Page 3402 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ 会議室に戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼ガス給湯器の号数の選定について きゅっと 18/6/25(月) 19:50 ┣Re:ガス給湯器の号数の選定について LA 18/6/26(火) 9:48 ┃ ┗Re:ガス給湯器の号数の選定について きゅっと 18/6/26(火) 13:14 ┃ ┗Re:ガス給湯器の号数の選定について NIN 18/6/26(火) 14:22 ┃ ┗Re:ガス給湯器の号数の選定について きゅっと 18/6/26(火) 14:53 ┃ ┗Re:ガス給湯器の号数の選定について NIN 18/6/26(火) 15:28 ┃ ┗Re:ガス給湯器の号数の選定について きゅっと 18/6/26(火) 15:38 ┃ ┣Re:ガス給湯器の号数の選定について ガメラ7 18/6/26(火) 16:24 ┃ ┗Re:ガス給湯器の号数の選定について NIN 18/6/26(火) 16:26 ┃ ┗Re:ガス給湯器の号数の選定について きゅっと 18/6/26(火) 17:18 ┃ ┗Re:ガス給湯器の号数の選定について masa 18/6/27(水) 1:21 ┃ ┗Re:ガス給湯器の号数の選定について きゅっと 18/6/27(水) 13:45 ┃ ┗Re:ガス給湯器の号数の選定について 猫の下僕生活 18/6/27(水) 14:31 ┃ ┗Re:ガス給湯器の号数の選定について きゅっと 18/6/27(水) 15:44 ┗Re:ガス給湯器の号数の選定について 猫の下僕生活 18/6/26(火) 13:22 ┗Re:ガス給湯器の号数の選定について きゅっと 18/6/26(火) 14:43 ─────────────────────────────────────── ■題名 : ガス給湯器の号数の選定について ■名前 : きゅっと ■日付 : 18/6/25(月) 19:50 -------------------------------------------------------------------------
茶本を見て補正給湯量(=42℃)までは計算式で出せましたが、茶本の図2-1は出湯量が16L/min、号数20号までしかなく、それを超えた出湯量の場合どうやって決めればいいのでしょうか? あと、不思議なのですが、号数は「水温+25度のお湯を1分間に何リットル出すことができるか」、だと思いますが、なぜ42℃なのでしょう?計算式では給水温度(≒5)となってます。30℃ではなく42℃になる理由を教えてもらえないでしょうか? |
あまりにも 設計条件が わからない部分があるのですが 使用用途はどんな施設で。 どういう使用目的なのでしょうか? それによっても 違ってくると思慮します。 号数の条件ですが、 基本的にシャワー温度や 浴槽への給湯温度がおおむね42℃である事を 考慮して42℃設定にされている筈です。 施設等であれば、余裕値を見て。 加熱能力を60℃-5℃で設定して 能力値を算定する場合もあります。 この条件は人間が直接浴びた時に 火傷になっても重症になりにくい 60℃の給湯で供給し、水と混合して 基本的に給湯使用する事が多い為です。 余談ですが 給湯温度を高く設定すれば、 給湯量は水で割る事で少なく済みますが 直接浴びた場合は死亡に至る危険性もあり (過去にビジネスホテルで経済性を最優先した結果。 シャワー交換で直接熱湯を浴びたホテル関係者や メンテナンス社員が死亡した事例があります。) 配管・腐食の観点から 60℃以上で設定する事は 設計上好ましくないと思慮します。 |
例えば学校の調理室の場合で 水栓5L/min 12ヶ所 同時使用48%だと給湯量29L/min 加熱能力は茶本の計算式より123kW 補正給湯量44L/minになると思うのですが、ここから給湯器が何号になるのか 表にのってないので分からないのです。 みなさんは号数どのようにされてるのですか? |
必要な能力KW数がわかっているならそれを1号あたりのGWの加熱能力で単純にわればいいだけです。 1号湯沸し器=1.0(比熱)X60L/HX25=1500KCAK/H ≒ 1.75KWだから 123KW/1.75KW=70号相当 GWは20号、24号、32号、50号、(マルチ)となるので マルチ型のGWであれば24号X3台連結型=72号相当もあったと思います 余裕をみすぎておおきくすると消防署が火気設置基準でうるさいのはいつものとおり |
NINさん、猫の下僕生活さんに返信している間に123kWの回答いただきましてありがとうございます。 123kW÷1.75=70.3 29(60-5)=25・G=63.8 それぞれの計算方法で微妙に号数が違うのですがどちらの方法を使えばよいでしょうか…? |
茶本の計算値のK(安全率)を1にしてみてください そうすると123KWが111KWとなり 111KW/1.75KW=63.4号となり同じになります 安全を見るかどうかの話です。 実機は表示能力以上が出ないといけないので実際の出力は号数より少し大きくとっています。(実機は号数表示以上の余力を少しもっています) |
なるほどです!よくわかりました。 すみません、ちなみに茶本では号数は42℃に補正して計算するようになっています。 このことについてはどう思われますか? 加熱能力の算定で、60℃ではなく42℃で計算すべきなのかなと思いまして。 あとはこれだけが疑問点です。よろしくお願いします! |
