管が漏水しました。 今までにも当たり前のよう同管材で数多く施工し 現在も問題なく使っていただいておりますが、今回 配管の直管部にクラックが入り直下の研究室が漏水し甚大な被害が出ました。 製品に問題。と思い調べた結果 有機溶剤ガスによるソルベントクラックである。 との結論に達しました。 言葉では聞いていましたが 現実、管内面の接着剤が そのような漏水事故を誘発すると言うのを目の当りにし 戸惑っております。 作業員の方が塩ビ管を接着し配管を伸ばしているさなか、パイプの中身の接着剤が残っているか。など確認できない。(最初から最後まで立会うことなど出来ない。) そしていろいろな作業場のコンテナに捨てられている塩ビ管の継手の中身をみても接着剤の跡はあり 他社さんの施工を見ての中身まで拭き取ることなんか出来ていない。 この様な現象が出た以上、管材の変更も止む無しなのか。 周りの施工管理されている方に聞いても ほとんど経験されておりません。 知識お持ちの方おられましたら ぜちともご指導願えませんでしょうか。 よろしく御願い致します。 |
私が思う主観を述べさせて頂きますが、 今まで事故がなかった事が当たり前のようでいて、 それが普通だと思っていたのですね。 そうであれば・・・・ メーカーが後ろの施工注意書きにソルベントクラックの事を なぜ、口酸っぱく書くのでしょうか? 全国を見れば、かなりの数 そういった事例があるからこそ、 書くのだと思っています。 私は、過去の日水協の配管技士や、 厚生労働省の配管技能士の免許も持っています。 ただ、まだまだ経験が浅いからかも知れませんが、 VPがこの世の管種で一番、施工していて怖いです。 キッチリ施工の手間をかけて、バリを取り。 面を綺麗にして適量の接着剤を塗布して差し込めば 規定通りの入り込みも確保出来ます。 その後の、中の有機溶剤の蒸気だけは、 ちゃんと抜かなければ、直ぐクラックに繋がります。 電気溶着も、ダクタイルも、鉛管のプラスタン接合 もやれと言われたら出来ます。でも、VPだけは未だに 緊張します。 この道40年にもなる、ベテランにも。 耳にタコが出来る位、その事を聞かされました。 VPの怖さを知っている物は、配管工として一人前だと。 たかが、VP。されどVP。 この本当の意味を知っている人は 少ないかも知れませんが、過去に当方も 大変な失敗をしております。 完全にそういった事故を無くすには、 メーカーの指示通りの施工を行う。 簡単なようでいて、手間がかかるのがVPです。 管材が安いから。 そういう意味で施工する人も多いかも知れません。 手間をしっかり掛ける事が出来るのであれば、 これ以上コストパフォーマンスが高いのは 他に無いでしょう。 そんな手間を一切かけたくない。 それが時間のムダになる。嫌だというならば 地道に鉄管にするなり、SUSにするなりするしか対処は無いと 思いますが。 若輩の戯れ言として、聞いて頂ければ 幸いです。 |
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