Page 3072 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ 会議室に戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼ベンチュリーノズルのスチームトラップについて mu 15/9/14(月) 14:51 ┣Re:ベンチュリーノズルのスチームトラップについて uiui 15/9/16(水) 13:53 ┃ ┗Re:ベンチュリーノズルのスチームトラップについて mu 15/9/25(金) 12:04 ┗Re:ベンチュリーノズルのスチームトラップについて 管理人(Yoh) 15/9/24(木) 18:39 ─────────────────────────────────────── ■題名 : ベンチュリーノズルのスチームトラップについて ■名前 : mu ■日付 : 15/9/14(月) 14:51 -------------------------------------------------------------------------
とある出入りの工場の設備担当者が、他社より省エネ提案を受け スチームトラップからの余剰蒸気及び、スチームトラップのメンテナンスコストの低減(実際は定期メンテなどしておりませんが)のため 下記のスチームトラップの導入をするという話が出ており、相談されてます。 http://steamtech-jp.com/index.php?SteamPro%E2%80%93CRD%E7%89%B9%E5%BE%B4 (別添画像はパンフレット上の仕組みを書いた一部です。) 当該工場は貫流ボイラー並列熱源で使用蒸気は全て低圧蒸気(0.5kgf/cm2・G) 還水は真空還水方式で所々管末トラップ等は放流で捨てております。 生産に使用している蒸気はほとんど無く、ほとんどは空調用 (一番の消費先は各所エアハン(加湿共)、次いで個別空調のコイル、ファンコンベクタ、厨房給湯、程度)です。 スチームトラップは負荷の箇所はバケット式やフロート式 管末、減圧、中間、はサーモスタティック、バケット式、一部ベローズ等 小負荷の箇所はベローズ、サーモスタティック 等がついております。 このたぐいのメーカー代理店はデメリット情報をおおっぴらにしないはず、又は知識不足なので、 (当社は直接で無いため、間接的に問い合わせしているが論理的な返答が来ない) 当方で考察してみると、この仕組みを見る限り、 ●空調機等の多量トラップ且つ消費量変動幅が大きい物に対応できる仕組みとは思えない。 そのためコイル内にドレンが残り熱交換面積の減少や、冬期はコイルの凍結も有り得る? ●供給が絶たれると真空破壊がおこる可能性が高いと思われる。 特にバキュームブレーカがついている空調機のコイルでは蒸気供給が無くなるとトラップ開放状態となり継続的に吸気し真空破壊を起こすと予想できる。 ●クレーピングや空調用個別放熱器、ファンコンベクタ等、又は管末トラップは継続して供給され、変動量が少なく密閉されているため バケットやディスク式、ベローズ式に比すれば相応の効果は期待できると思われる。 ●余剰蒸気に関してはサーモ式のスチームトラップよりは性能的に優れているとは考えづらい。 (特に高圧蒸気や減圧部のドレンに関してはサーモ式よりフラッシュ蒸気が多くなると予想できる) のような事が予想できます。 と工場内部の恒温室空調の能力不足の誘引、破損、真空破壊による各種トラブルのリスクが高いため やめた方がいいのでは?(実際トラブルが起きると当社ばかりスクランブルで動かされるのでたまったものでない) 使用するにしても開放系の管末トラップのみにするべきと助言しています。 そこで実際にこの商品を使用なされたことがある方、事例ご存じの方(できればトラブル事例) また、その他の考察有られる諸先輩、諸先生方の意見をお聞きしたく、 こちらに相談させていただきます。 よろしくお願いします。 【ベンチュリ.jpg : 69.9KB】 |
いわゆるオリフィス式というトラップの類と思われます 可動部がないことによるメンテ費用削減と蒸気抜け現象をうたっておりますが… ドレン量が一定で正確に把握できる場合にメリットが出るはずです 起動時とか突変時とかどうするんでしょ? 当方も以前ユーザー工場より採用検討の依頼を受けましたが、メリットなしと判断しました 使用されるならユーザーさんと提案してきたメーカの自己責任で良いのではないのでしょうか ご参考までに、このスチームZさんはこの分野の大手で割合正直に説明されていると思います http://www.steam-z.com/about.html |
出張と連休はさんでチェックできませんでした。 スミマセン。 やはり、同様の意見ですね。 提案商社の自己責任ではありますが、当社は当該工場では自社設計のほかに その商社の案件も施工しておりますため、 必然的に当方が施工しなければならない状況にあります。 トラブル時にも費用は請求するとしても、突発異常の緊急案件が増えるのは 他現場、他客先に迷惑をかけることになるので いくらお金をもらってもやりたくない。と言う心境でした。 スチームzさんのHPみました。 容易に想定できる低不可時の動作状況が明確に書かれているのは好印象ですね。 再度押される場合にはこの資料を出してみようと思います。 ありがとうございました。 |
mu さん レスがついていますので、 確認していれば、返信のレスをお願いします。 (返信が無いと、読んでくれたのかどうか分かりませんので。。。) |
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━