Page 3345 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ 会議室に戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼耐火二層管の区画貫通 前後1.0mについて お花箱 18/1/25(木) 15:51 ┣Re:耐火二層管の区画貫通 前後1.0mについて お花箱 18/1/25(木) 15:54 ┗Re:耐火二層管の区画貫通 前後1.0mについて masa 18/1/25(木) 23:57 ┗Re:耐火二層管の区画貫通 前後1.0mについて お花箱 18/1/26(金) 9:44 ┗Re:耐火二層管の区画貫通 前後1.0mについて 12BY7A 18/2/1(木) 19:19 ┗Re:耐火二層管の区画貫通 前後1.0mについて お花箱 18/2/2(金) 11:37 ┗Re:耐火二層管の区画貫通 前後1.0mについて 12BY7A 18/2/3(土) 0:11 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 耐火二層管の区画貫通 前後1.0mについて ■名前 : お花箱 ■日付 : 18/1/25(木) 15:51 -------------------------------------------------------------------------
現在、区画貫通の処理方法をまとめています。 過去の内容を色々参考にさせてもらっていますが、耐火二層管の区画貫通について一点分からないことが有ります。 評定条件で区画貫通後1.0mは耐火二層管としなさいと有るのですが、その1.0mの部分が75Aの場合、建設省告示第1422号を利用してしてVP75Aとする事は出来るのでしょうか? 今迄そのような事はした事が無いのでダメな気がしますが、色々調べてたら疑問に思ったので質問させてもらいました。 是非皆様の見解等お聞かせ願えませんでしょうか。 宜しくお願い致します。 |
すみません。 立管で耐火二層管を利用した場合です。 宜しくお願いします。 |
竪管が入っているPSが竪穴区画なのか、層間区画(各階で床がある場合)なのかで違ってきます。 竪穴区画の場合は、竪穴区画内の配管は、不燃材料のしばりは無くなります。 この場合は、耐火二層管に関しては、国土交通大臣認定を使わない方法が取れます。 各階で、防火区画壁を貫通する部分だけが、両側1mを不燃材料の配管とするか、告示適合の硬質ポリ塩化ビニール管(VP)、国土交通大臣認定防火区画貫通工法となっていれば良い事になります。 なお、告示適合とする場合は、防火区画壁貫通部から1m以内の耐火二層管は、原管をVPとしたものに限られます。(VUを原管としたものは、告示適合になりません) また、防火区画貫通部を別の国土交通大臣認定工法とする方法も取れます。 PSが層間区画(各階の床が防火区画)の場合は、床の貫通部を耐火二層管の認定工法とする場合が多いでしょう。(この場合は、耐火二層間の認定工法で施工する必要があります) 通常は、竪管を全て耐火二層管として、防火区画である床の貫通部から1m以内を耐火二層管とする事になります。(認定書の施工方法を確認する必要があります) なお、床貫通部を別の国土交通大臣認定工法とする事も可能です。(この場合は、耐火二層管の認定工法は使わない事になります) 整理すると、耐火二層管の認定工法を使用する場合は、認定書に記載の施工方法を使用する必要があり、施工方法に記載されていない方法は取れません。(防火区画貫通部から1m以内は、耐火二層管とし、告示適合の硬質ポリ塩化ビニール管を使用する事はできません) 耐火二層間の認定工法を使用しない場合は、別の国土交通大臣認定工法を使用するか、不燃材料の配管を防火区画貫通部の両側1m以内に使用する、もしくは告示適合の硬質塩化ビニール管(VP)を使用する事になります。 |
masaさん、返信ありがとうございました。 条件はPSが層間区画(各階の床が防火区画)の場合で考えていました。 やはり、評定条件は守らないといけないのですね。 耐火二層管は不燃材ではないと書かれていたので、配管を不燃材にすれば条件が良くなるので変更しても良いのかなと考えていました。 今まで耐火二層管を使えば区画貫通が出来る程度の認識しか無く、PS床貫通後の1.0mも不燃材で区画貫通した場合の前後1.0mだと思っていました。 今後は評定条件等もきちんと目を通すようにしていきたいと思います。 |
こんばんは 耐火二層管の貫通前後の1mって、管の延長では無いはずです。貫通部から直線距離で1mの中にある管は耐火二層管でなければならない評定が多かった気がします。 洗濯機パンとかUBとかの樹脂トラップが付く場合、一度直線距離1mの外に出して戻さないとなりません。 共同住宅だと、これが面倒な位置にPSがあることが多いので、思い切って熱膨張樹脂のタイプでやってしまいますが、高いのが欠点ですかね。 評定書の図面を再確認してみてください。結構引っかかってしまう建物ありますよ。 |
12BY7Aさん、回答ありがとうございます。 文章として、配管長ではなく半径1.0mと書くのはそういう事を示しているのですね。 追加でお聞きしたいのですが、層間区画の貫通処理を耐火二層管で行う場合と、 延焼防止機能付きの集合管で行う場合の選択は何を基準に決めたらよいのでしょうか? どちらで行うか指示される場合は良いのですが、今後自分で計画する場合の参考としてアドバイスを頂けないでしょうか。 選択基準は下記の@、Aの内容になるのかなと思っているのですが、明確にどちらが良い、悪いは無いのかなと、、会社によりけりなのでしょうか? @耐火二層管の場合は、評定条件を守る必要がある。保温・遮音材が不要。 A集合管の場合は、貫通後の配管を塩ビ等で行える。保温・遮音材が必要。 |
こんばんは 共住区画とか防火区画貫通は、金属管以外だと評定とか認定とかを用いますが、その評定・認定内容に完全に合致しないとなりません。 ここで問題なのが、VPに熱膨張樹脂(あえて商品名はだしませんが)を用いたものって、管の保温が記載されていないものが多いので、厳格には貫通後1mは保温できないはずです。(ま、こちらの消防は見逃してくれますが) 集合管のそれって詳しく見たことありませんが、保温は気をつけた方が良いです。 @、Aの選択は、建物の構造により選択することになりますが、@は樹脂トラップの問題がでなければ採用しやすいですね。 Bとして、VPに熱膨張樹脂の評定・認定工法を選択できます。 どれが良いではなく、建物によって変わります。楽に作れる方を選択されてください。 貫通部関係以外で保温が工期的に難しいのであれば、保温付きVP的な発想で耐火二層管を用いる場合もあります。この場合、耐火工法ではないので、目地はALGCテープなどで仕上げても良いことになります。 ネットで評定・認定条件を検索して、予算にあった作りやすいものを選んでください。会社によりけりではなく対象建物によってだと思います。 |
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