湯温42℃の秘密をお教えしましょう。 湯沸し器の号数決定は、水温+25℃ですね。 この水温の基準は日本冷凍空調工業会の基準で、業務用給湯機はJRA4060 家庭用給湯機はJRA4050でそれぞれ外気温と給水温が決められており、 給湯機の性能表示でこの温度基準を使用します。 中間期での外気温が16℃、給水温は17℃となっております。 従って、17℃+25℃=42℃になります。 ただ、通常風呂の湯温は42℃前後ですので、逆に42℃-25℃=17℃なので 工業会が水温基準を17℃にしたかもしれません? ニワトリが先か卵が先かですね。 |
大容量が必要な大型給湯機では従来では熱源と貯湯槽の組み合わせが一般的でした。貯湯槽に貯める貯湯温度を60℃、実際にカランからが出る実際の使用温度を42℃で計算します。用途により厨房などで60℃以上の高温が必要な計算も出てくる場合もあります。逆に幼児用のお風呂のカランなどは火傷防止のためミキシングバルブで温度を落とし中温にしてから別配管給湯する場合もあります。 これからいろいろな事例ででてくることがあると思います |
お二方ともありがとうございます。42℃の謎は解けましたが やはりいまいち理解できていないかもしれません。 60℃の計算は関係なく、給湯器を選定する時は42℃で計算して 83kW÷1.75kW≒47 で50号1台でよいということでしょうか。 でもそうすると60℃の計算は必要ないですよね。 なんだか考えすぎて頭がオーバーヒートしてきました。 変なこと聞いていたらすみません。 |
必要給湯量を、使用場所の湯温で計算する場合は、基本的に60℃での給湯量に対する補正は必要ありません。 ただし、カランなどの必要給湯量の原単位が、60℃の給湯温度で作られているので、原単位から必要給湯量(60℃給湯量)を求めた場合は、ガス給湯器の出湯温度で、ガス給湯器の給湯量を補正する必要があると言う事です。(ガス給湯器でも、60℃出湯は可能ですが、使用場所で水と混合する必要があるので、高温の湯での熱傷を防止する為に、給湯配管などは、使用温度(42℃)で算定する方が安全なので、給湯量を使用温度で補正する必要があると言う事でしょう) 42℃は、浴槽への給湯の最低温度で設定されているだけだと思います。(出典は、公衆浴場法の浴槽最低温度である42℃でしょう。) なお、循環式の中央給湯の場合は、レオジネラ菌対策の為に、給湯循環温度は、55℃〜60℃に設定されます。(この場合は、60℃の給湯温度で作られた原単位がそのまま使えます) なお、55℃〜60℃以上の高温給湯を行う場合は、必ずシングルレバー混合水栓の完全混合型もしくは、サーモスタット付混合水栓を使用するなど、熱傷を防止する対策が必要です。(高温貯湯の貯湯式給湯器の場合は、給湯器を完全混合出湯型などにする方法も取れます) |
ありがとうございます。ようやく分かったような気がします。 例)調理室 水栓数8 水栓給湯量5L/min 同時使用率55% @器具種別給湯量Q=5*8*0.55=22l/min A加熱能力H=0.0698*1.1*22*(60-5)=93kW B補正給湯量=22*(60-5)/(42-5)=32.7L/min 猫の下僕生活さんが仰っていた「1リットルの水を1分間に25度加熱できる能力=1号」というところから32.7L/min≒33号 選定としては32号×1台(足りない?) 以上で合っているか教えてください。(選定だけならAは必要ないかもしれませんが) 設計根拠として給湯器号数算定書を作成しないといけないので、上記計算が合っていればこの方法で選定しようと思っています。 よろしくお願いします。 |
ようやく分かってないですね〜 Aの93kWから 93÷1.75≒53 →55号×1台 Bの42℃、32.7L/minから (42-5)×32.7/25=48.4 安全率1.1として 48.4×1.1=53.2 →55号×1台 数字遊びのパズルをしているようで本質を見失っているように見えます。 頑張ってくださいね。 |
すいません、教えていただいた1.75kw、安全率の件をうっかり失念しておりました…。 42℃の場合(42-5)×32.7/25=48.4 60℃の場合(60-5)×22/25=48.4 H=0.0698*1.1*22*(60-5)≒93 93÷1.75≒53 H=0.0698*1.1*32.7*(42-5)≒93 93÷1.75≒53 と同じことになるのですね。 選定としては安全率を見込むなら55号見込まないなら50号ということですか。 とてもすっきりしました。 勉強不足でお恥ずかしい限りですが、みなさんに根気よく教えていただいたおかげで、算定書を作成できそうです。 本当にありがとうございました。 |
ちょっと理解されているニュアンスが違うと思うんですよ。 号数で表しているの出湯量ではなく加熱能力です。 1号=1リットルの水を1分間に25度加熱できる能力、です。 なので、目的の給湯温度と給湯量に合わせて加熱能力=号数を決めるのです。 Q:給湯量 L/min tc:給水温度 ℃ th:給湯温度 ℃ G:号数 とすると Q(th-tc)=25・G です。 |
そうなんですね、勘違いしていました。 先の例で計算すると Q:29L/min tc:5℃ th:60℃ 29(60-5)=25・G G=63.8となり32号×2台でよいということでしょうか。 茶本の0.0698・K・Q(th-tc)で計算した加熱能力123kWは何も関係しないのでしょうか? |
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