Page 2928 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ 会議室に戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼コインランドリーの換気計算について もももき 14/7/18(金) 11:33 ┗Re:コインランドリーの換気計算について masa 14/7/18(金) 23:33 ┗Re:コインランドリーの換気計算について [名前なし]もももき 14/7/18(金) 23:45 ┗Re:コインランドリーの換気計算について masa 14/7/19(土) 0:14 ┗Re:コインランドリーの換気計算について もももき 14/7/19(土) 8:01 ─────────────────────────────────────── ■題名 : コインランドリーの換気計算について ■名前 : もももき ■日付 : 14/7/18(金) 11:33 -------------------------------------------------------------------------
設備屋をやっています。基本的に工事監督業なので設計はあまり自信がないのですが。 コインランドリーの設計を頼まれました。 店内のに洗濯機のほかに乾燥機が大小あわせて計9台並びます。この乾燥機の正面が天井まで壁になり、機器の裏が機械室的な通路等点検スペースになっています。 この乾燥機、火気使用の燃焼器具にあたるとは思いますが、この乾燥機の換気計算としてはどのように行えばいいのでしょうか。 排気筒はもちろん屋外へ排出しますので、厨房等の火気使用室にあたる40KQの計算とは別物だとは思いますが、何か別の計算方法はあるのでしょうか。 気になるのは、建築確認に必要な火気使用室の換気計算的な法的なもの、また乾燥機が必要な給気量計算です。 点検スペースの換気量、また乾燥機の給気量の考え方を教えていただけないでしょうか。 |
基本的には、メーカーに給気量を確認して、必要給気量を確保できる給気ファンを設置する事になります。 建築基準法の規定では、半密閉型の燃焼器具で、排気筒によって屋外に燃焼ガスを排出する場合の給気量は、V=2KQ(V:給気量[m3/h]、K:燃料毎の定数、Q:発熱量[kw])で算出します。 ただし、燃焼器具が2KQ以上の給気量を必要とする場合は、必要給気量以上となります。 例として、ある業務用乾燥機で計算した場合、乾燥容量30kg、ガス消費量(12A)32.6kw、最大風量1,260m3/hの場合、V=2KQ=2×0.93×32.6=60.636m3/h<1,260m3/hなので、給気量1,260m3/hを確保する。 乾燥機の給気口がある場所に給気します。 例としたメーカーの仕様書では、背面下部にファン給気口があり、排気筒は背面下部に200φでした。 一般的なガス乾燥機の場合は、排湿と燃焼空気を兼用しているので、半密閉燃焼器具としては、給気量が大きくなります。(ほぼ42KQ相当です) 質問文の状況ならば、乾燥機の背面側の点検スペースに必要給気量を給気すれば、機器の排熱も兼用できると思います。 給気口が背面で無い場合は、前面側に給気する事になります。 まずは、メーカーに仕様を確認するのが良いでしょう。 |
教えて頂いてありがとうございます。 現状、メーカーに確認とっていませんので機器の排気量=給気量として計算していました。 建築基準法的に、火気使用室には当たらないのではと思いますがV=2KQの計算式での作図を行い、設計図に添付しようかと思います。 給気口が前面でないことを願います。前面の場合だと完全に店内となってしまいますからね。 取り急ぎ、やはりメーカー問い合わせをしてみます。 |
給気口として、自然給気口を設置出来るならば、給気口の通過風速を2m/s程度で計算して設置してもかまいません。 乾燥機は、運転台数が変動するので、給気ファンは、乾燥機毎に設けて、乾燥機の運転と連動するか、一定風量を給気するならば、バランスを取る為に適当なサイズのガラリを設置した方が運転が安定すると思います。 バランスの為の排気ガラリは、乾燥機が全台停止している場合に、通過風速が4〜4.5m/sを超えないように選定すれば良いでしょう。 なお、発生騒音に問題がある場合は、風速を3m/s以下に設定した方が良いです。 |
返信ありがとうございます。 この場合は、自然給気口にて第3種換気の設計でいいのでしょうか。 もしくは第2種換気にて連続給気させたほうがいいのででしょうか。 「業務用ガス機器の設置基準及び実務指針」に記載がありますが、書き方があいまいでわかりにくいです。昭和62年初版の本ですので間違った記載になっているのかもしれません。 点検スペースの空気が店内に流れ込まないようにしたいと思いますので、可能なら3種換気で設計したいと思います。 いろいろありがとうございます。 |
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━