Page 320 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ 会議室に戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼便所の換気について ひろぼう 03/10/9(木) 11:00 ┗Re:便所の換気について どらちゃん 03/10/10(金) 0:00 ┣Re:便所の換気について punpun 03/10/10(金) 10:56 ┗Re:便所の換気について ひろぼう 03/10/14(火) 8:54 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 便所の換気について ■名前 : ひろぼう ■日付 : 03/10/9(木) 11:00 -------------------------------------------------------------------------
現在、トラス階に1台の排風機があり5階床分の便所排気をしているのですが、1階は対象個所が多く、大きく2系統に分かれております。その1系統の末端便所の排気が極端に少なく異臭のクレームが発生しています。そこで、その1系統のメインダクトにブースターファンを設置して静圧を上げようかと思ったのですが、そうしますと、他の枝管に影響が出るかと思い悩んでいます。他に何か妙案がありましたら教えてください。 |
排風機の選定は、当然最遠の系統の圧損を考慮し適正に行われているものとしてお答えしますが、単純に各階の風量バランスがとれていないだけではないかと思います。要するに、他階が吸い過ぎ。各階枝ダクトのVDもしくは吸込口シャッターで風量調整できませんか? 万が一、風量調整するものが無い、もしくは排風機の能力不足が問題であるならば、誰がこんな設計したんだーって怒っても後の祭りでしょうから、他系統にVD等の風量調整機構取り付けか、おっしゃるようにブースターファン設置となるのでしょうか。根本的に排風機更新(能力UP)の必要性も有るかも…。(あってはほしくない事ですが) ブースターファン設置に関しては、他系統との合流点での風量,静圧バランス(当然過剰に押し込んではならない)と、排風機とのインターロックさえとっていれば可能でしょうが、これは、他系統の風量調整が不可の場合、事によっては換気量大幅増は難しいかもしれません。(排風機による当該合流点での静圧,風量に因ります) あと、同一排風機及びそのダクト系統で、1枝の換気量を増やそうとするのですから、いずれの方法をとっても、他の枝管に影響が出ないということはあり得ません。影響を考慮して全体のバランスをとり、要求された能力を満足させる事を、風量調整と言います。 |
どらちゃんさんとは別の側面で、 排気ファンはきちんと整備されているんでしょうか? Vベルトの緩みやシロッコファンの羽根に汚れはないでしょうか? まずこれらを確認、各系統の風量測定の上 どらちゃんさんがおっしゃる対策を講じれば良いかと思います |
レス有難うございました。 休みが入り遅れたことをお詫びします。 自分なりに色々調べた結果、どらちゃんの答えにもありますように他系統に押し込まないよう静圧を計算しブースターファンを設置する方向で進めたいと考えています。 PS:現状の排風機については機器の清掃はもちろん、各系統の風量調査も実施して全体的に設計風量を下回っていることを確認しているのですが、能力アップも出来ない事情があり、またコストも抑えて対応してくださいとの事なので...。 >排風機の選定は、当然最遠の系統の圧損を考慮し適正に行われているものとしてお答えしますが、単純に各階の風量バランスがとれていないだけではないかと思います。要するに、他階が吸い過ぎ。各階枝ダクトのVDもしくは吸込口シャッターで風量調整できませんか? > >万が一、風量調整するものが無い、もしくは排風機の能力不足が問題であるならば、誰がこんな設計したんだーって怒っても後の祭りでしょうから、他系統にVD等の風量調整機構取り付けか、おっしゃるようにブースターファン設置となるのでしょうか。根本的に排風機更新(能力UP)の必要性も有るかも…。(あってはほしくない事ですが) >ブースターファン設置に関しては、他系統との合流点での風量,静圧バランス(当然過剰に押し込んではならない)と、排風機とのインターロックさえとっていれば可能でしょうが、これは、他系統の風量調整が不可の場合、事によっては換気量大幅増は難しいかもしれません。(排風機による当該合流点での静圧,風量に因ります) > >あと、同一排風機及びそのダクト系統で、1枝の換気量を増やそうとするのですから、いずれの方法をとっても、他の枝管に影響が出ないということはあり得ません。影響を考慮して全体のバランスをとり、要求された能力を満足させる事を、風量調整と言います。 |
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